Meta MuseからPaylocity のデータに連携する方法(Connect AI)

CData Connect AI でMeta の AI エージェント Muse からPaylocity のデータにセキュアにアクセス・操作できるようにします。

Muse は、Muse Spark モデルをベースに開発された Meta のパーソナル AI エージェントで、iOS、Android、Web で利用できます。リモートModel Context Protocol(MCP)サーバーに接続できるため、データソースを Muse に指定すればエージェント側でリアルタイムデータのツールを検出して呼び出せるようになります。

Muse を Remote MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、Muse はガバナンスの効いたリアルタイムのPaylocity のデータへアクセスできるようになります。自然言語のプロンプトでデータの探索、レコードの取得、オブジェクトの操作が行えます。なお、すべてのリクエストは認可されたデータソースに対して実行されます。

この記事では、Connect AI での Paylocity 接続設定、Personal Access Token の生成、Muse での Connect AI Remote MCP Server へのカスタムコネクタの作成、そして Muse からリアルタイムPaylocity データを操作する手順をご紹介します。

ステップ 1:Meta Muse 用に Paylocity への接続を設定

Muse から Paylocity への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Muse からPaylocity のデータを操作するために、まず Connect AI で Paylocity のコネクションを作成・設定していきましょう。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
  2. Connect AI での接続の追加
  3. Add Connection パネルから Paylocity を選択
  4. データソースの選択
  5. Paylocity に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Paylocity への接続を確立するには以下を設定します。

    • RSAPublicKey:Paylocity アカウントでRSA 暗号化が有効になっている場合は、Paylocity に関連付けられたRSA キーを設定。

      このプロパティは、Insert およびUpdate ステートメントを実行するために必須です。この機能が無効になっている場合は必須ではありません。

    • UseSandbox:サンドボックスアカウントを使用する場合はTrue に設定。
    • CustomFieldsCategory:Customfields カテゴリに設定。これは、IncludeCustomFields がtrue に設定されている場合は必須です。デフォルト値はPayrollAndHR です。
    • Key:Paylocity の公開鍵で暗号化されたAES 共通鍵(base 64 エンコード)。これはコンテンツを暗号化するためのキーです。

      Paylocity は、RSA 復号化を使用してAES 鍵を復号化します。
      これはオプションのプロパティで、IV の値が指定されていない場合、ドライバーは内部でキーを生成します。

    • IV:コンテンツを暗号化するときに使用するAES IV(base 64 エンコード)。これはオプションのプロパティで、Key の値が指定されていない場合、ドライバーは内部でIV を生成します。

    OAuth

    OAuth を使用してPaylocity で認証する必要があります。OAuth を使用する場合、ユーザーはブラウザ経由でPaylocity と通信して認証する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントのOAuth セクションを参照してください。

    Pay Entry API

    Pay Entry API はPaylocity API の他の部分と完全に分離されています。個別のクライアントID とシークレットを使用し、アカウントへのアクセスを許可するにはPaylocity から明示的にリクエストする必要があります。 Pay Entry API を使用すると、個々の従業員の給与情報を自動的に送信できます。 Pay Entry API が提供する機能は非常に限定的であるため、CData では個別のスキーマを提供しないことを選択しましたが、UsePayEntryAPI 接続プロパティを介して有効にできます。

    UsePayEntryAPI をtrue に設定する場合は、CreatePayEntryImportBatch、MergePayEntryImportBatch、Input_TimeEntry、およびOAuth ストアドプロシージャのみ利用できることに注意してください。 製品のその他の機能を使用しようとするとエラーが発生します。また、OAuthAccessToken を個別に保存する必要があります。これは、この接続プロパティを使うときに別のOAuthSettingsLocation を設定する必要があるという意味です。 接続の設定(Salesforce の例)

  6. 「Save & Test」をクリック
  7. Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
  8. 権限の更新

Personal Access Token の追加

Personal Access Token(PAT)は、Muse から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御の粒度を維持するために、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
  2. Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
  3. PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
  4. 新しい PAT の作成
  5. 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません

Paylocity のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Muse は Connect AI 経由でPaylocity のデータに接続する準備が整いました。

ステップ 2:Meta Muse で Connect AI MCP Server へのカスタムコネクタを作成

Muse には「MCP サーバーを追加する」ための設定フォームがありません。その代わり、Connect AI Remote MCP Server を指すカスタムコネクタを作ってほしい、と Muse に自然言語で依頼します。Connect AI Remote MCP Server は Streamable HTTP に対応した、ホスト型のパブリック HTTPS エンドポイントです。Muse は公式の MCP SDK を使ってセキュアな VM 上にコネクタを構築し、利用可能な Connect AI のデータツールを検出して呼び出します。

  1. iOS、Android、Web のいずれかで Muse を開き、新しいチャットを開始します
  2. Connect AI Remote MCP Server へのカスタムコネクタを作成するよう Muse に依頼します。その際、サーバーの URL と、エンドポイントが Streamable HTTP で動作するホスト型 MCP サーバーであることを伝えます。例:
    CData Connect AI へのカスタムコネクタを作成してください。https://mcp.cloud.cdata.com/mcp で公開されている Streamable HTTP 対応のホスト型 MCP サーバーで、Authorization ヘッダーが必要です。
  3. Muse が資格情報の入力を求めてきたら、チャットとは別のセキュアな入力フローが開き、入力した値は Secure Credentials Store に保存されます。Authorization ヘッダーの値を Basic your_base64_encoded_email_PAT の形式で入力します

    注意:Authorization の値は、email:PAT を Base64 エンコードし、先頭に Basic を付けたものです。この値は必ず Muse のセキュアな資格情報入力画面で入力し、チャット欄には絶対に入力しないでください。

  4. Muse が Connect AI MCP Server に接続し、利用可能なデータツールの一覧を表示します。カスタムコネクタの確認内容をチェックして Continue をクリックします。Muse から連携をスキルとして保存するか尋ねられたら yes を選択しておくと、以降のすべてのチャットでコネクタを利用できます Continue をクリック

カスタムコネクタを保存すると、どのチャットからでも Connect AI のツールを使えるようになります。

ステップ 3:Meta Muse からリアルタイム Paylocity のデータ を操作

連携設定が完了したら、Muse から自然言語のプロンプトでリアルタイムPaylocity のデータを操作してみましょう。

  1. Muse のチャットで、Connect AI コネクタを使うプロンプトを入力します。例:
    • CData Connect AI コネクタを使って、利用可能なコネクションを一覧表示して
    • Paylocity で利用可能なオブジェクトとフィールドを表示して
    • Paylocity から上位 5 件のレコードを取得して
  2. Sentinel のダイアログが表示されたら、ツールの呼び出しを承認します
  3. Muse が Connect AI MCP Server を呼び出し、Paylocity のデータのリアルタイム結果を返します Muse からのリアルタイムデータのクエリ

これで Muse が Connect AI MCP Server と通信し、チャットから直接 Remote MCP ツールを通じてリアルタイムPaylocity のデータを取得できるようになりました。

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