次世代ターミナル Warp と Presto を MCP で接続(CData Connect AI)

Yazhini G
Yazhini G
Technical Marketing Engineer
次世代ターミナル Warp から Presto のデータを操作する手順を解説。CData Connect AI の Remote MCP Server で接続を設定し、Warp Agent にリアルタイムの Presto のデータを自然言語で操作させます。

Warp は、モダンなターミナルと AI エージェントを組み合わせたエージェント型の開発環境です。大規模言語モデル(LLM)との対話や Model Context Protocol(MCP) サーバーとの連携に対応しているため、ターミナルを離れることなく、エージェントから外部のリアルタイムデータソースにアクセスできます。

Warp 組み込みの MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、Warp Agent はガバナンスの効いたリアルタイムの Presto のデータにアクセスできるようになります。連携用のコードを書かなくても、Presto のデータの探索や自然言語での質問、レコードの操作ができます。

この記事では、Connect AI での Presto 接続の設定、Warp での CData MCP Server の設定、Warp Agent からリアルタイムの Presto のデータを操作する方法の3点をご紹介します。

Presto とのデータ連携について

CData を使用すれば、Trino および Presto SQL エンジンのリアルタイムデータへのアクセスと統合がこれまでになく簡単になります。お客様は CData の接続機能を以下の目的で利用しています:

  • Trino v345 以降(旧 PrestoSQL)および Presto v0.242 以降(旧 PrestoDB)のデータにアクセスできます。
  • Trino または Presto インスタンスの基盤となるすべてのデータに対して読み取り・書き込みアクセスができます。
  • 最大スループットのための最適化されたクエリ生成。

Presto と Trino により、ユーザーは単一のエンドポイントを通じてさまざまな基盤データソースにアクセスできます。CData の接続と組み合わせることで、ユーザーはインスタンスへの純粋な SQL-92 アクセスを取得し、業務データをデータウェアハウスに統合したり、Power BI や Tableau などのお気に入りのツールからリアルタイムデータに直接簡単にアクセスしたりできます。

多くの場合、CData のライブ接続は、ツールで利用可能なネイティブのインポート機能を上回ります。あるお客様は、レポートに必要なデータセットのサイズが大きいため、Power BI を効果的に使用できませんでした。同社が CData Power BI Connector for Presto を導入したところ、DirectQuery 接続モードを使用してリアルタイムでレポートを生成できるようになりました。

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ステップ 1:Warp 用に Presto への接続を設定

Warp から Presto への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Warp からPresto のデータを操作するために、まず Connect AI で Presto のコネクションを作成・設定していきましょう。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
  2. Connect AI での接続の追加
  3. Add Connection パネルから Presto を選択
  4. データソースの選択
  5. Presto に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Presto への接続には、まずはServer およびPort を接続プロパティとして設定します。それ以外の追加項目は接続方式によって異なります。

    TLS/SSL を有効化するには、UseSSL をTRUE に設定します。

    LDAP で認証

    LDAP で認証するには、次の接続プロパティを設定します:

    • AuthScheme: LDAP に設定。
    • User: LDAP で接続するユーザー名。
    • Password: LDAP で接続するユーザーのパスワード。

    Kerberos 認証

    KERBEROS 認証を使う場合には、以下を設定します:

    • AuthScheme: KERBEROS に設定。
    • KerberosKDC: 接続するユーザーのKerberos Key Distribution Center (KDC) サービス。
    • KerberosRealm: 接続するユーザーのKerberos Realm 。
    • KerberosSPN: Kerberos Domain Controller のService Principal Name。
    • KerberosKeytabFile: Kerberos principals とencrypted keys を含むKeytab file。
    • User: Kerberos のユーザー。
    • Password: Kerberos で認証するユーザーのパスワード。
    接続の設定(Salesforce の例)
  6. 「Save & Test」をクリック
  7. Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
  8. 権限の更新

Personal Access Token の追加

Personal Access Token(PAT)は、Warp から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御をきめ細かく保つため、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
  2. Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
  3. PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
  4. 新しい PAT の作成
  5. 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません

Presto のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Warp は Connect AI 経由で Presto のデータに接続する準備が整いました。

ステップ 2:Warp で Connect AI を設定

続いて、Warp で Warp Agent を有効にし、LLM プロバイダーと Connect AI の MCP エンドポイントを設定します。これで、エージェントがリアルタイムデータのツールを検出・呼び出せるようになります。

  1. Warp をダウンロード・インストールし、Warp アカウントにサインアップまたはログインします
  2. ウィンドウ左上の Tabs panel アイコンをクリックするか、Ctrl + Shift + B を押します Warp で Tabs panel を開く
  3. Settings をクリックして Agents を展開し、Warp Agent を選択して Warp Agent のトグルをオンにします Settings で Warp Agent を有効化

LLM プロバイダーの設定

Warp Agent がプロンプトを解釈し、どの MCP ツールを呼び出すかを判断するには、LLM プロバイダーが必要です。お好みのプロバイダーの API キーを追加しましょう。

  1. 同じ Warp Agent ページで、Custom Inference セクションまでスクロールします
  2. 使用する LLM プロバイダー(OpenAI、Anthropic、Google など)の API キーを入力します Custom Inference で LLM の API キーを追加

Connect AI MCP Server の追加

  1. Agents の下にある MCP servers をクリックし、 Add をクリック Warp で新しい MCP サーバーを追加
  2. Add New MCP Server エディターに、以下の JSON 設定を貼り付けます:
    {
      "mcpServers": {
        "CData_Connect_AI": {
          "url": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp",
          "headers": {
            "Authorization": "Basic your_base64_encoded_email_PAT"
          }
        }
      }
    }

    注意:Connect AI のユーザーメールアドレスと PAT を email:PAT の形式で組み合わせ、その文字列を Base64 エンコードして先頭に Basic を付けてください。例えば [email protected]:ABC123...XYZ の場合、ヘッダーの値は Basic dXNlckBteWRvbWFpbjphSzkvbVB4Mi9Rcjd2TjQ... のような値になります

    Connect AI MCP Server の設定
  3. Save をクリックして MCP サーバーを追加
  4. My MCPs に CData_Connect_AI が表示され、トグルが有効になっていてツールが利用可能な状態であることを確認します Warp で Connect AI MCP Server が有効になっていることを確認

MCP サーバーと LLM プロバイダーの設定が完了したので、Warp Agent は Connect AI 経由でリアルタイムの Presto のデータを操作できる状態になりました。

ステップ 3:Warp Agent からリアルタイムの Presto のデータを操作

それでは、Warp Agent で自然言語のプロンプトを使って、リアルタイムの Presto のデータを探索してみましょう。

  1. 左ナビゲーションバーの アイコンをクリックし、Agent を選択 Warp で新しいエージェントの会話を開始
  2. データを操作するプロンプトを入力します。例:
    • CData_Connect_AI の MCP 接続で利用可能なデータソースを一覧表示して
    • Presto で探索できる内容を教えて
    • Presto のデータから最新のレコードを 5 件取得して
    Warp Agent にプロンプトを入力
  3. エージェントが Connect AI MCP Server を呼び出し、Presto のデータをリアルタイムで取得して返します Warp Agent からリアルタイムデータを操作

これで Warp Agent が Connect AI MCP Server を呼び出し、Remote MCP ツールを通じてリアルタイムの Presto のデータを操作できるようになりました。ここまでの操作はすべてターミナル上で完結します。

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