SAS Viya で CSV のリアルタイムデータを分析

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData Connect AI を使用して SAS Viya からCSV のデータに接続し、リアルタイムデータでセルフサービス分析を実現する方法を解説します。

SAS Viya は、データ管理、機械学習、分析を強化し、効率的な意思決定とインサイトの創出を促進する分析プラットフォームです。CData Connect AI と組み合わせることで、クラウド間でリアルタイムにCSV のデータにアクセスし、予測モデルの構築やデータドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。この記事では、SAS Viya クラウドプラットフォームから Connect AI に接続し、セルフサービス AI と分析のデプロイメントにCSV のデータを統合する方法をご紹介します。

CData Connect AI は、CSV 向けに純粋な SQL インターフェースをクラウド間で提供します。これにより、データをレプリケーションすることなく、SAS Viya でCSV のデータに簡単に接続できます。Connect AI は SAS Viya からは SQL Server データベースとまったく同じように見え、フィルタや JOIN などの SQL 操作をCSVに直接プッシュする最適化されたデータ処理により、サーバーサイド処理を活用してCSV のデータをすばやく取得します。

CSV への接続を設定(SAS Viya 向け)

SAS Viya から CSV への接続は、CData Connect AI を介して行います。それでは、CSV のデータを SAS Viya から利用できるようにするため、CSV への接続を作成していきましょう。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
  2. 接続の追加
  3. 接続を追加パネルから「CSV」を選択
  4. データソースの選択
  5. CSV に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    CSV 接続プロパティの取得・設定方法

    DataSource プロパティにローカルフォルダ名を設定します。

    .csv、.tab、.txt ではない拡張子のファイルを扱う場合には、IncludeFiles 使用する拡張子をカンマ区切りで設定します。Microsoft Jet OLE DB 4.0 driver 準拠の場合にはExtended Properties を設定することができます。別の方法として、Schema.ini ファイルにファイル形式を記述することも可能です。

    CSV ファイルの削除や更新を行う場合には、UseRowNumbers をTRUE に設定します。RowNumber はテーブルKey として扱われます。

    Amazon S3 内のCSV への接続

    URI をバケットおよびフォルダに設定します。さらに、次のプロパティを設定して認証します。

    • AWSAccessKey:AWS アクセスキー(username)に設定。
    • AWSSecretKey:AWS シークレットキーに設定。

    Box 内のCSV への接続

    URI をCSV ファイルを含むフォルダへのパスに設定します。Box へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Box への接続 を参照してください。

    Dropbox 内のCSV への接続

    URI をCSV ファイルを含むフォルダへのパスに設定します。Dropbox へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Dropbox への接続 を参照してください。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。ユーザーアカウントフローでは、以下の接続文字列で示すように、ユーザー資格情報の接続プロパティを設定する必要はありません。

    SharePoint Online SOAP 内のCSV への接続

    URI をCSV ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。認証するには、User、Password、およびStorageBaseURL を設定します。

    SharePoint Online REST 内のCSV への接続

    URI をCSV ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。StorageBaseURL は任意です。指定しない場合、ドライバーはルートドライブで動作します。 認証するには、OAuth 認証標準を使用します。

    FTP 内のCSV への接続

    URI をルートフォルダとして使用されるフォルダへのパスが付いたサーバーのアドレスに設定します。認証するには、User およびPassword を設定します。

    Google Drive 内のCSV への接続

    デスクトップアプリケーションからのGoogle への認証には、InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定して、接続してください。詳細はドキュメントの「Google Drive への接続」を参照してください。

    接続設定(Salesforce の例)
  6. 「Save & Test」をクリック
  7. CSV 接続の追加ページで「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。 権限の更新

パーソナルアクセストークンを追加

REST API、OData API、または仮想 SQL Server を通じて Connect AI に接続する場合は、パーソナルアクセストークン(PAT)を使用して認証を行います。アクセス管理を細かく制御するため、サービスごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
  2. 設定ページで「Access Tokens」セクションに移動し、「 Create PAT」をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。 新しい PAT の作成
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されます。必ずコピーして、今後の利用のために安全に保管してください。

接続の設定と PAT の生成が完了したら、SAS Viya からCSV のデータに接続する準備は完了です。

SAS Viya から CData Connect AI に接続

以下の手順で、CData Connect AI で確立した接続を使用して CSV から SAS Viya にデータを読み込む方法を説明します。

  1. CData Connect AI JDBC ドライバーをダウンロードしてインストールします。
    • CData Connect AI の Integrations ページを開きます。
    • JDBC を検索して選択します。
    • セットアップファイルをダウンロードして実行します。
    • インストールが完了すると、JAR ファイルはインストールディレクトリ(lib フォルダ内)に配置されます。
  2. SAS Viya にログインし、左上の Applications Menu に移動します。
  3. Analytics Life Cycle トピックから Develop Code and Flows を選択します。 Develop Code and Flows を選択
  4. Explorer タブに移動し、左パネルの SAS Server をクリックします。
  5. 以下の手順で CData Connect JDBC ドライバーの JAR ファイルをアップロードします。
    • 「Home」ディレクトリを右クリックします。
    • Upload files をクリックします。
    • 指定された場所に JAR ファイルを配置し、ファイルパスをメモします。 Upload files をクリックして Home フォルダに JAR ファイルをアップロード JAR ファイルがアップロードされた File Properties から JAR ファイルの場所を保存
  6. 完了したら、Libraries タブに移動し、CData Connect JDBC 用の Create a new library connection(以下に示すように左上隅)をクリックします。 Libraries タブに移動し、Create a new library connection をクリック
  7. ライブラリ接続設定を入力します。
    • Connection name: 接続の名前を入力
    • Library name (libref): ライブラリの参照名を入力
    • Library type: 「SAS/ACCESS to JDBC」を選択
  8. Properties タブをクリックし、Library attributesREADONLY に設定します。 Properties タブをクリックし、Library attributes を READONLY に設定
  9. 「Connection Options」タブをクリックし、以下の詳細を入力します。
    • Hive JDBC driver's class name: cdata.jdbc.connect.ConnectDriver
    • Java CLASSPATH: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力(手順 5 を参照) Hive JDBC driver Java CLASSPATH を入力
  10. Test connection をクリックします。成功したら、Save and connect をクリックします。 接続テスト成功
  11. をクリックして新しいタブを追加し、SAS program を選択します。 SQL クエリを作成するために SAS program を選択
  12. 以下のコードブロックに設定パラメータを入力します。
    • Libref: 手順 9 で定義したライブラリ参照名を入力
    • ClassPath: JAR ドライバーファイルへのファイルパスを入力
    • Username: CData Connect のユーザー名を入力。CData Connect インターフェースの右上に表示されています(例: [email protected]
    • DefaultCatalog: クエリを実行したい CData Connect AI で設定した接続を入力
    • Password: 「パーソナルアクセストークンを追加」セクションで生成した PAT を入力
    libname [Libref] JDBC
    classpath=[ClassPath]
    class="cdata.jdbc.connect.ConnectDriver"
    URL="jdbc:Connect:AuthScheme=Basic;User=[Username];DefaultCatalog=[DefaultCatalog];DefaultSchema=dbo;Password=[PAT]";
    
    proc sql;
    
    SELECT * FROM [Libref].MyTable;
    
    quit;
    
  13. Run をクリックします。CData Connect AI から SAS Viya にデータが読み込まれるのを確認できます。

クラウドアプリケーションから CSV へのリアルタイムアクセス

これで、SAS Viya からCSV のデータへのダイレクトなクラウド間接続が完成しました。データをレプリケーションすることなく、予測モデルの構築、データドリブンな意思決定のためのインサイト作成など、さまざまな用途に活用できます。

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