次世代ターミナル Warp と Amazon Athena を MCP で接続(CData Connect AI)

Yazhini G
Yazhini G
Technical Marketing Engineer
次世代ターミナル Warp から Amazon Athena のデータを操作する手順を解説。CData Connect AI の Remote MCP Server で接続を設定し、Warp Agent にリアルタイムの Amazon Athena のデータを自然言語で操作させます。

Warp は、モダンなターミナルと AI エージェントを組み合わせたエージェント型の開発環境です。大規模言語モデル(LLM)との対話や Model Context Protocol(MCP) サーバーとの連携に対応しているため、ターミナルを離れることなく、エージェントから外部のリアルタイムデータソースにアクセスできます。

Warp 組み込みの MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、Warp Agent はガバナンスの効いたリアルタイムの Amazon Athena のデータにアクセスできるようになります。連携用のコードを書かなくても、Amazon Athena のデータの探索や自然言語での質問、レコードの操作ができます。

この記事では、Connect AI での Amazon Athena 接続の設定、Warp での CData MCP Server の設定、Warp Agent からリアルタイムの Amazon Athena のデータを操作する方法の3点をご紹介します。

Amazon Athena とのデータ連携について

CData は、Amazon Athena のリアルタイムデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:

  • IAM 認証情報 (クレデンシャル)、アクセスキー、インスタンスプロファイルなど、さまざまな方法で安全に認証できます。多様なセキュリティニーズに対応し、認証プロセスを簡素化します。
  • 詳細なエラーメッセージにより、セットアップを効率化し、問題を迅速に解決できます。
  • サーバーサイドでのクエリ実行により、パフォーマンスを向上させ、クライアントリソースへの負荷を最小限に抑えます。

ユーザーは、Tableau、Power BI、Excel などの分析ツールと Athena を統合し、お気に入りのツールから詳細な分析を行うことができます。

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ステップ 1:Warp 用に Amazon Athena への接続を設定

Warp から Amazon Athena への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Warp からAmazon Athena のデータを操作するために、まず Connect AI で Amazon Athena のコネクションを作成・設定していきましょう。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
  2. Connect AI での接続の追加
  3. Add Connection パネルから Amazon Athena を選択
  4. データソースの選択
  5. Amazon Athena に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法

    それでは、早速Athena に接続していきましょう。

    データに接続するには、以下の接続パラメータを指定します。

    • DataSource:接続するAmazon Athena データソース。
    • Database:接続するAmazon Athena データベース。
    • AWSRegion:Amazon Athena データがホストされているリージョン。
    • S3StagingDirectory:クエリの結果を保存するS3 フォルダ。

    Database またはDataSource が設定されていない場合、CData 製品はAmazon Athena の利用可能なデータソースからすべてのデータベースのリスト化を試みます。そのため、両方のプロパティを設定することでCData 製品のパフォーマンスが向上します。

    Amazon Athena の認証設定

    CData 製品は幅広い認証オプションに対応しています。詳しくはヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してみてください。

    AWS キーを取得

    IAM ユーザーの認証情報を取得するには、以下のステップをお試しください。

    1. IAM コンソールにサインインします。
    2. ナビゲーションペインでユーザーを選択します。
    3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してからセキュリティ認証情報タブに移動します。

    AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには、以下のステップをお試しください。

    1. ルートアカウントの認証情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
    2. アカウント名または番号を選択します。
    3. 表示されたメニューでMy Security Credentials を選択します。
    4. ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成するには、Continue to Security Credentials をクリックし、[Access Keys]セクションを展開します。

    その他の認証オプションについては、ヘルプドキュメントの「Amazon Athena への認証」を参照してください。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. 「Save & Test」をクリック
  7. Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
  8. 権限の更新

Personal Access Token の追加

Personal Access Token(PAT)は、Warp から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御をきめ細かく保つため、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
  2. Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
  3. PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
  4. 新しい PAT の作成
  5. 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません

Amazon Athena のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Warp は Connect AI 経由で Amazon Athena のデータに接続する準備が整いました。

ステップ 2:Warp で Connect AI を設定

続いて、Warp で Warp Agent を有効にし、LLM プロバイダーと Connect AI の MCP エンドポイントを設定します。これで、エージェントがリアルタイムデータのツールを検出・呼び出せるようになります。

  1. Warp をダウンロード・インストールし、Warp アカウントにサインアップまたはログインします
  2. ウィンドウ左上の Tabs panel アイコンをクリックするか、Ctrl + Shift + B を押します Warp で Tabs panel を開く
  3. Settings をクリックして Agents を展開し、Warp Agent を選択して Warp Agent のトグルをオンにします Settings で Warp Agent を有効化

LLM プロバイダーの設定

Warp Agent がプロンプトを解釈し、どの MCP ツールを呼び出すかを判断するには、LLM プロバイダーが必要です。お好みのプロバイダーの API キーを追加しましょう。

  1. 同じ Warp Agent ページで、Custom Inference セクションまでスクロールします
  2. 使用する LLM プロバイダー(OpenAI、Anthropic、Google など)の API キーを入力します Custom Inference で LLM の API キーを追加

Connect AI MCP Server の追加

  1. Agents の下にある MCP servers をクリックし、 Add をクリック Warp で新しい MCP サーバーを追加
  2. Add New MCP Server エディターに、以下の JSON 設定を貼り付けます:
    {
      "mcpServers": {
        "CData_Connect_AI": {
          "url": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp",
          "headers": {
            "Authorization": "Basic your_base64_encoded_email_PAT"
          }
        }
      }
    }

    注意:Connect AI のユーザーメールアドレスと PAT を email:PAT の形式で組み合わせ、その文字列を Base64 エンコードして先頭に Basic を付けてください。例えば [email protected]:ABC123...XYZ の場合、ヘッダーの値は Basic dXNlckBteWRvbWFpbjphSzkvbVB4Mi9Rcjd2TjQ... のような値になります

    Connect AI MCP Server の設定
  3. Save をクリックして MCP サーバーを追加
  4. My MCPs に CData_Connect_AI が表示され、トグルが有効になっていてツールが利用可能な状態であることを確認します Warp で Connect AI MCP Server が有効になっていることを確認

MCP サーバーと LLM プロバイダーの設定が完了したので、Warp Agent は Connect AI 経由でリアルタイムの Amazon Athena のデータを操作できる状態になりました。

ステップ 3:Warp Agent からリアルタイムの Amazon Athena のデータを操作

それでは、Warp Agent で自然言語のプロンプトを使って、リアルタイムの Amazon Athena のデータを探索してみましょう。

  1. 左ナビゲーションバーの アイコンをクリックし、Agent を選択 Warp で新しいエージェントの会話を開始
  2. データを操作するプロンプトを入力します。例:
    • CData_Connect_AI の MCP 接続で利用可能なデータソースを一覧表示して
    • Amazon Athena で探索できる内容を教えて
    • Amazon Athena のデータから最新のレコードを 5 件取得して
    Warp Agent にプロンプトを入力
  3. エージェントが Connect AI MCP Server を呼び出し、Amazon Athena のデータをリアルタイムで取得して返します Warp Agent からリアルタイムデータを操作

これで Warp Agent が Connect AI MCP Server を呼び出し、Remote MCP ツールを通じてリアルタイムの Amazon Athena のデータを操作できるようになりました。ここまでの操作はすべてターミナル上で完結します。

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