PolyBase で外部データソースとしてLinear を連携利用
SQL Server のPolyBase は、データベーステーブルをクエリするTransact-SQL 構文を使って、外部データにクエリする仕組みです。 CData ODBC Driver for Linear を組み合わせて使うことで、SQL Server データと同じようにLinear へのアクセスが可能です。 本記事では、外部データソースと外部テーブルの作成から、T-SQL クエリを使ってリアルタイムLinear のデータへ接続を認可するところまで説明します。
CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、PolyBase でリアルタイムLinear のデータを送受信するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。SQL Server からLinear に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をLinear に直接プッシュダウンし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。また、PolyBase を使用することで、単一のクエリを使用して分散ソースからデータをプルし、SQL Server データをLinear と結合することもできます。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Linear をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにLinear のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてLinear の接続を設定、2.PolyBase 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとLinear への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからLinear ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。PolyBase を使用してSQL Server に外部データソースを作成するには、System DSN を構成します。(CData Linear Sys は自動的に作成されます。)
Linear への認証には、個人用 API キーまたは OAuth 2.0 を使用できます。ご自身の Linear アカウントで接続する場合は、API キーを使うのが最も手軽です。
API キーによる認証
以下の接続プロパティを設定します。
- AuthScheme:APIKey に設定します。
- APIKey:Linear の個人用 API キー。
個人用 API キーを作成するには、Linear にログインして Settings > Security & access > Personal API keys を開き、New API key を選択して作成します。キーは一度しか表示されないため、すぐにコピーしておきましょう。
OAuth による認証
OAuth を使用するには、Linear にカスタム OAuth アプリケーションを登録する必要があります(Settings > API > OAuth applications)。登録すると OAuthClientId と OAuthClientSecret が発行されます。対応しているフローは以下の 2 つです。
- Authorization code:AuthScheme を OAuth、InitiateOAuth を GETANDREFRESH に設定し、OAuthClientId、OAuthClientSecret、およびアプリケーションで定義した CallbackURL(例:http://localhost:33333)を指定します。ドライバーがブラウザで Linear を開くので、アクセスを許可してください。
- Client credentials:AuthScheme を OAuthClient に設定し、OAuthClientId と OAuthClientSecret を指定します。アプリケーション自体を認証するためブラウザ操作は不要で、マシン間(M2M)連携に適しています。
デフォルトでは、ドライバーは read,write スコープをリクエストします。アクセストークンは有効期限が切れると自動で更新されます。
[接続のテスト]をクリックして、DSN がLinear に正しく接続できているかを確認します。[テーブル]タブに移動し、Linear のテーブル定義を確認します。
Linear のデータの外部データソースを作成
接続を構成したのち、外部データソースのマスター暗号化キーと資格情報データベースを作成する必要があります。
マスター暗号化キーの作成
以下のSQL コマンドを実行して新しいマスターキー[ENCRYPTION]を作成し、外部データソースの資格情報を暗号化します。
CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'password';
資格情報データベースの作成
以下のSQL コマンドを実行してLinear に接続されている外部データソースの資格情報を作成します。
Note:Linear は認証にUser やPassword を必要としないため、IDENTITY とSECRET に任意の値を使用できます。
CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL linear_creds WITH IDENTITY = 'username', SECRET = 'password';
Linear の外部データソースを作成
以下のSQL コマンドを実行し、以前作成したDSN と資格情報を使用して、PolyBase でLinear の外部データソースを作成します。
Linear の場合、SERVERNAME を[localhost]または[127.0.0.1]に設定し、PORT を空のままにします。PUSHDOWN は、デフォルトでON に設定されているため、ODBC Driver は、サーバー側の処理を利用して複雑なクエリを実行できます。
CREATE EXTERNAL DATA SOURCE cdata_linear_source WITH ( LOCATION = 'odbc://SERVERNAME[:PORT]', CONNECTION_OPTIONS = 'DSN=CData Linear Sys', -- PUSHDOWN = ON | OFF, CREDENTIAL = linear_creds );
Linear の外部テーブルを作成
外部データソースを作成したら、CREATE EXTERNAL TABLE ステートメントを使用してSQL Server インスタンスからLinear にリンクします。テーブルカラムの定義は、CData ODBC Driver for Linear によって公開されているものと一致しなければなりません。DSN Configuration Wizard の[テーブル]タブを参照し、テーブルの定義を確認できます。
CREATE TABLE ステートメントのサンプル
以下は、Linear Team に基づいて外部テーブルを作成するステートメントの一例です。
CREATE EXTERNAL TABLE Team( id [nvarchar](255) NULL, name [nvarchar](255) NULL, ... ) WITH ( LOCATION='Team', DATA_SOURCE=cdata_linear_source );
SQL Server インスタンスでLinear の外部テーブルを作成すると、ローカルデータとリモートデータを同時にクエリできるようになります。CData ODBC Driver に組み込まれているクエリ処理により、可能な限り多くのクエリ処理がLinear にプッシュされることで、ローカルのリソースと計算リソースが解放されます。ODBC Driver for Linear の30日間無料トライアルをダウンロードし、SQL Server データでリアルタイムLinear のデータを使い始めましょう。
Linear からPolyBase へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。