Cognos Analytics でSage X3 Cloud のデータを分析
IBM Watson® を搭載したCognos Analytics では、データのクリーニングと連携、さらに可視化を行うことができます。CData Connect AI と組み合わせると、クラウドデータとCognos Analytics を即座にリアルタイムで接続し、データ管理、視覚化、分析などを行うことができます。 この記事では、CData Connect AI でSage X3 Cloud に接続し、さらにCognos Analytics でSage X3 Cloud のデータを分析する方法を紹介します。
NOTE:この手順を実行するにはCognos Analytics 11.2.4 以降が必要です。
CData Connect AI は、Sage X3 Cloud にクラウドベースのインターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなくCognos でのSage X3 Cloud のデータの分析を実現します。 CData Connect AI は最適化されたデータ処理により、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をSage X3 Cloud に直接発行し、サーバー側の処理を利用して要求されたSage X3 Cloud のデータを高速で返します。
Connect AI からSage X3 Cloud への接続
CData Connect AI を使うと、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
- Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルで「Sage X3 Cloud」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Sage X3 Cloud に接続します。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
- Create & Test をクリックします。
- Add Sage X3 Cloud Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
パーソナルアクセストークンの取得
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用する個人用アクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- 個人用アクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
接続の設定が完了したら、Cognos Analytics からSage X3 Cloud のデータに接続できるようになります。
Cognos Analytics からSage X3 Cloud への接続
以下のステップでは、Cognos Analytics からCData Connect AI に接続してリアルタイムSage X3 Cloud のデータを分析する方法を説明します。
CData Connect AI JDBC Driver をダウンロードする
- CData Connect AI JDBC Driver をダウンロードしてインストールします:https://jp.cdata.com/ai/clients/download.aspx#jdbc。
- JAR ファイル(cdata.jdbc.connect.jar)をインストールディレクトリ(例:C:\Program Files\CData\JDBC Driver for CData Connect\lib)からCognos Analytics のインストールディレクトリにある"drivers" フォルダにコピーします。
CData Connect AI への接続を設定する
- IBM Cognos を立ち上げ、管理 -> データ・サーバー接続に移動します。
- アイコンをクリックしてデータサーバーを追加します。
- CData Connect AI を選択します。
- JDBC URL を適切な接続文字列に設定します。次に例を示します。
jdbc:connect://AuthScheme=Basic; - Driver class name を"cdata.jdbc.connect.ConnectDriver" に設定します。
- 認証方式を選択し、認証情報を作成して保存します。
- Username をCData Connect AI のユーザー名(例:[email protected])に設定。
- Password を前述の生成したPAT に設定。
- Test connection をクリックし、接続が成功したことを確認します。
これでCognos Analytics でSage X3 Cloud のデータを分析し可視化する準備が整いました。Cognos Analytics の使用について、詳しくはIBM Cognos Analytics のドキュメントを参照してください。
Cognos Analytics のSage X3 Cloud のデータへのリアルタイムアクセス
Cognos Analytics からリアルタイムSage X3 Cloud のデータに直接クラウド間接続ができるようになりました。これで、Sage X3 Cloud を複製することなく新しい可視化やレポートなどを作成できます。
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