CData Connect AI 経由でPostgreSQL インターフェースからリアルタイムの Sage X3 Cloud のデータに接続

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData Connect AI で Sage X3 Cloud へのリアルタイム接続を作成し、PostgreSQL からSage X3 Cloud のデータに接続できます。



インターネット上には数多くのPostgreSQL クライアントがあります。PostgreSQL はデータアクセスのための一般的なインターフェースです。PostgreSQL をCData Connect AI と組み合わせることで、PostgreSQL からリアルタイムのSage X3 Cloud のデータにデータベースのようにアクセスできます。この記事では、Connect AI でSage X3 Cloud のデータに接続し、TDS foreign data wrapper(FDW)を使用してConnect AI とPostgreSQL 間の接続を確立するプロセスを説明します。

CData Connect AI は Sage X3 Cloud 専用のSQL Server インターフェースを提供し、ネイティブでサポートされているデータベースにデータをレプリケートすることなく Sage X3 Cloud のデータをクエリできます。最適化されたデータ処理を標準で使用し、CData Connect AI はサポートされているすべてのSQL 操作(フィルター、JOIN など)を Sage X3 Cloud に直接プッシュし、サーバーサイド処理を活用して必要なSage X3 Cloud のデータを迅速に返します。

Connect AI で Sage X3 Cloud に接続

CData Connect AI は、シンプルなポイント&クリック操作でデータソースに接続できるインターフェースを提供しています。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリックし、 Add Connection をクリックします
  2. 接続の追加
  3. Add Connection パネルから「Sage X3 Cloud」を選択します
  4. データソースの選択
  5. Sage X3 Cloud への接続に必要な認証プロパティを入力します。

    Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

    • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
    • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
    • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
    • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
    • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
    • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
    • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
    • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

    ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. Save & Test をクリックします
  7. Add Sage X3 Cloud Connection ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。 権限の更新

Personal Access Token の追加

REST API、OData API、またはVirtual SQL Server 経由でConnect AI に接続する場合、Personal Access Token(PAT)を使用してConnect AI への接続を認証します。アクセス管理の粒度を維持するために、サービスごとに個別のPAT を作成することをお勧めします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
  2. Settings ページで「Access Tokens」セクションに移動し、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。 新しいPAT の作成
  4. Personal Access Token は作成時にのみ表示されるため、必ずコピーして安全な場所に保存してください。

接続の設定とPAT の生成が完了したら、PostgreSQL からSage X3 Cloud のデータに接続する準備が整いました。

TDS Foreign Data Wrapper のビルド

Foreign Data Wrapper は、PostgreSQL を再コンパイルすることなく、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例として tds_fdw 拡張機能を使用します(https://github.com/tds-fdw/tds_fdw)。

  1. 以下のようにgit リポジトリをクローンしてビルドできます:
    
    sudo apt-get install git
    git clone https://github.com/tds-fdw/tds_fdw.git
    cd tds_fdw
    make USE_PGXS=1
    sudo make USE_PGXS=1 install
    
    注意:複数のPostgreSQL バージョンがあり、デフォルト以外のバージョン用にビルドする場合は、まずpg_config のバイナリの場所を見つけてフルパスをメモし、make コマンドでUSE_PGXS=1 の後にPG_CONFIG= を追加します。
  2. インストールが完了したら、サーバーを起動します:
    
    sudo service postgresql start
    
  3. 次に、Postgres データベースに入ります
    
    psql -h localhost -U postgres -d postgres
    
    注意:localhost の代わりにPostgreSQL がホストされているIP を指定することもできます。

PostgreSQL データベースとしてSage X3 Cloud のデータに接続し、データをクエリ!

拡張機能をインストールした後、以下の手順に従ってSage X3 Cloud のデータへのクエリを開始します:

  1. データベースにログインします。
  2. データベース用の拡張機能をロードします:
    
    CREATE EXTENSION tds_fdw;
    
  3. Sage X3 Cloud のデータ 用のサーバーオブジェクトを作成します:
    
    CREATE SERVER "SageX3Cloud1" FOREIGN DATA WRAPPER tds_fdw OPTIONS (servername'tds.cdata.com', port '14333', database 'SageX3Cloud1');
    
  4. Connect AI アカウントのメールアドレスとPersonal Access Token を使用してユーザーマッピングを設定します:
    
    CREATE USER MAPPING for postgres SERVER "SageX3Cloud1" OPTIONS (username '[email protected]', password 'your_personal_access_token' );
    
  5. ローカルスキーマを作成します:
    
    CREATE SCHEMA "SageX3Cloud1";
    
  6. ローカルデータベースに外部テーブルを作成します:
    
    #table_name 定義を使用:
    
    CREATE FOREIGN TABLE "SageX3Cloud1".BPCUSTOMER  (
    id varchar,
    BPCNAM varchar)
    SERVER "SageX3Cloud1"
    OPTIONS(table_name 'SageX3Cloud.BPCUSTOMER', row_estimate_method 'showplan_all');
    
    #またはschema_name とtable_name 定義を使用:
    
    CREATE FOREIGN TABLE "SageX3Cloud1".BPCUSTOMER (
    id varchar,
    BPCNAM varchar)
    SERVER "SageX3Cloud1"
    OPTIONS (schema_name 'SageX3Cloud', table_name 'BPCUSTOMER', row_estimate_method 'showplan_all');
    
    #またはquery 定義を使用:
    
    CREATE FOREIGN TABLE  "SageX3Cloud1".BPCUSTOMER (
    id varchar,
    BPCNAM varchar)
    SERVER "SageX3Cloud1"
    OPTIONS (query 'SELECT * FROM SageX3Cloud.BPCUSTOMER', row_estimate_method 'showplan_all');
    
    #またはリモートカラム名を設定:
    
    CREATE FOREIGN TABLE "SageX3Cloud1".BPCUSTOMER (
    id varchar,
    col2 varchar OPTIONS (column_name 'BPCNAM'))
    SERVER "SageX3Cloud1"
    OPTIONS (schema_name 'SageX3Cloud', table_name 'BPCUSTOMER', row_estimate_method 'showplan_all');
    
  7. これで、Sage X3 Cloud に対して読み取り/書き込みコマンドを実行できます:
    
    SELECT id, BPCNAM
    FROM "SageX3Cloud1".BPCUSTOMER;
    

詳細情報と無償トライアル

これで、リアルタイムのSage X3 Cloud のデータからシンプルなクエリを作成できました。Sage X3 Cloud(およびその他200以上のデータソース)への接続の詳細については、Connect AI ページをご覧ください。無償トライアルに登録して、今すぐPostgreSQL でリアルタイムのSage X3 Cloud のデータを活用してみてください。

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