PowerBuilder で JD Edwards OData フィードを利用
CData API Server は、PowerBuilder DataWindow で利用できるセキュアなJD Edwards のデータフィードを生成します。API Server は、OData、Atom、JSON、HTML、CSV、TSV、RSS などの主要な Web サービスをサポートしています。また、主要な認証スキームと SSL もサポートしています。
この記事では、CData API Server を使用してデータを取得する DataWindow を作成する方法を説明します。
API Server のセットアップ
以下の手順に従って、セキュアな JD Edwards OData サービスの作成を開始します。
デプロイ
API Server は独自のサーバー上で実行されます。Windows では、スタンドアロンサーバーまたは IIS を使用してデプロイできます。Java サーブレットコンテナでは、API Server WAR ファイルをドロップします。詳細と手順については、ヘルプドキュメントを参照してください。
API Server は、Microsoft Azure、Amazon EC2、Heroku へのデプロイも簡単です。
JD Edwards への接続
API Server をデプロイしたら、API Server 管理コンソールで Settings -> Connections をクリックして新しい接続を追加し、JD Edwards に接続するために必要な認証値やその他の接続プロパティを指定します。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
次に、Settings -> Resources をクリックして、API Server からアクセスを許可する JD Edwards エンティティを選択できます。
また、Settings -> Server をクリックし、PowerBuilder との互換性のために以下の設定を変更します:
- Default Format:メニューから XML (Atom) を選択。
- Default Version:メニューから 2.0 を選択。
API Server ユーザーの認可
生成する OData サービスを決定したら、Settings -> Users をクリックしてユーザーを認可します。API Server は Authtoken ベースの認証を使用し、主要な認証スキームをサポートしています。アクセスは IP アドレスに基づいて制限することもできます。デフォルトでは、ローカルマシンへの接続のみが許可されています。SSL で認証と接続の暗号化も可能です。
JD Edwards 用のプロファイルを作成
以下の手順に従って、Database Painter ツールを使用して API Server の OData API 用のデータベースプロファイルを作成します。Database Painter では、データをグラフィカルに操作したり、SQL クエリを実行したりできます。
- Tools -> Database Painter をクリックします。
- OData ノードを右クリックし、New Profile をクリックします。
- Database Profile Setup ダイアログで、以下を入力します:
- Profile Name:プロファイルのわかりやすい名前を入力します。
- URI:API Server の OData エンドポイントへの URL を入力します。この URL は以下のような形式になります:
http://MyServer:8080/api.rsc - Supply User Id and Password:HTTP Basic 認証を使用する場合は、このオプションをクリックします。なお、API Server は Windows 認証もサポートしています。
- User Id:API Server のユーザー名を入力します。
- Password:API Server のユーザーの Authtoken を入力します。
- テーブルを表示・変更するには、テーブルを右クリックして Edit Data -> Grid をクリックします。
PowerBuilder コントロールで JD Edwards のデータ を使用
標準的な PowerBuilder オブジェクトを使用して OData フィードに接続し、クエリを実行できます。以下の例は、JD Edwards のデータ を DataWindow に取得する方法を示しています。
open メソッドに以下のコードを追加できます:
SQLCA.DBMS = "ODT"
SQLCA.DBParm = "ConnectString='URI=http://MyServer:8080/api.rsc;UID=MyAPIUser;PWD=MyAuthtoken'";
CONNECT USING SQLCA;
dw_accountspayable.accountledger.SetTransObject(SQLCA);
dw_accountspayable.accountledger.Retrieve();