Meta MuseからMicrosoft Teams のデータに連携する方法(Connect AI)

CData Connect AI でMeta の AI エージェント Muse からMicrosoft Teams のデータにセキュアにアクセス・操作できるようにします。

Muse は、Muse Spark モデルをベースに開発された Meta のパーソナル AI エージェントで、iOS、Android、Web で利用できます。リモートModel Context Protocol(MCP)サーバーに接続できるため、データソースを Muse に指定すればエージェント側でリアルタイムデータのツールを検出して呼び出せるようになります。

Muse を Remote MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、Muse はガバナンスの効いたリアルタイムのMicrosoft Teams のデータへアクセスできるようになります。自然言語のプロンプトでデータの探索、レコードの取得、オブジェクトの操作が行えます。なお、すべてのリクエストは認可されたデータソースに対して実行されます。

この記事では、Connect AI での Microsoft Teams 接続設定、Personal Access Token の生成、Muse での Connect AI Remote MCP Server へのカスタムコネクタの作成、そして Muse からリアルタイムMicrosoft Teams データを操作する手順をご紹介します。

Microsoft Teams とのデータ連携について

CData を使えば、Microsoft Teams のチーム・チャネル・チャット・メンバー情報にSQLでアクセスして業務システムと連携が可能に。主に次のような用途で活用いただいてます。

  • Teams / Channels / Chats / ChatMessages / Users / Groups / GroupMembers といったテーブル・ビューへのSELECTアクセス
  • SendMessage ストアドプロシージャによるチャネルへのメッセージ送信(ContentTypeでtext/html切り替え、Mentionでユーザーへのメンション付与)
  • SendChatMessage によるチャット送信、ChannelsテーブルへのINSERTによるチャネルの作成(更新・削除はDML未対応)

チャネル操作にはチームID・チャネルIDの両方が必要です。Teams画面の「チャネルへのリンクを取得」から得られるURL文字列(channel/の後がチャネルID、groupId=の後がチームID)から取得するか、ChannelsとTeamsをJOINしたSQLで一覧取得できます。

TeamsのAPI基盤であるMicrosoft Graph APIには秒あたりのリクエスト上限があるため、多数のチャネルを短時間に走査する使い方では429エラーが返ることがあります。全チャネル横断の集計などは、WHERE句で対象チームやチャネルを絞って実行するのが安全です。

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ステップ 1:Meta Muse 用に Microsoft Teams への接続を設定

Muse から Microsoft Teams への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Muse からMicrosoft Teams のデータを操作するために、まず Connect AI で Microsoft Teams のコネクションを作成・設定していきましょう。

  1. Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
  2. Connect AI での接続の追加
  3. Add Connection パネルから Microsoft Teams を選択
  4. データソースの選択
  5. Microsoft Teams に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    組み込みのOAuth 接続を使ってMS Teams に接続できます。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。詳細はヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. 「Save & Test」をクリック
  7. Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
  8. 権限の更新

Personal Access Token の追加

Personal Access Token(PAT)は、Muse から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御の粒度を維持するために、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
  2. Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
  3. PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
  4. 新しい PAT の作成
  5. 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません

Microsoft Teams のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Muse は Connect AI 経由でMicrosoft Teams のデータに接続する準備が整いました。

ステップ 2:Meta Muse で Connect AI MCP Server へのカスタムコネクタを作成

Muse には「MCP サーバーを追加する」ための設定フォームがありません。その代わり、Connect AI Remote MCP Server を指すカスタムコネクタを作ってほしい、と Muse に自然言語で依頼します。Connect AI Remote MCP Server は Streamable HTTP に対応した、ホスト型のパブリック HTTPS エンドポイントです。Muse は公式の MCP SDK を使ってセキュアな VM 上にコネクタを構築し、利用可能な Connect AI のデータツールを検出して呼び出します。

  1. iOS、Android、Web のいずれかで Muse を開き、新しいチャットを開始します
  2. Connect AI Remote MCP Server へのカスタムコネクタを作成するよう Muse に依頼します。その際、サーバーの URL と、エンドポイントが Streamable HTTP で動作するホスト型 MCP サーバーであることを伝えます。例:
    CData Connect AI へのカスタムコネクタを作成してください。https://mcp.cloud.cdata.com/mcp で公開されている Streamable HTTP 対応のホスト型 MCP サーバーで、Authorization ヘッダーが必要です。
  3. Muse が資格情報の入力を求めてきたら、チャットとは別のセキュアな入力フローが開き、入力した値は Secure Credentials Store に保存されます。Authorization ヘッダーの値を Basic your_base64_encoded_email_PAT の形式で入力します

    注意:Authorization の値は、email:PAT を Base64 エンコードし、先頭に Basic を付けたものです。この値は必ず Muse のセキュアな資格情報入力画面で入力し、チャット欄には絶対に入力しないでください。

  4. Muse が Connect AI MCP Server に接続し、利用可能なデータツールの一覧を表示します。カスタムコネクタの確認内容をチェックして Continue をクリックします。Muse から連携をスキルとして保存するか尋ねられたら yes を選択しておくと、以降のすべてのチャットでコネクタを利用できます Continue をクリック

カスタムコネクタを保存すると、どのチャットからでも Connect AI のツールを使えるようになります。

ステップ 3:Meta Muse からリアルタイム Microsoft Teams のデータ を操作

連携設定が完了したら、Muse から自然言語のプロンプトでリアルタイムMicrosoft Teams のデータを操作してみましょう。

  1. Muse のチャットで、Connect AI コネクタを使うプロンプトを入力します。例:
    • CData Connect AI コネクタを使って、利用可能なコネクションを一覧表示して
    • Microsoft Teams で利用可能なオブジェクトとフィールドを表示して
    • Microsoft Teams から上位 5 件のレコードを取得して
  2. Sentinel のダイアログが表示されたら、ツールの呼び出しを承認します
  3. Muse が Connect AI MCP Server を呼び出し、Microsoft Teams のデータのリアルタイム結果を返します Muse からのリアルタイムデータのクエリ

これで Muse が Connect AI MCP Server と通信し、チャットから直接 Remote MCP ツールを通じてリアルタイムMicrosoft Teams のデータを取得できるようになりました。

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