ElevenLabsでPingOne にアクセスする音声エージェントを構築
ElevenLabs は、自然で人間らしいインタラクションが可能な会話型音声エージェントの構築をサポートする AI オーディオプラットフォームです。ElevenLabs の Conversational AI プラットフォームでは、タスクの処理、動的な応答、外部システムとのリアルタイム連携が可能な音声アシスタントを作成できます。
ElevenLabs と CData Connect AI を MCP(Model Context Protocol)で連携させることで、音声エージェントが会話中にPingOne のデータをクエリ、分析、操作できるようになります。この連携により、ElevenLabs の会話型 AI フレームワークと CData Connect AI のセキュアなエンタープライズ接続が統合され、手動でのデータ移動なしに、承認されたデータソースへのアクセスを安全に実行できます。
この記事では、Connect AI で PingOne 接続を構成し、認証に必要な資格情報を生成してから、ElevenLabs に Connect AI MCP サーバーを登録し、音声エージェントが会話中にPingOne のデータと正常にやり取りできることを確認するまでの手順を説明します。
ステップ1:ElevenLabs 用の PingOne 接続を構成
ElevenLabs から PingOne への接続は、CData Connect AI のリモート MCP サーバーを通じて実現します。音声エージェントからPingOne のデータを操作するには、まず CData Connect AI で PingOne 接続を作成・設定します。
- Connect AI にログインし、Sources をクリックしてから Add Connection をクリックします
- Add Connection パネルから PingOne を選択します
-
PingOne に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
PingOne に接続するには以下のプロパティを設定します。
- Region:自身のPingOne 組織のデータがホスティングされている地域。
- AuthScheme:PingOne に接続する際に使用する認証の種類。
- WorkerAppEnvironmentId (デフォルトのPingOne ドメインを使用する場合に必要)、またはAuthorizationServerURL のいずれかで、下で説明するように設定します。
WorkerAppEnvironmentId の設定
WorkerAppEnvironmentId は、Worker アプリケーションが存在するPingOne 環境のID です。 このパラメータは、環境がデフォルトのPingOne ドメイン(auth.pingone)を利用している場合のみ使用されます。 これは、ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、PingOne への認証に使用するカスタムOAuth アプリケーションを作成した後に設定します。
はじめに、このプロパティの値を見つけます。
- 自身のPingOne 組織のホームページからナビゲーションサイドバーに移動し、Environments をクリックします。
- OAuth / Worker のカスタムアプリケーションを作成した環境(通常はAdministrators)を見つけ、Manage Environment をクリックします。 環境のホームページが表示されます。
- 環境のホームページのナビゲーションサイドバーで、Applications をクリックします。
- リストから、OAuth またはWorker アプリケーションの詳細を見つけます。
-
Environment ID フィールドの値をコピーします。
以下の例に似たものになるはずです:
WorkerAppEnvironmentId='11e96fc7-aa4d-4a60-8196-9acf91424eca'
次に、WorkerAppEnvironmentId をEnvironment ID フィールドの値に設定します。
AuthorizationServerURL の設定
AuthorizationServerURL は、お使いのアプリケーションが配置されている環境のPingOne 認可サーバーのベースURL です。 このプロパティは、PingOne プラットフォームAPI ドキュメントで説明されているように、環境にカスタムドメインを設定した場合にのみ使用されます。 Custom Domains を参照してください。
OAuth でのPingOne への認証
PingOne はOAuth とOAuthClient 認証の両方をサポートしています。 上述の設定手順に加え、OAuth またはOAuthCliet 認証をサポートするために、さらに2つの手順を完了する必要があります。
- ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、カスタムOAuth アプリケーションを作成して設定します。
- ドライバーがデータモデル内のエンティティにアクセスできるようにするには、ヘルプドキュメントのAdministrator Roles での説明のとおり、使用するアドミンユーザー / ワーカーアプリケーションに対して正しいロールを設定していることを確認してください。
- 以下のサブセクションで説明されているように、選択した認証スキームと認証フローに適切なプロパティを設定します。
OAuth(認可コードグラント)
AuthScheme をOAuth に設定します。
デスクトップアプリケーション
OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下を設定して、接続してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要をなくすには、InitiateOAuth を使用します。
- OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient ID。
- OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient Secret。
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義したリダイレクトURI。例:https://localhost:3333
接続すると、CData 製品 はデフォルトブラウザでPingOne のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 ドライバーはこれでOAuth プロセスを完了します。
- ドライバーはPingOne からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で永続化されるようにします。
ドライバーはアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。
Web アプリケーションやヘッドレスマシン、クライアントクレデンシャルグラントを含むその他のOAuth メソッドについては、ヘルプドキュメントを参照してください。
- Save & Test をクリックします
- Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します
パーソナルアクセストークンの追加
パーソナルアクセストークン(PAT)は、ElevenLabs から Connect AI への接続を認証するために使用します。きめ細かなアクセス制御を維持するため、連携ごとに個別の PAT を作成することをお勧めします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして Settings を開きます
- Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリックします
- PAT にわかりやすい名前(例:"ElevenLabs Voice Agent")を付けて、Create をクリックします
- トークンが表示されたらコピーして安全に保管してください。このトークンは再表示されません
PingOne 接続の設定と PAT の生成が完了したら、ElevenLabs から Connect AI を通じてPingOne のデータに接続できるようになります。
ステップ2:ElevenLabs に Connect AI MCP サーバーを追加
ElevenLabs は、SSE(Server-Sent Events)または HTTP ストリーミングトランスポートを使用する外部 MCP サーバーへの接続をサポートしています。CData Connect AI のリモート MCP サーバーはこの連携に対応しています。
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ElevenLabs プラットフォームにログインし、エージェントダッシュボードに移動します
- Integrations に移動し、+ Add Integration をクリックして MCP サーバー連携セクションにアクセスします
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Custom MCP Server をクリックして新しい連携を追加します
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以下の設定を入力します:
- Name: CData Connect AI
- Description: 数百種類のソースからエンタープライズデータへのリアルタイムアクセス
- Server URL: https://mcp.cloud.cdata.com/sse
- Secret Token: 空欄のままにします(認証はヘッダーで処理されます)
- HTTP Headers: キー Authorization、値 Basic your_email:your_PAT でヘッダーを追加します
- your_email:your_PAT を、Connect AI のログインメールと先ほど作成したパーソナルアクセストークンに置き換えます。例:Basic [email protected]:ABC123...XYZ789
- Save をクリックして接続をテストし、Connect AI から利用可能なツールを取得します
- CData Connect AI MCP サーバーが音声エージェントに割り当て可能になりました
ステップ3:Connect AI を使用するように音声エージェントを設定
MCP サーバーを登録したら、ElevenLabs の音声エージェントに追加して、会話中のリアルタイムデータアクセスを有効にできます。
- ElevenLabs ダッシュボードで新しいエージェントを作成するか、既存のエージェントを編集します
- エージェントの設定で Tools セクションに移動します
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ステップ2で設定した CData Connect AI MCP サーバーを追加します
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要件に応じてツール承認モードを設定します:
- Always Ask: エージェントはデータクエリのたびに許可を求めます(機密データの場合に推奨)
- Fine-Grained: ツール/アクションごとに承認要件を設定します
- No Approval: エージェントは自律的にデータをクエリできます
- エージェントの設定を保存します
ステップ4:音声エージェントでリアルタイムデータを操作
ElevenLabs の音声エージェントが、CData Connect AI MCP サーバーを通じて会話中にPingOne のデータへアクセスしてクエリできるようになりました。
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音声エージェントとの会話を開始します
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エージェントにデータ関連の質問をしてみましょう:
- "利用可能な接続を教えて"
- "PingOne のスキーマを見せて"
- "PingOne のデータ の最新レコードをクエリして"
- "最新のデータをまとめて"
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エージェントは Connect AI の MCP ツールを使用してリアルタイムデータを取得し、会話形式で応答します
ElevenLabs の音声エージェントが CData Connect AI のリモート MCP サーバーを通じてPingOne のデータにアクセスしてクエリできるように設定が完了しました。これで、ユーザーに向けたリアルタイムでデータドリブンな音声インタラクションが可能になります。
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