PHPからJD Edwardsのデータに接続する方法|ODBC接続3ステップ
CData ODBC Driver for JDEdwards は、PHP アプリケーションからJD Edwards のデータへの連携を実現します。本記事では、JD Edwards のデータをPHP のビルトインODBC 機能でクエリする手順を説明します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- JD Edwards をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにJD Edwards のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてJD Edwards の接続を設定、2.PHP 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとJD Edwards への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからJDEdwards ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
JD Edwards に接続するDSN を作成します。
- まずODBC DSN に必要な接続プロパティの値を入力します。インストールが終わると、自動的にODBC DSN 設定画面が起動します。ODBC データソースアドミニストレータを使用してDSN を作成および設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章を参照してください。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
JD Edwards への接続の確立
odbc_connect を呼び出して、JD Edwards への接続を開きます。 odbc_pconnect メソッドでも可能です。コネクションを閉じるには、odbc_close もしくはodbc_close_all を使います。
$conn = odbc_connect("CData JDEdwards Source","user","password");
コネクションはodbc_connect で開かれ、スクリプトが終わると終了します。odbc_pconnect メソッドで開いたコネクションは、スクリプトが終わっても開いたままです。これにより同じクレデンシャルであれば他のスクリプトでコネクションを共有することが可能です:
$conn = odbc_pconnect("CData JDEdwards Source","user","password");
...
odbc_close($conn); //persistent connection must be closed explicitly
エレメントの作成
odbc_prepare を使って、Prepared ステートメントおよびパラメータライズドクエリを作成します。
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM AccountsPayable.AccountLedger WHERE BusinessUnit = ?");
クエリの実行
Prepared ステートメントをodbc_execute を使って実行します。
$conn = odbc_connect("CData JDEdwards Source","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM AccountsPayable.AccountLedger WHERE BusinessUnit = ?");
$success = odbc_execute($query, array('100'));
Non-Parameterized クエリは、odbc_exec を使います。
$conn = odbc_connect("CData JDEdwards Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM AccountsPayable.AccountLedger");
結果の処理
odbc_fetch_array ファンクションの結果セット配列としてアクセスします。
$conn = odbc_connect("CData JDEdwards Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM AccountsPayable.AccountLedger");
while($row = odbc_fetch_array($query)){
echo $row["DocumentNumber"] . "\n";
}
odbc_result_all ファンクションで、結果セットをHTML テーブルとして表示します。
$conn = odbc_connect("CData JDEdwards Sourcee","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM AccountsPayable.AccountLedger WHERE BusinessUnit = ?");
$success = odbc_execute($query, array('100'));
if($success)
odbc_result_all($query);
サンプルクエリのテスト
スタンドアロンのテスト環境をたちあげる簡単な方法はPHP のビルトインテストサーバーを使うことです。やっていきましょう。
PHP の最新版のバイナリのダウンロード。
フォルダにファイルを入れる。
フォルダを開く。
php.ini-development をphp.ini に変更。
ブラウザからテストスクリプトにアクセスするためのコマンドを実行。
php -S localhost:8000 -t C:\path-to-your-scripts -c C:\path-to-php\php.ini
他のサンプルクエリ
サポートされているSQL の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。上記のサンプルは、PHP のコミュニティドキュメントを参考に、JD Edwards 向けに最適化したものです。
JD Edwards からPHP へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。