OpenOffice Base で JD Edwards のデータを簡単にクエリする方法

Mohsin Turki
Mohsin Turki
Technical Marketing Engineer
CData ODBC Driver for JD Edwards を使用して OpenOffice Base で JD Edwards のデータに接続し、リアルタイムのインサイトを活用したレポートを作成する方法を紹介します。

Apache OpenOffice Base は、データの接続と管理を簡単にする多機能で無料のデータベースツールです。CData ODBC Driver for JD Edwards を使用すると、リアルタイムの JD Edwards データをシームレスに統合してクエリでき、OpenOffice に直接インサイトを取り込むことができます。

本ガイドでは、JD Edwards を OpenOffice Base に接続するセットアップを簡潔に説明し、使い慣れたワークスペース内でレポートの作成、トレンドの分析、情報に基づいた意思決定を容易に行えるようにします。

概要

本記事の手順の概要は以下のとおりです。

  1. 設定: CData ODBC Driver for JD Edwards でJD Edwards のデータ用の DSN を必要な接続プロパティで設定します。
  2. 接続: 設定した DSN を使用して OpenOffice Base で ODBC 接続をセットアップします。
  3. インポート: 接続後、利用可能なメタデータとテーブルを確認します。
  4. 作成: クエリしたJD Edwards のデータデータに基づいてレポートを作成します。

CData ODBC Driver for JD Edwards で JD Edwards DSN を設定

まず、CData ODBC Driver for JD Edwards を使用してシステムでJD Edwards のデータ用の DSN(データソース名)を設定します。こちらから全機能を備えた 30日間の無償トライアルをダウンロードしてインストールしてください。

インストールが完了したら、ODBC データソースアドミニストレーターを起動します。

  • Windows の場合:スタートメニューで ODBC データソースアドミニストレーター を検索してアプリケーションを開きます。
  • Mac の場合:アプリケーションを開き、ユーティリティに移動して ODBC Manager を選択します。
  • Linux の場合:コマンドラインを使用して ODBC データソースアドミニストレーター を起動するか、インストールされている場合は unixODBC を使用します。
ODBC データソースアドミニストレーター

起動したら、CDataJD Edwards のデータSource をダブルクリックして、接続を確立するために必要な値を入力します。

ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。

  • URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
  • User:JD Edwards のユーザー名。
  • Password:JD Edwards のパスワード。
  • Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
  • Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
  • DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
  • Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。

公開するデータの選択

JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。

  • DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
  • SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。

接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。

DSN の設定(Salesforce の例)

OpenOffice Base で ODBC 接続をセットアップ

DSN を設定したら、OpenOffice Base で接続してデータのクエリを開始しましょう。

  • OpenOffice Base を起動し、ホーム画面から「Database」を選択します。
  • Apache OpenOffice Base ホーム画面
  • データベースウィザードで、「Connect to an existing database」オプションから「ODBC」を選択し、「Next」をクリックします。
  • Apache OpenOffice Base データベースウィザード
  • 「Browse」をクリックして作成した DSN を見つけて選択し、「OK」をクリックします。
  • Apache OpenOffice Base DSN(Salesforce の例)
  • DSN に関連付けられたユーザー名を入力し、「Test Connection」をクリックして確認してから、「Next」をクリックします。
  • Apache OpenOffice Base データベースウィザード(Salesforce の例)
  • 最後に、「Finish」をクリックして新しいデータベースファイルを目的のディレクトリに保存します。これにより、OpenOffice Base がリアルタイムのJD Edwards のデータデータに接続され、クエリと分析の準備が整います。
  • Apache OpenOffice Base データベースファイルの保存

これで接続が確立されました。OpenOffice Base 内でデータをシームレスにクエリおよび分析する準備ができました。


メタデータとテーブルを確認

データベースファイルが作成され、接続が確立されると、利用可能なすべてのJD Edwards のデータオブジェクトがテーブル一覧に自動的に表示されます。

  • JD Edwards のデータ オブジェクト一覧を確認:左ペインで「Tables」をクリックして、OpenOffice Base 内で利用可能になったJD Edwards のデータオブジェクトを表示します。
  • オブジェクトデータを表示:任意のオブジェクトをクリックして内容を表示します。JD Edwards のデータ データは OpenOffice Base 内に直接表示され、レコードとフィールドを簡単に確認できます。
Apache OpenOffice Base メタデータ(Salesforce のデータ例)

以上です!OpenOffice Base でJD Edwards のデータへの接続が正常に確立され、データを分析およびレポートに利用する準備ができました。


レポートを作成

それでは、JD Edwards のデータ データに基づいてレポートを作成してみましょう。

  • データベースを開き、「Reports」タブに移動して、「Create Report Using Wizard」を選択します。
  • Apache OpenOffice Base レポート画面
  • レポートウィザードで、「Table or Query」セクションからJD Edwards のデータテーブルを選択します。「Available Fields」からレポートに含めるカラムを選択し、矢印を使用して「Fields in Report」セクションに移動します。
  • Apache OpenOffice Base レポートテーブルオブジェクト(Salesforce の例)
  • フィールドの設定が完了したら、「Finish」をクリックしてレポートを生成します。
  • Apache OpenOffice Base レポートの公開(Salesforce のデータ)
  • 必要に応じてレポートを分析、調整、保存、公開します。

これでレポートが作成されました。JD Edwards のデータ から直接リアルタイムデータを取得して、分析に活用できます。


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データベースにアクセスするときと同感覚でJD Edwards データにアクセスし、標準ODBC Driver インターフェースを通じてJD Edwards データを読み出せます。