HubDBのデータをClaudeで活用|MCP接続を3ステップで解説
CData Connect AIのMCPサーバーを使うと、HubDBのデータにClaude(claude.ai)から自然言語で直接アクセスできます。ローカルインストール不要で、ブラウザ完結の3ステップで設定完了です。
Claude は、AI 研究企業 Anthropic が開発した高度な大規模言語モデル (LLM) です。高い推論能力と安全性を兼ね備えたモデルとして注目を集めています。自然な対話が得意で、長文の文書理解や複雑なタスクの実行に優れた性能を発揮します。
CData Connect AI は、HubDBを含む数百のデータソースをMCP経由でAIツールにつなげるクラウドサービスです。接続情報はConnect AI側で一元管理されるため、ClaudeにHubDBの認証情報を直接渡すことなくセキュアに連携できます。
HubDB × Claude 連携でできること
HubDBとClaudeをMCP経由で接続すると、自然言語のプロンプトだけでHubDBの業務データを検索・分析・操作できるようになります。以下に代表的な活用シナリオを3つ紹介します。
データの自然言語検索・絞り込み
「条件に合うHubDBのデータを一覧にまとめて」と入力するだけで、ClaudeがHubDBのデータをリアルタイムで取得し、指定した軸で整理した結果を返してくれます。画面を開いて手動で絞り込む手間がなくなり、確認作業がチャット1行で完結します。
データの概要・サマリー生成
「指定したHubDBのレコードについて、関連情報も含めてまとめて」と指示すると、Claudeが必要なデータを取得し、ポイントを整理して提示します。情報収集にかかる時間を大幅に短縮できます。
集計・レポートの自動作成
「HubDBのデータを期間別に集計してCSV形式でまとめて」のように指示すると、Claudeがデータを集計し、フォーマット済みの出力を生成します。定期的な集計レポートの作成工数を削減できます。
HubDBをCData のツールでどのように連携できるかについては、HubDB 連携ソリューションページをご確認ください。
はじめに
※本記事ではConnect AI のリモートMCP 機能を使ってClaude とHubDB を連携する方法をご紹介します。Claude Desktop でローカルにMCP Server をセットアップする場合の手順との違いは、下記の比較表をご確認ください。
※Claude Code(開発者向けCLI)をお使いの方へ:本記事はブラウザ版Claude(claude.ai)向けの設定ガイドです。ターミナルで動作するClaude Code との連携をお探しの場合はこちらの記事をご参照ください。
| 比較項目 | Claude(ブラウザ版・本記事) | Claude Desktop |
|---|---|---|
| MCP Serverの設置場所 | クラウド(Connect AIのリモートMCP) | ローカルPC |
| ローカルインストール | 不要 | 必要 |
| 設定場所 | claude.ai の「コネクタ」設定画面 | Claude Desktop の設定ファイル |
| 向いている利用シーン | 複数端末・チームでの共有利用 | 単一PCでのローカル完結利用 |
ステップ1:Claude 用の HubDB への接続を設定
それでは早速、Claude から CData Connect AI のリモートMCP を介して HubDB に接続していきましょう。まずは Connect AI で HubDB への接続を設定します。
- Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
- 接続を追加パネルから「HubDB」を選択
- HubDB に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
HubDBデータソースへの接続には、パブリックHubSpotアプリケーションを使用したOAuth認証とプライベートアプリケーショントークンを使用した認証の2つの方法があります。
カスタムOAuthアプリを使用する
すべてのOAuthフローでAuthSchemeを"OAuth"に設定する必要があります。特定の認証ニーズ(デスクトップアプリケーション、Webアプリケーション、ヘッドレスマシン)に必要な接続プロパティについては、ヘルプドキュメントを確認してください。
アプリケーションを登録し、OAuthクライアント認証情報を取得するには、以下の手順を実行してください。
- HubSpotアプリ開発者アカウントにログインします。
- アプリ開発者アカウントである必要があります。標準のHubSpotアカウントではパブリックアプリを作成できません。
- 開発者アカウントのホームページで、アプリタブをクリックします。
- アプリを作成をクリックします。
- アプリ情報タブで、ユーザーが接続する際に表示される値を入力し、必要に応じて変更します。これらの値には、パブリックアプリケーション名、アプリケーションロゴ、アプリケーションの説明が含まれます。
- 認証タブで、「リダイレクトURL」ボックスにコールバックURLを入力します。
- デスクトップアプリケーションを作成する場合は、http://localhost:33333のようなローカルにアクセス可能なURLに設定します。
- Webアプリケーションを作成する場合は、ユーザーがアプリケーションを承認した際にリダイレクトされる信頼できるURLに設定します。
- アプリを作成をクリックします。HubSpotがアプリケーションとそれに関連する認証情報を生成します。
- 認証タブで、クライアントIDとクライアントシークレットを確認します。これらは後でドライバーを設定する際に使用します。
スコープの下で、アプリケーションの意図する機能に必要なスコープを選択します。
テーブルにアクセスするには、最低限以下のスコープが必要です:
- hubdb
- oauth
- crm.objects.owners.read
- 変更を保存をクリックします。
- 統合に必要な機能にアクセスできる本番ポータルにアプリケーションをインストールします。
- 「インストールURL(OAuth)」の下で、完全なURLをコピーをクリックして、アプリケーションのインストールURLをコピーします。
- コピーしたリンクをブラウザで開きます。アプリケーションをインストールする標準アカウントを選択します。
- アプリを接続をクリックします。結果のタブは閉じて構いません。
プライベートアプリを使用する
HubSpotプライベートアプリケーショントークンを使用して接続するには、AuthSchemeプロパティを"PrivateApp"に設定します。
以下の手順に従ってプライベートアプリケーショントークンを生成できます:
- HubDBアカウントで、メインナビゲーションバーの設定アイコン(歯車)をクリックします。
- 左サイドバーメニューで、統合 > プライベートアプリに移動します。
- プライベートアプリを作成をクリックします。
- 基本情報タブで、アプリケーションの詳細(名前、ロゴ、説明)を設定します。
- スコープタブで、プライベートアプリケーションがアクセスできるようにしたい各スコープに対して読み取りまたは書き込みを選択します。
- テーブルにアクセスするには、最低限hubdbとcrm.objects.owners.readが必要です。
- アプリケーションの設定が完了したら、右上のアプリを作成をクリックします。
- アプリケーションのアクセストークンに関する情報を確認し、作成を続行をクリックし、その後トークンを表示をクリックします。
- コピーをクリックして、プライベートアプリケーショントークンをコピーします。
接続するには、PrivateAppTokenを取得したプライベートアプリケーショントークンに設定します。
- HubSpotアプリ開発者アカウントにログインします。
- 「Save & Test」をクリック
これで、Claude から HubDB に接続する準備が整いました!
ステップ2:Claude を CData Connect AI に接続
それでは、Claude に CData Connect AI コネクタを追加していきましょう。
- Claude.ai にサインインします。
- 左側のナビゲーションメニューを展開します。
- 左下隅のユーザー名をクリックし、メニューから「設定」を選択します。
- 設定画面で、「コネクタ」をクリックします。
- 右上隅のボタントグルを「組織のコネクタ」に設定します。
- ページ下部の「カスタムコネクタを追加」をクリックします。
- コネクタの名前を入力します (例: Connect AI MCP)。
- 「リモートMCPサーバー URL」フィールドに、Connect AI の「Sources」画面に表示されているMCPサーバーURLをコピーして貼り付けます。
- 「追加」をクリックしてコネクタを保存します。Connect AI MCP コネクタが「コネクタ」の下に表示されます。
- コネクタの右側にある「連携/連携させる」をクリックし、CData Connect AI のユーザー名とパスワードを入力します。これで Claude からCData Connect AI に接続できました。
- 「連携済み」の後にある 3 つのドットをクリックし、「ツールと設定」を選択します。
- 提供されたツールを確認し、サーバーから利用可能な特定のツールを有効または無効にします。さらに、ツールへの無監視アクセスを許可するか、Claude に許可を求めるかを決定します。
- 設定が完了したら「完了」をクリックします。
これで設定は完了です!では、実際に HubDB のデータを探索してみましょう。
ステップ3:Claude でHubDB のデータをリアルタイムで探索
設定が完了したので、Claude からHubDB のデータに自然言語でアクセスできます。
- Claude.ai で新しい会話を開始します。
- 接続済みのコネクタが有効になっていることを確認します。チャット入力欄の右下にあるコネクタアイコンから「Connect AI MCP」が有効になっていることを確認してください。
- 自然言語のプロンプトでHubDB のデータの探索を開始します。以下のようなプロンプトを試してみてください。
- 「HubDB で利用可能なテーブルを一覧表示して」
- 「HubDB から最新の10件のレコードを取得して」
- 「HubDB のデータを集計して概要を教えて」
- Claude がConnect AI MCP Server 経由でHubDB にアクセスしようとする際、ツール使用の確認が表示されます。「ツールを使用する」をクリックして許可してください。ステップ2で無監視アクセスを有効にした場合は、この確認は省略されます。
注意: Claude の設定プロセスは変更される可能性があります。最新の設定情報については、Claude のドキュメントをご参照ください。
本手順は2026年8月時点のclaude.ai UIで検証しています。
まとめ
ここまで、Claude から HubDB のデータにアクセスする手順を3ステップで解説しました。①Connect AI でHubDB への接続を設定、②Claude に CData Connect AI コネクタを追加、③自然言語のプロンプトでHubDB のデータを探索——という流れです。ローカルPC にMCP Server をインストールしたい場合はClaude Desktop 版の記事を、ターミナルからの利用にはClaude Code 版の記事をあわせてご参照ください。
HubDB × Claude 連携のよくある質問
- Claude からHubDBのデータに接続するにはローカルにMCP Serverをインストールする必要がありますか?
- いいえ、不要です。CData Connect AIのリモートMCP Serverを使うことで、ブラウザ完結でClaudeからHubDBのデータにセキュアにアクセスできます。
- Claude DesktopとClaude(ブラウザ版)で設定方法は異なりますか?
- はい、異なります。ローカルインストールが必要なDesktop版は別記事で解説しており、本記事はブラウザ版claude.aiのリモートMCP設定手順を扱います。
- HubDBのどのデータ操作がClaudeから可能ですか?
- データの読み取りはもちろん、CData Connect AI経由であれば、HubDBのデータの更新・削除も行えます。
- Claude Codeからの利用にも対応していますか?
- 対応しています。Claude Code(CLI)向けの連携方法は別記事で解説しているので、ターミナルでの利用を検討中の方はそちらをご参照ください。
HubDB とAIエージェントの連携は、Claude 以外にも広がっています。ChatGPTから接続したい場合はこちらの記事、Dify から接続する場合はこちらの記事をご参照ください。Goose CLI エージェントからの接続はこちら、OpenCode からの接続はこちらで解説しています。そのほかのHubDB 連携記事はHubDB 連携記事一覧からまとめてご覧いただけます。
いかがでしたか?Claude から HubDB へのデータ接続が 10 分もかからずに完了したのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、14 日間の無償トライアルで AI ツールからビジネスシステムへのリアルタイムデータ接続をぜひお試しください。