UKG Pro WFM のデータをPower Automate Desktop と連携する方法|ODBC接続でCSVファイルを自動生成

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData ODBC DriverとPower Automate Desktopを使い、UKG Pro WFMのデータをノーコードで取得してCSVファイルに自動出力する手順を解説します。30日間の無償トライアルで今すぐ試せます。

CData ODBC Driverを使うと、Power Automate DesktopからUKG Pro WFMのデータにノーコードで接続し、CSVファイルへの自動出力フローを約10分で構築できます。

Power Automate Desktop は、さまざまなファイルやサービスの処理を自動化できるMicrosoft のRPA サービスです。Power Automate Desktop をCData ODBC ドライバと組み合わせることで、ネイティブではサポートされていない多くのSaaS / クラウドDB のデータを扱えます。この記事ではCData ODBC Driver for API を使って、Power Automate Desktop からUKG Pro WFM のデータを使えるようにします。サンプルとしてUKG Pro WFM のデータから特定のテーブルを選んで自動でCSV ファイルを生成します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。

  1. UKG Pro WFM をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. Power Automate Desktop をはじめとする多様な自動化ツールやノーコードアプリ、BI ツールにUKG Pro WFM のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてUKG Pro WFM の接続を設定、2.Power Automate 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとUKG Pro WFM への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAPI ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。「Microsoft ODBC データソースアドミニストレーター」を開いて設定を行うことも可能です。

まず、Profile 接続プロパティをディスク上の UKGProWFM プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\UKGProWFM.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティを UKGProWFM の接続文字列に設定します(以下を参照)。

UKGProWFM API プロファイル設定

UKG Pro Workforce Management では、OAuth 2.0 の Resource Owner Password Credentials グラント(grant_type=password)を使用して API へのアクセスを認可します。一般的な OAuth ベースのプロファイルとは異なり、ブラウザでのリダイレクトや認可コードのステップはありません。ドライバーが UKG Pro WFM のユーザー名、パスワード、クライアント ID、クライアントシークレットを使って、直接アクセストークンを取得します。

認証するには、以下の接続プロパティを設定します。

  • AuthScheme:OAuthPassword に設定します。
  • Host:UKG Pro Workforce Management のデータセンター/テナントのホスト名に設定します(例:yourcompany.mykronos.com)。プロトコル(https://)や末尾のスラッシュは含めないでください。
  • OAuthClientId:UKG Pro Workforce Management の OAuth アプリケーションに発行されたクライアント ID に設定します。
  • OAuthClientSecret:UKG Pro Workforce Management の OAuth アプリケーションに発行されたクライアントシークレットに設定します。
  • User:UKG Pro Workforce Management のユーザー名に設定します。
  • Password:UKG Pro Workforce Management のパスワードに設定します。

アクセストークンは https://{Host}/api/authentication/access_token から取得します。UKG Pro Workforce Management が発行するリフレッシュトークンの有効期限は7日間です。リフレッシュトークン自体の期限切れによってトークンの更新に失敗した場合、ドライバーは User/Password の認証情報で再認証し、新しいアクセストークンを取得する必要があります。

Power Automate Desktop では、設定したUKG Pro WFM のDSN 名のほかに、使用するテーブル名が必要です。テーブル名は、ODBC DSN 構成画面の「テーブル」タブで確認可能です。使うテーブルもしくはビューの名前をコピーして控えておくとよいでしょう。

標準のUKG Pro WFM コネクタとODBC Driver 接続の違い

Power Automate(クラウドフロー)には個別サービス向けの標準コネクタが用意されていますが、ODBC Driver経由の接続には次のような違いがあります。

項目標準UKG Pro WFM コネクタ(個別アクション)CData ODBC Driver(SQL接続)
操作方法用意された定型アクションを組み合わせて操作SELECT / WHERE などSQL文で自由にデータを指定
対応ツールPower Automate(クラウドフロー)中心Power Automate Desktop、Excel、Tableauなど270以上のツールで共通利用
データの絞り込みアクションが提供するパラメータの範囲内WHERE句・JOINなどSQLの表現力をフル活用
学習コストサービスごとのアクション仕様を都度学習一度習得したSQLの知識をそのまま他ツールにも流用

Power Automate Desktop でUKG Pro WFM のデータを利用するフローを作成

Power Automate Desktop でフローを作成していきます。Power Automate Desktop を立ち上げて、「新しいフロー」をクリックします。任意のフロー名を入力して、新規のフローを作成します。

以下の順番でフローを作成していきます。

SQL 接続の設定

Power Automate Desktop から、CData ODBC ドライバでUKG Pro WFM に接続する場合にはデータベース接続のアクションを使います。まず最初に「SQL 接続を開く」アクションを配置して、先ほど設定したODBC DSN への接続設定を行います。

「SQL 接続を開く」の設定画面で、UKG Pro WFM のDSN を「DSN= CData API Source;」の形で指定します。

SQL ステートメントの実行

続いてデータを取得するクエリを実行するために「SQL ステートメントの実行」を配置します。設定画面に以下を設定します。

  • 接続の取得方法:SQL 接続変数
  • SQL 接続:%SQLConnection%
  • SQL ステートメント:SELECT * FROM Employees
  • タイムアウト:任意

これでSQL でUKG Pro WFM にクエリをすることができます。豊富なSQL の設定が可能です。

CSV ファイルの生成

この例では、取得したUKG Pro WFM のデータをCSV ファイルとして保存します。では、CSVファイルの生成アクションを設定します。アクションから「CSV ファイルに書き込みます」を配置します。

取得したアプリのデータが格納されている「%QueryResult%」を書き込む変数に指定します。生成先のファイルパスを指定します。列名を含めたい場合には「Advanced」の「列名を含めます」にチェックを入れます。

SQL 接続を閉じる

最後に、接続したODBC 接続をクローズします。「SQL接続を閉じる」をフローに配置します。

閉じるコネクションを指定して保存します。

これで、UKG Pro WFM のデータをCSV に保存するPower Automate フローが完成しました。実行ボタンを押してオートメーションを実行しましょう。

まとめ

UKG Pro WFM とPower Automate Desktop の連携は、1.CData ODBC Driver でUKG Pro WFM への接続を設定、2.Power Automate Desktop でSQL接続・SQL実行・CSV出力・接続クローズのフローを組む、という2ステップで完成します。標準コネクタでは難しい柔軟な絞り込みや一括抽出も、SQL 1文で実現できる点が大きなメリットです。なお、本記事の手順は2026年8月時点のPower Automate Desktop UIおよびCData ODBC Driver for APIで検証しています。

UKG Pro WFM × Power Automate Desktop 連携のよくある質問
Power Automate DesktopからUKG Pro WFMに接続するのにプログラミングは必要ですか?
いいえ、不要です。CData ODBC DriverとPower Automate DesktopのSQL接続アクションを組み合わせれば、ノーコードでUKG Pro WFMのデータを取得できます。
UKG Pro WFM ODBC Driverと標準のUKG Pro WFMコネクタ(Power Automateアクション)の違いは何ですか?
標準アクションは用意された個別操作の組み合わせですが、ODBC DriverはSQL文でUKG Pro WFMのデータを柔軟に取得・加工できます。
Power Automate Desktop以外の自動化ツールからもUKG Pro WFMのデータを利用できますか?
できます。CData ODBC DriverはPower Automate Desktopに加え、ExcelやTableauなど270以上のツールからUKG Pro WFMデータへの接続に対応します。
UKG Pro WFM ODBC Driverの無償トライアルはありますか?
あります。30日間、製品版と同じ全機能を無料でお試しいただけます。

日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。Power Automate Desktop 以外のODBC 対応ツールからUKG Pro WFMに接続する方法はUKG Pro WFM 連携記事一覧にまとめていますので、あわせてご確認ください。ODBC Driver自体の詳細な仕様や対応データソース一覧はCData ODBC Driver の製品ページでご覧いただけます。

UKG Pro WFM からPower Automate へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください。このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをPower Automate Desktop からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

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