Google Forms のデータをPower Automate Desktop と連携する方法|ODBC接続でCSVファイルを自動生成
CData ODBC Driverを使うと、Power Automate DesktopからGoogle Formsのデータにノーコードで接続し、CSVファイルへの自動出力フローを約10分で構築できます。
Power Automate Desktop は、さまざまなファイルやサービスの処理を自動化できるMicrosoft のRPA サービスです。Power Automate Desktop をCData ODBC ドライバと組み合わせることで、ネイティブではサポートされていない多くのSaaS / クラウドDB のデータを扱えます。この記事ではCData ODBC Driver for API を使って、Power Automate Desktop からGoogle Forms のデータを使えるようにします。サンプルとしてGoogle Forms のデータから特定のテーブルを選んで自動でCSV ファイルを生成します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。
- Google Forms をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
- Power Automate Desktop をはじめとする多様な自動化ツールやノーコードアプリ、BI ツールにGoogle Forms のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてGoogle Forms の接続を設定、2.Power Automate 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとGoogle Forms への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからAPI ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。「Microsoft ODBC データソースアドミニストレーター」を開いて設定を行うことも可能です。
まず、Profile 接続プロパティをディスク上の Google Forms プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\GoogleForms.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティを Google Forms の接続文字列に設定します(以下を参照)。
Google Forms API プロファイル設定
Google Cloud Console でプロジェクトを作成し、Google Forms API を有効化して OAuth 2.0 認証情報を作成し、Client ID と Client Secret を取得します。
Power Automate Desktop では、設定したGoogle Forms のDSN 名のほかに、使用するテーブル名が必要です。テーブル名は、ODBC DSN 構成画面の「テーブル」タブで確認可能です。使うテーブルもしくはビューの名前をコピーして控えておくとよいでしょう。
標準のGoogle Forms コネクタとODBC Driver 接続の違い
Power Automate(クラウドフロー)には個別サービス向けの標準コネクタが用意されていますが、ODBC Driver経由の接続には次のような違いがあります。
| 項目 | 標準Google Forms コネクタ(個別アクション) | CData ODBC Driver(SQL接続) |
|---|---|---|
| 操作方法 | 用意された定型アクションを組み合わせて操作 | SELECT / WHERE などSQL文で自由にデータを指定 |
| 対応ツール | Power Automate(クラウドフロー)中心 | Power Automate Desktop、Excel、Tableauなど270以上のツールで共通利用 |
| データの絞り込み | アクションが提供するパラメータの範囲内 | WHERE句・JOINなどSQLの表現力をフル活用 |
| 学習コスト | サービスごとのアクション仕様を都度学習 | 一度習得したSQLの知識をそのまま他ツールにも流用 |
Power Automate Desktop でGoogle Forms のデータを利用するフローを作成
Power Automate Desktop でフローを作成していきます。Power Automate Desktop を立ち上げて、「新しいフロー」をクリックします。任意のフロー名を入力して、新規のフローを作成します。
以下の順番でフローを作成していきます。
SQL 接続の設定
Power Automate Desktop から、CData ODBC ドライバでGoogle Forms に接続する場合にはデータベース接続のアクションを使います。まず最初に「SQL 接続を開く」アクションを配置して、先ほど設定したODBC DSN への接続設定を行います。
「SQL 接続を開く」の設定画面で、Google Forms のDSN を「DSN= CData API Source;」の形で指定します。
SQL ステートメントの実行
続いてデータを取得するクエリを実行するために「SQL ステートメントの実行」を配置します。設定画面に以下を設定します。
- 接続の取得方法:SQL 接続変数
- SQL 接続:%SQLConnection%
- SQL ステートメント:SELECT * FROM Forms
- タイムアウト:任意
これでSQL でGoogle Forms にクエリをすることができます。豊富なSQL の設定が可能です。
CSV ファイルの生成
この例では、取得したGoogle Forms のデータをCSV ファイルとして保存します。では、CSVファイルの生成アクションを設定します。アクションから「CSV ファイルに書き込みます」を配置します。
取得したアプリのデータが格納されている「%QueryResult%」を書き込む変数に指定します。生成先のファイルパスを指定します。列名を含めたい場合には「Advanced」の「列名を含めます」にチェックを入れます。
SQL 接続を閉じる
最後に、接続したODBC 接続をクローズします。「SQL接続を閉じる」をフローに配置します。
閉じるコネクションを指定して保存します。
これで、Google Forms のデータをCSV に保存するPower Automate フローが完成しました。実行ボタンを押してオートメーションを実行しましょう。
まとめ
Google Forms とPower Automate Desktop の連携は、1.CData ODBC Driver でGoogle Forms への接続を設定、2.Power Automate Desktop でSQL接続・SQL実行・CSV出力・接続クローズのフローを組む、という2ステップで完成します。標準コネクタでは難しい柔軟な絞り込みや一括抽出も、SQL 1文で実現できる点が大きなメリットです。なお、本記事の手順は2026年8月時点のPower Automate Desktop UIおよびCData ODBC Driver for APIで検証しています。
Google Forms × Power Automate Desktop 連携のよくある質問
- Power Automate DesktopからGoogle Formsに接続するのにプログラミングは必要ですか?
- いいえ、不要です。CData ODBC DriverとPower Automate DesktopのSQL接続アクションを組み合わせれば、ノーコードでGoogle Formsのデータを取得できます。
- Google Forms ODBC Driverと標準のGoogle Formsコネクタ(Power Automateアクション)の違いは何ですか?
- 標準アクションは用意された個別操作の組み合わせですが、ODBC DriverはSQL文でGoogle Formsのデータを柔軟に取得・加工できます。
- Power Automate Desktop以外の自動化ツールからもGoogle Formsのデータを利用できますか?
- できます。CData ODBC DriverはPower Automate Desktopに加え、ExcelやTableauなど270以上のツールからGoogle Formsデータへの接続に対応します。
- Google Forms ODBC Driverの無償トライアルはありますか?
- あります。30日間、製品版と同じ全機能を無料でお試しいただけます。
日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。Power Automate Desktop 以外のODBC 対応ツールからGoogle Formsに接続する方法はGoogle Forms 連携記事一覧にまとめていますので、あわせてご確認ください。ODBC Driver自体の詳細な仕様や対応データソース一覧はCData ODBC Driver の製品ページでご覧いただけます。
Google Forms からPower Automate へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください。このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをPower Automate Desktop からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。