次世代ターミナル Warp と SAP SuccessFactors を MCP で接続(CData Connect AI)
Warp は、モダンなターミナルと AI エージェントを組み合わせたエージェント型の開発環境です。大規模言語モデル(LLM)との対話や Model Context Protocol(MCP) サーバーとの連携に対応しているため、ターミナルを離れることなく、エージェントから外部のリアルタイムデータソースにアクセスできます。
Warp 組み込みの MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、Warp Agent はガバナンスの効いたリアルタイムの SAP SuccessFactors のデータにアクセスできるようになります。連携用のコードを書かなくても、SAP SuccessFactors のデータの探索や自然言語での質問、レコードの操作ができます。
この記事では、Connect AI での SAP SuccessFactors 接続の設定、Warp での CData MCP Server の設定、Warp Agent からリアルタイムの SAP SuccessFactors のデータを操作する方法の3点をご紹介します。
ステップ 1:Warp 用に SAP SuccessFactors への接続を設定
Warp から SAP SuccessFactors への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Warp からSAP SuccessFactors のデータを操作するために、まず Connect AI で SAP SuccessFactors のコネクションを作成・設定していきましょう。
- Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
- Add Connection パネルから SAP SuccessFactors を選択
-
SAP SuccessFactors に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
SAP SuccessFactorsへの接続
それでは、SAP SuccessFactors に接続していきましょう。CData 製品は、デフォルトで有効になっているOData API を介してSAP SuccessFactors と通信します。追加の権限が必要な場合は、SAP サポートサイトをご確認ください。
認証方法として、Azure AD 認証、SAP IAS 認証、OAuth 認証(推奨)、Basic 認証(非推奨)のいずれかを使用してSAP SuccessFactors に認証できます。
必要な接続プロパティ
選択したAuthScheme に関わらず、SAP SuccessFactors 環境を識別するために以下の接続プロパティを設定しましょう。
- URL:SuccessFactors をホストするサーバーのURL
- CompanyId:SAP SuccessFactors テナントに割り当てられた一意の識別子。この値はAPI 認証に必要で、組織固有のものです
OAuth 認証
SAP SuccessFactors では、OAuth 認証を2種類のグラント種別でサポートしています。
- SAP SuccessFactors LMS インスタンスのクライアントグラント種別
- SAML-2 Bearer グラント種別
OAuth 認証を有効にするには、すべてのOAuth フローでカスタムOAuth アプリケーションを作成し、適切なプロパティを設定する必要があります。
デスクトップアプリケーションでカスタムOAuth アプリケーションの資格情報を使用して認証するには、OAuth アクセストークンを取得し、更新する必要があります。これらを設定すると、接続の準備が整います。
OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下のプロパティを設定してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。OAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します
- OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI
- OAuthClientSecret (クライアントグラント種別のみ):アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット
- PrivateKey (SAML-2 Bearer グラント種別のみ):カスタムOAuth アプリケーションの作成時にダウンロードした秘密鍵証明書のパス、またはその証明書のbase64 でエンコードされた内容
接続すると、CData 製品がデフォルトブラウザでSAP SuccessFactors のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えてください。
アプリケーションにアクセス許可を与えると、CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
- CData 製品がSAP SuccessFactors からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定されたパスに保存されます。これらの値は接続間で永続化されます
アクセストークンの期限が切れた際は、CData 製品が自動でアクセストークンをリフレッシュします。
カスタムOAuth アプリケーションの作成やその他の認証方法については、 ヘルプドキュメントの「はじめに」をご確認ください。
- 「Save & Test」をクリック
- Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
Personal Access Token の追加
Personal Access Token(PAT)は、Warp から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御をきめ細かく保つため、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。
- Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
- Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
- PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
- 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません
SAP SuccessFactors のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Warp は Connect AI 経由で SAP SuccessFactors のデータに接続する準備が整いました。
ステップ 2:Warp で Connect AI を設定
続いて、Warp で Warp Agent を有効にし、LLM プロバイダーと Connect AI の MCP エンドポイントを設定します。これで、エージェントがリアルタイムデータのツールを検出・呼び出せるようになります。
- Warp をダウンロード・インストールし、Warp アカウントにサインアップまたはログインします
-
ウィンドウ左上の Tabs panel アイコンをクリックするか、Ctrl + Shift + B を押します
-
Settings をクリックして Agents を展開し、Warp Agent を選択して Warp Agent のトグルをオンにします
LLM プロバイダーの設定
Warp Agent がプロンプトを解釈し、どの MCP ツールを呼び出すかを判断するには、LLM プロバイダーが必要です。お好みのプロバイダーの API キーを追加しましょう。
- 同じ Warp Agent ページで、Custom Inference セクションまでスクロールします
-
使用する LLM プロバイダー(OpenAI、Anthropic、Google など)の API キーを入力します
Connect AI MCP Server の追加
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Agents の下にある MCP servers をクリックし、 Add をクリック
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Add New MCP Server エディターに、以下の JSON 設定を貼り付けます:
{ "mcpServers": { "CData_Connect_AI": { "url": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp", "headers": { "Authorization": "Basic your_base64_encoded_email_PAT" } } } }注意:Connect AI のユーザーメールアドレスと PAT を email:PAT の形式で組み合わせ、その文字列を Base64 エンコードして先頭に Basic を付けてください。例えば [email protected]:ABC123...XYZ の場合、ヘッダーの値は Basic dXNlckBteWRvbWFpbjphSzkvbVB4Mi9Rcjd2TjQ... のような値になります
- Save をクリックして MCP サーバーを追加
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My MCPs に CData_Connect_AI が表示され、トグルが有効になっていてツールが利用可能な状態であることを確認します
MCP サーバーと LLM プロバイダーの設定が完了したので、Warp Agent は Connect AI 経由でリアルタイムの SAP SuccessFactors のデータを操作できる状態になりました。
ステップ 3:Warp Agent からリアルタイムの SAP SuccessFactors のデータを操作
それでは、Warp Agent で自然言語のプロンプトを使って、リアルタイムの SAP SuccessFactors のデータを探索してみましょう。
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左ナビゲーションバーの アイコンをクリックし、Agent を選択
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データを操作するプロンプトを入力します。例:
- CData_Connect_AI の MCP 接続で利用可能なデータソースを一覧表示して
- SAP SuccessFactors で探索できる内容を教えて
- SAP SuccessFactors のデータから最新のレコードを 5 件取得して
-
エージェントが Connect AI MCP Server を呼び出し、SAP SuccessFactors のデータをリアルタイムで取得して返します
これで Warp Agent が Connect AI MCP Server を呼び出し、Remote MCP ツールを通じてリアルタイムの SAP SuccessFactors のデータを操作できるようになりました。ここまでの操作はすべてターミナル上で完結します。
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