Apache Airflow のデータ 用のシンプルな VCL アプリケーションを構築

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData ODBC Driver for Apache Airflow を使用して RAD Studio でApache Airflow のデータを表示するシンプルな VCL アプリケーションを構築する方法を説明します。



Embarcadero RAD Studio は、Delphi および C++Builder アプリケーション用の開発環境を提供します。CData ODBC Driver for Apache Airflow を使用すると、RAD Studio 内からリアルタイムApache Airflow のデータにアクセスでき、データをテーブル、ビュー、ストアドプロシージャとして抽象化してApache Airflow のデータの取得が可能です。この記事では、Apache Airflow に接続し、フォームデザイナを使用してシンプルな VCL アプリケーションを作成する方法を説明します。

Apache Airflow のデータ への接続を作成

まだ設定していない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して、ODBC DSN を作成・設定できます。

まず、Profile 接続プロパティをディスク上の ApacheAirflow プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\ApacheAirflow.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティを ApacheAirflow の接続文字列に設定します(以下を参照)。

ApacheAirflow API プロファイル設定

Apache Airflow 3 では、API 認証に JWT Bearer トークンを使用します。トークンは、Airflow Web UI の「Settings」から生成するか、Airflow CLI の airflow users create と /api/v2/auth/token エンドポイントを使って生成できます。なお、このプロファイルは /api/v2 REST API を使用する Apache Airflow 3.x を対象としています。Airflow 2.x で使われていた従来の /api/v1 エンドポイントには対応していません。

以下の接続プロパティを設定すると、接続できるようになります。

  • AuthScheme:APIKey に設定します。
  • APIKey:Apache Airflow の JWT Bearer トークンに設定します。
  • Server:Airflow インスタンスのベース URL に設定します(例:http://localhost:8080)。

次に、以下の手順で Data Explorer を使用してApache Airflow のデータへの FireDAC 接続を作成します。

  1. 新しい VCL フォームアプリケーションで、Data Explorer の FireDAC ノードを展開します。
  2. Data Explorer で ODBC Data Source ノードを右クリックします。
  3. [新しい接続の追加] をクリックします。
  4. 接続の名前を入力します。
  5. 表示される FireDAC Connection Editor で、DataSource プロパティに Apache Airflow 用 ODBC DSN の名前を設定します。
ODBC データソースへの FireDAC 接続(Salesforce の例)

Apache Airflow のデータ に接続する VCL アプリケーションを作成

以下の手順に従って、クエリ結果をグリッドに表示するシンプルな VCL アプリケーションからApache Airflow のデータへのクエリ実行を開始します。

  1. TFDConnection コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • ConnectionDefName:Apache Airflow のデータへの FireDAC 接続を選択します。
    • Connected: メニューから True を選択し、表示されるダイアログで資格情報を入力します。
  2. TFDQuery コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • Connection: まだ指定されていない場合は、このプロパティを TFDConnection コンポーネントに設定します。
    • SQL: SQL プロパティのボタンをクリックしてクエリを入力します。例:

      
      SELECT DagRunId, State FROM DagRuns WHERE DagId = 'example_dag'
      
    • Active: このプロパティを true に設定します。
  3. TDataSource コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • DataSet: このプロパティのメニューで、TFDQuery コンポーネントの名前を選択します。
  4. TDBGrid コントロールをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。

    • DataSource: TDataSource の名前を選択します。
  5. TFDGUIxWaitCursor をフォームにドロップします。これはランタイムエラーを回避するために必要です。
編集可能なグリッドをデータソースにデータバインドするための FireDAC コンポーネント(Salesforce の例)

これで、TFDQuery オブジェクトに設定された SQL クエリの結果を表示する実行可能なアプリケーションが完成しました。

フォームに表示されたデータ(Salesforce の例)

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