MATLAB からApprovalMax のデータをリアルタイムに連携利用

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
ODBC Driver 経由でノンプログラミングでApprovalMax のデータをMATLAB にフィード



MathWorks 社のMATLAB は、高度なデータ解析、アルゴリズム開発、モデル作成などを手軽に実施できるツールとして多くの数学者、科学者、技術者に愛用されています。 本記事では、MATLAB からApprovalMax のデータをノンコーディングで利用する方法を説明します。 ApprovalMax のデータをMATLAB から利用できるように、CData ODBC ドライバでApprovalMax のデータをテーブルデータにモデル化して、MATLAB が生成する標準SQL でのフィルタリングやJOIN を利用できるようにしています。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. ApprovalMax をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにApprovalMax のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてApprovalMax の接続を設定、2.MATLAB 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとApprovalMax への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAPI ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

ODBC 接続プロパティの指定がまだの場合は、DSN (データソース名)で接続設定を行います。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。 ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを開いて設定を行うことも可能です。 必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

  • Profile
  • AuthScheme
  • InitiateOAuth
  • OAuthClientId
  • OAuthClientSecret
  • CallbackURL

Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

まず、Profile 接続プロパティをディスク上の ApprovalMax プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\ApprovalMax.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティを ApprovalMax の接続文字列に設定します(以下を参照)。

ApprovalMax API プロファイル設定

ApprovalMax Public API では、OAuth 2.0 の認可コードフローで認証を行います。自分のデータに接続するだけでなく、他のユーザーが各自のデータに接続できるようにすることも可能です。

まず、ApprovalMax に OAuth アプリケーションを登録する必要があります。ApprovalMax Developer Portal(https://developer.approvalmax.com/applications)にサインインし、新しいアプリケーションを作成します。OAuth アプリケーションには Client ID と Client Secret が割り当てられます。また、Redirect URI(Callback URL)を少なくとも1つ登録しておく必要があります。

Public API を利用するには、ApprovalMax の Premium サブスクリプション(または有効なトライアル)が必要です。

以下の接続プロパティを設定すると、接続できるようになります。

  • AuthScheme:OAuth に設定します。
  • InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使うと、OAuthAccessToken を取得するプロセスを管理できます。
  • OAuthClientId:ApprovalMax Developer Portal のアプリケーション設定に表示される Client ID に設定します。
  • OAuthClientSecret:ApprovalMax Developer Portal のアプリケーション設定に表示される Client Secret に設定します。
  • CallbackURL:アプリケーション設定で登録した Redirect URI に設定します。
  • Scope:(オプション)デフォルトの OAuth スコープを上書きします。デフォルト値の openid offline_access https://www.approvalmax.com/scopes/public_api/read は、このプロファイルのすべてのテーブルへの読み取り専用アクセスを許可し、リフレッシュトークンを有効にします。スコープを絞り込む際は、最小権限の原則に従ってください。

OAuth の Authorization URL は https://identity.approvalmax.com/connect/authorize、Token URL は https://identity.approvalmax.com/connect/token です。グラントタイプは authorization_code と refresh_token の両方に対応しています。

MATLAB からのApprovalMax ODBC データソースの利用方法

ODBC DSN の利用方法

「アプリ」⇒「Database Explorer」を選択します。
「New Query」をクリックして、データソース接続画面で、「Data Source」をドロップダウンすると、事前に設定したODBC DSN が表示されます。これらからApprovalMax のものを選択します。Username、Password は入力不要です。

CData ODBC ドライバにより、データはスキーマの付いたテーブルデータにモデル化されており、左ペインの[データブラウザー]にRDB のように表示されます。 ここから利用するデータを選択すると、自動的にSELECT クエリが生成され、プレビューが実行されます。 MATLAB で生成されているSQL がODBC Driver 経由でParse されて、リアルタイムで元のデータソースのAPI を叩きに行っています。

ApprovalMax のデータのフィルタリングやソートの利用

MATLAB では、SQL クエリが分からないユーザーでも、フィルタリング、ソートなどができるようなUI が用意されています。 フィルタリングであれば、「Where」、ソートであれば「Order By」のアイコンからSQL の知識なしに操作が可能です。「Join」も可能です。
CData ODBC ドライバ経由でモデル化されたSaaS、NoSQL データにも、MATLAB のUI からのフィルタリングやソートが利用可能です。

「DATABASE EXPLORER」の「Where」アイコンをクリックします。 Column でフィルタリングする項目を選択、Operator で演算子を選択、Value にフィルタリングをする値を直接入力します。 「Add Filter」ボタンを押すと、フィルタリングのSQL が生成され、プレビューのデータがフィルタリングされます。 もし、フィルタリングを変更する場合には、変更して「Update Filter」をクリック。また複数のフィルタリングを設定することができます。

同様に、ソートを行うには、「Order By」アイコンを押し、並び替え項目を選択し、昇順・降順を指定するとSQL が生成されます。

データの整形が終わったら、データをData Explorer からMATLAB のワークスペースにインポートします。

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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API Driver で ApprovalMax のライブデータに接続

ApprovalMax に接続