Linear のデータから SSAS テーブルモデルを作成
SQL Server Analysis Services(SSAS)は、意思決定支援やビジネス分析に使用される分析データエンジンです。Power BI、Excel、Reporting Services レポート、その他のデータビジュアライゼーションツールなど、ビジネスレポートやクライアントアプリケーション向けのエンタープライズグレードのセマンティックデータモデルを提供します。CData ODBC Driver for Linear と組み合わせることで、Linear のデータ からテーブルモデルを作成し、より深く高速なデータ分析を実現できます。
Linear のデータへの接続を作成
まだ行っていない場合は、ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを設定します。これはドライバーインストールの最後のステップです。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して ODBC DSN を作成・設定できます。
Linear への認証には、個人用 API キーまたは OAuth 2.0 を使用できます。ご自身の Linear アカウントで接続する場合は、API キーを使うのが最も手軽です。
API キーによる認証
以下の接続プロパティを設定します。
- AuthScheme:APIKey に設定します。
- APIKey:Linear の個人用 API キー。
個人用 API キーを作成するには、Linear にログインして Settings > Security & access > Personal API keys を開き、New API key を選択して作成します。キーは一度しか表示されないため、すぐにコピーしておきましょう。
OAuth による認証
OAuth を使用するには、Linear にカスタム OAuth アプリケーションを登録する必要があります(Settings > API > OAuth applications)。登録すると OAuthClientId と OAuthClientSecret が発行されます。対応しているフローは以下の 2 つです。
- Authorization code:AuthScheme を OAuth、InitiateOAuth を GETANDREFRESH に設定し、OAuthClientId、OAuthClientSecret、およびアプリケーションで定義した CallbackURL(例:http://localhost:33333)を指定します。ドライバーがブラウザで Linear を開くので、アクセスを許可してください。
- Client credentials:AuthScheme を OAuthClient に設定し、OAuthClientId と OAuthClientSecret を指定します。アプリケーション自体を認証するためブラウザ操作は不要で、マシン間(M2M)連携に適しています。
デフォルトでは、ドライバーは read,write スコープをリクエストします。アクセストークンは有効期限が切れると自動で更新されます。
Linear のデータソースを作成
まず、Visual Studio で新しい Analysis Services テーブルプロジェクトを作成します。テーブルモデルデザイナーダイアログで、互換性レベル 1400 以上を選択してください。次に、プロジェクトに Linear のデータソースを作成します。
- テーブルモデルエクスプローラーで Data Sources を右クリックし、「New Data Source」を選択します
- Other タブから「ODBC」を選択し、「Connect」をクリックします
- 先ほど設定した DSN を選択します
- 認証オプションとして「Default or Custom」を選択し、「Connect」をクリックします
テーブルとリレーションシップの追加
データソースを作成したら、テーブルをインポートしてテーブル間のリレーションシップを定義します。
- 新しいデータソースを右クリックし、「Import New Tables」をクリックしてインポートするテーブルを選択します
- テーブルのインポート後、「Relationships」を右クリックし、「Create Relationships」をクリックします
- テーブルを選択し、外部キー、カーディナリティ、フィルタの方向を設定します
メジャーの作成
テーブルのインポートとリレーションシップの定義が完了したら、メジャーを作成します。
- メジャーを作成するテーブルのカラムを選択します
- Extensions メニューから「Columns」->「AutoSum」をクリックし、集計方法を選択します
モデルのデプロイ
メジャーを作成したら、モデルをデプロイする準備が整いました。ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、「Properties」を選択してターゲットサーバーとデータベースを設定します。「Deployment Server」プロパティを設定し、「OK」をクリックします。
デプロイサーバーの設定後、「Build」メニューを開き、「Deploy Solution」をクリックします。これで SSAS インスタンスにLinear のデータのテーブルモデルが作成され、分析、レポート作成、表示の準備が整いました。CData ODBC Driver for Linear の 30 日間無料トライアルをぜひお試しください。