JD Edwards のデータから SSAS テーブルモデルを作成

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData ドライバーを使用してJD Edwards のデータから SQL Server Analysis Services のテーブルモデルを構築する方法を解説します。



SQL Server Analysis Services(SSAS)は、意思決定支援やビジネス分析に使用される分析データエンジンです。Power BI、Excel、Reporting Services レポート、その他のデータビジュアライゼーションツールなど、ビジネスレポートやクライアントアプリケーション向けのエンタープライズグレードのセマンティックデータモデルを提供します。CData ODBC Driver for JD Edwards と組み合わせることで、JD Edwards のデータ からテーブルモデルを作成し、より深く高速なデータ分析を実現できます。

JD Edwards のデータへの接続を作成

まだ行っていない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを設定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して ODBC DSN を作成・設定できます。

ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。

  • URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
  • User:JD Edwards のユーザー名。
  • Password:JD Edwards のパスワード。
  • Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
  • Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
  • DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
  • Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。

公開するデータの選択

JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。

  • DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
  • SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。

接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。

JD Edwards のデータソースを作成

まず、Visual Studio で新しい Analysis Services テーブルプロジェクトを作成します。テーブルモデルデザイナーダイアログで、互換性レベル 1400 以上を選択してください。次に、プロジェクトに JD Edwards のデータソースを作成します。

  1. テーブルモデルエクスプローラーで Data Sources を右クリックし、「New Data Source」を選択します
  2. Other タブから「ODBC」を選択し、「Connect」をクリックします コネクタとして ODBC を選択
  3. 先ほど設定した DSN を選択します DSN の選択(Salesforce の例)
  4. 認証オプションとして「Default or Custom」を選択し、「Connect」をクリックします DSN への接続(Salesforce の例)

テーブルとリレーションシップの追加

データソースを作成したら、テーブルをインポートしてテーブル間のリレーションシップを定義します。

  1. 新しいデータソースを右クリックし、「Import New Tables」をクリックしてインポートするテーブルを選択します テーブルのインポート(Salesforce の例)
  2. テーブルのインポート後、「Relationships」を右クリックし、「Create Relationships」をクリックします
  3. テーブルを選択し、外部キー、カーディナリティ、フィルタの方向を設定します テーブル間のリレーションシップの設定(Salesforce の例)

メジャーの作成

テーブルのインポートとリレーションシップの定義が完了したら、メジャーを作成します。

  1. メジャーを作成するテーブルのカラムを選択します
  2. Extensions メニューから「Columns」->「AutoSum」をクリックし、集計方法を選択します メジャーの作成(Salesforce の例)

モデルのデプロイ

メジャーを作成したら、モデルをデプロイする準備が整いました。ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、「Properties」を選択してターゲットサーバーとデータベースを設定します。「Deployment Server」プロパティを設定し、「OK」をクリックします。

デプロイ先データベースの設定

デプロイサーバーの設定後、「Build」メニューを開き、「Deploy Solution」をクリックします。これで SSAS インスタンスにJD Edwards のデータのテーブルモデルが作成され、分析、レポート作成、表示の準備が整いました。CData ODBC Driver for JD Edwards の 30 日間無料トライアルをぜひお試しください。

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詳細:

JD Edwards Icon JD Edwards ODBC Driver

JD Edwards ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからJD Edwards のリアルタイムデータ連携を実現するパワフルなツールです。

データベースにアクセスするときと同感覚でJD Edwards データにアクセスし、標準ODBC Driver インターフェースを通じてJD Edwards データを読み出せます。