【ノーコード】SQL Server にUKG Pro WFM のデータを連携・統合する方法
CData Sync は、数百のSaaS / DB のデータをSQL Server をはじめとする各種DB / データウェアハウスにノーコードで統合・レプリケーション(複製)が可能なETL / ELT ツールです。本記事では、UKG Pro WFM のデータをCData Sync を使ってSQL Server に統合するデータパイプラインを作っていきます。SQL Server は、オンプレミスのSQL Server のほかAWS RDS やGoogle Cloud SQL などクラウド上のSQL Server にもレプリケーションが可能です。
CData Sync とは?
CData Sync は、レポーティング、アナリティクス、機械学習、AI などで使えるよう、社内のデータを一か所に統合して管理できるデータ基盤をノーコードで構築できるETL ツールで、以下の特徴を持っています。
- UKG Pro WFM をはじめとする数百種類のSaaS / DB データに対応
- SQL Server など多くのRDB、データレイク、データストア、データウェアハウスに同期可能
- 業務データのデータ分析基盤へのETL / ELT 機能に特化し、極限まで設定操作をシンプルに
- 主要なSaaS データの差分更新やCDC(Change Data Capture、変更データキャプチャ)のサポート
- フレキシブルなSQL / dbt 連携での取得データの変換
CData Sync では、1.データソースとしてUKG Pro WFM の接続を設定、2.同期先としてSQL Server の接続を設定、3.UKG Pro WFM からSQL Server へのレプリケーションジョブの作成、という3つのステップだけでレプリケーション処理を作成可能です。以下に具体的な設定手順を説明します。
1.データソースとしてUKG Pro WFM の接続を設定
まずはじめに、CData Sync のブラウザ管理コンソールにログインします。CData Sync のインストールをまだ行っていない方は本記事の製品リンクからCData Sync をクリックして、30日の無償トライアルとしてCData Sync をインストールしてください。インストール後にCData Sync が起動して、ブラウザ設定画面が開きます。
それでは、データソース側にUKG Pro WFM を設定していきましょう。左の[接続]タブをクリックします。
- [+接続の追加]ボタンをクリックします。
- [データソース]タブを選択して、リスト表示されるデータソースを選ぶか、検索バーにデータソース名を入力して、UKG Pro WFM を見つけます。
- UKG Pro WFM の右側の[→]をクリックして、UKG Pro WFM アカウントへの接続画面を開きます。もし、UKG Pro WFM のコネクタがデフォルトでCData Sync にインストールされていない場合には、ダウンロードアイコン(コネクタのアップロードアイコン)をクリックし、[ダウンロード]をクリックすると、CData Sync にコネクタがインストールされます。
- 接続プロパティにUKG Pro WFM に接続するアカウント情報を入力をします。
UKG Pro Workforce Management では、OAuth 2.0 の Resource Owner Password Credentials グラント(grant_type=password)を使用して API へのアクセスを認可します。一般的な OAuth ベースのプロファイルとは異なり、ブラウザでのリダイレクトや認可コードのステップはありません。ドライバーが UKG Pro WFM のユーザー名、パスワード、クライアント ID、クライアントシークレットを使って、直接アクセストークンを取得します。
認証するには、以下の接続プロパティを設定します。
- AuthScheme:OAuthPassword に設定します。
- Host:UKG Pro Workforce Management のデータセンター/テナントのホスト名に設定します(例:yourcompany.mykronos.com)。プロトコル(https://)や末尾のスラッシュは含めないでください。
- OAuthClientId:UKG Pro Workforce Management の OAuth アプリケーションに発行されたクライアント ID に設定します。
- OAuthClientSecret:UKG Pro Workforce Management の OAuth アプリケーションに発行されたクライアントシークレットに設定します。
- User:UKG Pro Workforce Management のユーザー名に設定します。
- Password:UKG Pro Workforce Management のパスワードに設定します。
アクセストークンは https://{Host}/api/authentication/access_token から取得します。UKG Pro Workforce Management が発行するリフレッシュトークンの有効期限は7日間です。リフレッシュトークン自体の期限切れによってトークンの更新に失敗した場合、ドライバーは User/Password の認証情報で再認証し、新しいアクセストークンを取得する必要があります。
- [作成およびテスト]をクリックして、正しくUKG Pro WFM に接続できているかをテストして保存します。これでレプリケーションのデータソースとしてUKG Pro WFM への接続が設定されました。
2.同期先としてSQL Server の接続を設定
次に、UKG Pro WFM のデータを書き込む先(=同期先)として、SQL Server を設定します。同じく[接続]タブを開きます。
- [+接続の追加]ボタンをクリックします。
- [同期先]タブを選択して、リスト表示されるデータソースを選ぶか、検索バーにデータソース名を入力して、SQL Server を見つけます。
- SQL Server の右側の[→]をクリックして、SQL Server データベースへの接続画面を開きます。もし、SQL Server のコネクタがデフォルトでCData Sync にインストールされていない場合には、ダウンロードアイコン(コネクタのアップロードアイコン)をクリックし、[ダウンロード]をクリックすると、CData Sync にコネクタがインストールされます。
- 必要な接続プロパティを入力します。SQL Server との接続には、以下のプロパティが必要です:
- Server: SQL Server が稼働しているマシンの名前もしくはネットワークアドレス。
- User: SQL Server の認証のためのusername(forms authentication 利用時)。
- Password: SQL Server の認証のためのpasswordforms authentication 利用時)。
- Database: SQL Server のデータベース名。
Java 版
Java 版では、Microsoft SQL Server JDBC Driver が必要です。ダウンロードはこちらのMicrosoft Download Center から可能です。Java ウェブサーバーのlib フォルダにドライバーを配置し、接続を行います。
- [作成およびテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
- これで同期先としてSQL Server を設定できました。CData Sync では、SQL Server のデータベース名を指定するだけで、同期するUKG Pro WFM に併せたテーブルスキーマを自動的にCREATE TABLE してくれます。同期データに合わせたテーブルを事前に作成するなどの面倒な手順は必要ありません。もちろん、既存テーブルにマッピングを行いデータ同期を行うことも可能です。
3.UKG Pro WFM からSQL Server へのレプリケーションジョブの作成
CData Sync では、レプリケーションをジョブ単位で設定します。ジョブは、UKG Pro WFM からSQL Server という単位で設定し、複数のテーブルを含むことができます。レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[+ジョブを追加]ボタンをクリックします。
[ジョブを追加]画面が開き、以下を入力します:
- 名前:ジョブの名前
- データソース:ドロップダウンリストから先に設定したUKG Pro WFM を選択
- 同期先:先に設定したSQL Server を選択
すべてのオブジェクトをレプリケーションする場合
UKG Pro WFM のすべてのオブジェクト / テーブルをレプリケーションするには、[種類]セクションで[すべて同期]を選択して、[タスクを追加]ボタンで確定します。
作成したジョブ画面で、右上の[▷実行]ボタンをクリックするだけで、全UKG Pro WFM テーブルのSQL Server への同期を行うことができます。
オブジェクトを選択してレプリケーションする場合
UKG Pro WFM から特定のオブジェクト / テーブルを選択してレプリケーションを行うことが可能です。[種類]セクションでは、[標準(個別設定)]を選んでください。
次に[ジョブ]画面で、[タスク]タブをクリックし、[タスクを追加]ボタンをクリックします。 
するとCData Sync で利用可能なオブジェクト / テーブルのリストが表示されるので、レプリケーションを行うオブジェクトにチェックを付けます(複数選択可)。[タスクを追加]ボタンで確定します。
作成したジョブ画面で、[▷実行]ボタンをクリックして(もしくは各タスク毎の実行ボタンを押して)、レプリケーションジョブを実行します。 
このようにとても簡単にUKG Pro WFM からSQL Server への同期を行うことができました。
CData Sync の主要な機能を試してみる:スケジューリング・差分更新・ETL
ジョブのスケジュール起動設定
CData Sync では、同期ジョブを1日に1回や15分に1回などのスケジュール起動をすることができます。ジョブ画面の[概要]タブから[スケジュール]パネルを選び、[⚙設定]ボタンをクリックします。[間隔]と同期時間の[毎時何分]を設定し、[保存]を押して設定を完了します。これでCData Sync が同期ジョブをスケジュール実行してくれます。ユーザーはダッシュボードで同期ジョブの状態をチェックするだけです。
差分更新
CData Sync では、主要なデータソースでは、差分更新が可能です。差分更新では、最後のジョブ実行時からデータソース側でデータの追加・変更があったデータだけを同期するので、レプリケーションのクエリ・通信のコストを圧倒的に抑えることが可能です。
差分更新を有効化するには、ジョブの[概要]タブから「差分更新」パネルを選び、[⚙設定]ボタンをクリックします。[開始日]と[レプリケーション間隔]を設定して、[保存]します。
SQL での取得データのカスタマイズ
CData Sync は、デフォルトではUKG Pro WFM のオブジェクト / テーブルをそのままSQL Server に複製しますが、ここにSQL、またはdbt 連携でのETL 処理を組み込むことができます。テーブルカラムが多すぎる場合や、データ管理の観点から一部のカラムだけをレプリケーションしたり、さらにデータの絞り込み(フィルタリング)をしたデータだけをレプリケーションすることが可能です。
ジョブの[概要]タブ、[タスク]タブへと進みます。選択されたタスク(テーブル)の[▶]の左側のメニューをクリックし、[編集]を選びます。タスクの編集画面が開きます。
UI からカラムを選択する場合には、[カラム]タブから[マッピング編集]をクリックします。レプリケーションで使用しないカラムからチェックを外します。
SQL を記述して、フィルタリングなどのカスタマイズを行うには、[クエリ]タブをクリックし、REPLICATE [テーブル名]の後に標準SQL でフィルタリングを行います。
UKG Pro WFM からSQL Server へのデータ同期には、ぜひCData Sync をご利用ください
このようにノーコードで簡単にUKG Pro WFM のデータをSQL Server にレプリケーションできます。データ分析、AI やノーコードツールからのデータ利用などさまざまな用途でCData Sync をご利用いただけます。30日の無償トライアルで、シンプルでパワフルなデータパイプラインを体感してください。
日本のユーザー向けにCData Sync は、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。
CData Sync の 導入事例を併せてご覧ください。