Sourcegraph AmpからPingOne にConnect AI経由で接続

Somya Sharma
Somya Sharma
Technical Marketing Engineer
Sourcegraph Amp と CData Connect AI を統合して、PingOne のデータ をリアルタイムでセキュアにクエリ・管理できます。

Sourcegraph Amp は、ステートフルな推論、自動コンテキスト管理、ネイティブ MCP(Model Context Protocol)統合を備えた、インテリジェントで本番環境対応のアシスタントを構築するための最新の AI エージェント環境です。CData Connect AI と組み合わせることで、Amp を活用してPingOne のデータに自然言語または SQL ベースのクエリでリアルタイムにやりとりするエージェントを作成できます。

CData Connect AI は、PingOneを含む数百のデータソースをMCP経由でAIツールにつなげるクラウドサービスです。接続情報はConnect AI側で一元管理されるため、AmpにPingOneの認証情報を直接渡すことなくセキュアに連携できます。

この記事では、Amp エージェントを設定して自然言語または SQL を使ってPingOne のデータを会話的に探索する方法を説明します。Connect AI を使用すると、PingOne を含む数百のエンタープライズデータソースにセキュアかつリアルタイムにアクセスできるエージェントを簡単に構築できます。

前提条件

  1. アクティブな CData Connect AI アカウント
  2. Sourcegraph Amp VS Code 拡張機能または Amp CLI がインストールされていること
  3. Node.js v20 以上がインストールされていること
  4. PingOne へのアクセス

ステップ 1:Sourcegraph Amp 用に PingOne への接続を設定

Amp から PingOne への接続は CData Connect AI Remote MCP を介して行います。Amp でPingOne のデータを操作するには、まず CData Connect AI で PingOne への接続を作成・設定します。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリック、次に「 Add Connection」をクリック
  2. 接続の追加
  3. 接続を追加パネルから「PingOne」を選択
  4. データソースの選択
  5. PingOne に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    PingOne に接続するには以下のプロパティを設定します。

    • Region:自身のPingOne 組織のデータがホスティングされている地域。
    • AuthScheme:PingOne に接続する際に使用する認証の種類。
    • WorkerAppEnvironmentId (デフォルトのPingOne ドメインを使用する場合に必要)、またはAuthorizationServerURL のいずれかで、下で説明するように設定します。

    WorkerAppEnvironmentId の設定

    WorkerAppEnvironmentId は、Worker アプリケーションが存在するPingOne 環境のID です。 このパラメータは、環境がデフォルトのPingOne ドメイン(auth.pingone)を利用している場合のみ使用されます。 これは、ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、PingOne への認証に使用するカスタムOAuth アプリケーションを作成した後に設定します。

    はじめに、このプロパティの値を見つけます。

    1. 自身のPingOne 組織のホームページからナビゲーションサイドバーに移動し、Environments をクリックします。
    2. OAuth / Worker のカスタムアプリケーションを作成した環境(通常はAdministrators)を見つけ、Manage Environment をクリックします。 環境のホームページが表示されます。
    3. 環境のホームページのナビゲーションサイドバーで、Applications をクリックします。
    4. リストから、OAuth またはWorker アプリケーションの詳細を見つけます。
    5. Environment ID フィールドの値をコピーします。 以下の例に似たものになるはずです:
      WorkerAppEnvironmentId='11e96fc7-aa4d-4a60-8196-9acf91424eca'

    次に、WorkerAppEnvironmentId をEnvironment ID フィールドの値に設定します。

    AuthorizationServerURL の設定

    AuthorizationServerURL は、お使いのアプリケーションが配置されている環境のPingOne 認可サーバーのベースURL です。 このプロパティは、PingOne プラットフォームAPI ドキュメントで説明されているように、環境にカスタムドメインを設定した場合にのみ使用されます。 Custom Domains を参照してください。

    OAuth でのPingOne への認証

    PingOne はOAuth とOAuthClient 認証の両方をサポートしています。 上述の設定手順に加え、OAuth またはOAuthCliet 認証をサポートするために、さらに2つの手順を完了する必要があります。

    • ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、カスタムOAuth アプリケーションを作成して設定します。
    • ドライバーがデータモデル内のエンティティにアクセスできるようにするには、ヘルプドキュメントのAdministrator Roles での説明のとおり、使用するアドミンユーザー / ワーカーアプリケーションに対して正しいロールを設定していることを確認してください。
    • 以下のサブセクションで説明されているように、選択した認証スキームと認証フローに適切なプロパティを設定します。

    OAuth(認可コードグラント)

    AuthScheme をOAuth に設定します。

    デスクトップアプリケーション

    OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

    以下を設定して、接続してください。

    • InitiateOAuth:GETANDREFRESH。繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要をなくすには、InitiateOAuth を使用します。
    • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient ID。
    • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient Secret。
    • CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義したリダイレクトURI。例:https://localhost:3333

    接続すると、CData 製品 はデフォルトブラウザでPingOne のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 ドライバーはこれでOAuth プロセスを完了します。

    1. ドライバーはPingOne からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
    2. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で永続化されるようにします。

    ドライバーはアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。

    Web アプリケーションやヘッドレスマシン、クライアントクレデンシャルグラントを含むその他のOAuth メソッドについては、ヘルプドキュメントを参照してください。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. 「Save & Test」をクリック

ステップ 2:CData Connect AI 用に Amp を設定

MCP エンドポイントをコピー

Amp はホストされた MCP エンドポイントを介して Connect AI と通信します。

https://mcp.cloud.cdata.com/mcp

このエンドポイントにより、Amp と Connect AI ワークスペース間のセキュアなクラウド間通信が可能になります。

Base64 資格情報を生成

Amp で Connect AI に認証するには、Base64 エンコードされた資格情報を生成します。例えば PowerShell では以下のようになります。


{Convert}::ToBase64String{(Text.Encoding)}::ASCII.GetBytes("[email protected]:yourPAT")

[email protected] を Connect AI のメールアドレスに、yourPAT を Personal Access Token に置き換えてください。

Amp に MCP Server を登録

Base64 文字列を取得したら、以下のコマンドで CData Connect AI MCP サーバーを Amp に登録します。


amp mcp add cdata-connect-ai -- npx -y mcp-remote@latest https://mcp.cloud.cdata.com/mcp --header "Authorization: Basic "

これにより Connect AI の設定が Amp の設定ファイルに追加され、CData Connect AI との通信が有効になります。

接続を確認してデータを探索

  1. 新しいスレッドを作成
  2. 新しい Amp セッションを開始してデータとのやりとりを始めます。

    amp thread new
    新しい Amp スレッドの開始

  3. インタラクティブチャットに入る
  4. 以下のコマンドで新しいスレッドに接続します:

    amp

    Amp でインタラクティブチャットを開く

  5. MCP サーバーを確認
  6. Amp シェル内で登録された MCP サーバーを確認します:

    list mcp

    MCP サーバーの一覧

  7. データソースを確認
  8. getCatalogs
    を実行して、接続されたPingOne のデータがカタログとして表示されることを確認します。

    接続されたデータソースの確認

ステップ 3:ライブ PingOne データアクセスでインテリジェントエージェントを構築

Amp アプリケーションが設定され CData Connect AI に接続されたので、自然言語を使ってPingOne のデータとやりとりする高度なエージェントを構築できます。MCP 統合により、エージェントに強力なデータアクセス機能が提供されます。

エージェントで利用可能な MCP ツール

Amp アプリケーションは以下の CData Connect AI MCP ツールにアクセスできます。

  • getCatalogs: すべてのデータソースカタログを一覧表示(例: PingOne1)
  • getSchemas: 接続されたカタログ内のデータベーススキーマを返却
  • getTables: 指定したスキーマで利用可能なすべてのテーブルとビューを一覧表示
  • getColumns: 特定のテーブルまたはビューのカラム定義を返却
  • queryData: SQL クエリ(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE)を実行
  • getProcedures: ストアドプロシージャまたは API エンドポイントを一覧表示
  • getProcedureParameters: ストアドプロシージャのパラメータメタデータを返却
  • executeProcedure: ストアドプロシージャを実行(例: PingOne アクション)

Amp の主な機能

Amp はインテリジェントでデータ対応の AI エージェント構築に最適な、本番環境対応の機能を提供します。

  • 自動コンテキスト管理: Amp は会話コンテキストを自動的に維持・呼び出し、手動での状態追跡なしにシームレスなマルチターンインタラクションを実現
  • ステートフルな会話: 複数のクエリにわたってコンテキストとメモリを保持し、自然で人間らしい会話を作成
  • ネイティブ MCP 統合: Amp は Model Context Protocol(MCP)をネイティブサポートし、CData Connect AI や他の MCP 対応サーバーからライブデータにセキュアかつリアルタイムにアクセス可能
  • ツール指向アーキテクチャ: ツールは管理された呼び出し、入力検証、エラー処理を備えたファーストクラスコンポーネントとして扱われる
  • 効率的なコンテキスト処理: Amp はプロンプトを動的に最適化し、モデルのトークン制限に近づいても関連情報を保持
  • クロスソースクエリ: 単一の会話ワークフロー内で複数の接続データソースを組み合わせてクエリ可能
  • きめ細かいアクセス許可制御: ツールアクセスレベルを定義・適用してデータガバナンスとセキュアな統合を維持
  • 開発者フレンドリーな CLI と SDK: Amp CLI または VS Code 拡張機能から MCP 接続の管理、エージェントの設定、ワークフローのテストを簡単に実行

使用例

CData Connect AI を通じたライブデータアクセスで Amp エージェントができることの例を紹介します。

  • データ分析エージェント:PingOne のデータのトレンドや異常を特定
  • レポート生成エージェント: 自然言語プロンプトからレポートを生成
  • インタラクティブチャットボット: ライブデータを使ってインサイトを会話形式で説明
  • データ品質エージェント: リアルタイムでデータの不整合を監視・フラグ付け
  • 自動化ワークフローエージェント: 定義されたデータ条件に基づいてアラートをトリガー

エージェントのテスト

エージェントが動作したら、自然言語クエリでやりとりできます。例えば:

  • 「過去 30 日間のすべての新規リードを表示して」
  • 「今四半期で最もパフォーマンスの高いキャンペーンは?」
  • 「売上の成長を分析して異常を特定して」
  • 「現在のオポチュニティのサマリーレポートを生成して」
  • 「ステータスが承認待ちのすべてのレコードを検索して」

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