大量のEDI処理:1日30,000件のEDIトランザクション
B2BGatewayは1999年以来、何千もの顧客に向けて、フルマネージドのEDI・API接続ソリューションを提供しており、企業が大手小売業者、サードパーティ物流サービス、その他多数のパートナーと世界中でつながることを可能にしています。EDI(Electronic Data Interchange)とは、発注書、請求書、出荷通知といった業務データを組織間で構造化してやり取りする仕組みです。B2BGatewayは、ERP・会計プラットフォーム、倉庫管理システム、在庫・受注管理システム、eコマースプラットフォームなど、さまざまなプラットフォームと連携しています。
業界で20年以上の実績を持つB2BGatewayは、顧客のサプライチェーン自動化を支援しています。これにより、手作業でのデータ入力を無くし、受注精度を高め、スピードと効率を向上させ、人件費を削減し、取引先からのコストのかかるEDIチャージバックを回避することで、EDIからのROIを生み出しています。
Amazonだけで500件以上の顧客コネクションを管理しているB2BGatewayは、AS2経由で1日あたり実に30,000件ものEDIトランザクションを処理しています。
しかし、AmazonがAS2のセキュリティ要件を変更したことで、B2BGatewayはAmazonとの接続そのものを脅かす問題に直面することになりました。
課題:進化するセキュリティ要件
AS2は、EDIファイルの送受信に最も広く使われているセキュアなデータ転送プロトコルであり、Amazon向けのEDI統合には必須の要件です。
Amazonがすべてのクライアントとサーバーに対して最新のAES暗号化を必須としたことで、この要件を満たさないAS2通信ソリューションはAmazonに接続できなくなりました。そして運悪く、B2BGatewayのAmazon顧客向けコネクションは、AES暗号化に対応していないAS2ベンダーに依存していたのです。
新しいAS2ソリューションに乗り換える時が来ていました。
ソリューション:安全で高可用性、API駆動のAS2
何千もの企業にまたがるネットワークを持つEDI・API接続ソリューションプロバイダーとして、B2BGatewayは、Amazonが求めるAES暗号化に加えて、高度に洗練されたAS2ソリューションを必要としていました。具体的には次のような要件です。
完全なカスタマイズを可能にする、強力な管理者用API
1日30,000件以上という大量のEDIトランザクションを処理できる能力
ロードバランシングされた高可用性構成による、完全なスケーラビリティ
MDN(受信確認)や自動リトライなど、EDIソリューションとして基本となるAS2機能一式
そしてもちろん、手頃な価格で拡張できること
これらすべての理由から、CData Arcが最適な選択でした。
「主要な要件の一つがAPIでした。以前のAS2ソフトウェアと連携するツールを自社で構築しており、技術に詳しくないスタッフでもAS2接続を実装できるようにしていたからです」と、B2BGatewayのSenior Innovations ProgrammerであるJill Nowak氏は述べています。「私たちのツールと御社のツールを連携させる必要があり、管理者用APIがそれを可能にしてくれました」
実際、B2BGatewayは、コネクションの追加、特殊なシナリオへの対応、コネクション・URL・IDの変更といった更新のほとんどをAPI経由で管理しています。一方で、CData Arcが提供する使いやすいWebインターフェースも活用しており、日々の監視作業を簡単に行うために毎日利用しています。
さらに、B2BGatewayはCData Arcが提供する柔軟なデプロイオプションと拡張性を活用し、複数サーバーにまたがるロードバランシング構成の高可用性セットアップを採用することで、最大限の稼働率と大量のトランザクション処理を実現しています。
「現在は、ロードバランシングされた高可用性ソリューションとして2台のサーバーを稼働させています。以前はサーバーが1台だけだったので、これは素晴らしいことです」とNowak氏は述べています。「更新作業をしたいときは、一方をオフラインにしてもう一方で更新できます」
成果:600件のコネクション、そして増え続ける
B2BGatewayは、Amazonの厳格なセキュリティ要件に完全に準拠できただけでなく、EDI事業をさらに拡大することにも成功しました。
これまでにB2BGatewayは、以前のAS2ツールから600件のコネクションをCData Arcへ移行しました。B2BGateway社内では、すべての新規AS2接続をCData Arcが処理しており、B2BGatewayは自社で構築し、管理者用API経由でCData Arcと連携させたアプリケーションを使って、コネクションの追加・移行プロセスを完全に体系化しています。
「新しい取引先を持つ新規クライアントは常に増えており、Amazonは米国、カナダ、EUといった各リージョンごとにテスト用と本番用のコネクションを求めてきます」とNowak氏は述べています。「技術に詳しくないスタッフのためにも、できる限り手間をかけず簡単にできるようにする必要があります」
現在、平均的な日でもCData Arc経由で10,000件以上のトランザクションが発生しており、ピーク時にはさらに多くなります。
「年間で最も忙しい日はサイバーマンデーか、その翌日です。CData Arcのサーバーだけで、ピーク時には45,000件を超えるトランザクションを記録しました」とNowak氏は述べています。
来年、B2BGatewayはさらに900件のコネクションをCData Arcへ移行し、1日あたりのトランザクション量を現在の3倍以上に増やす計画です。