FineReport で Sage X3 Cloud のデータ を利用する
CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud は、JDBC 標準を完全に実装しており、さまざまなBI、レポート、ETL ツール、カスタムアプリケーションに Sage X3 Cloud のデータ への接続を提供します。この記事では、FineReport で Sage X3 Cloud のデータ をJDBC データソースとして設定し、レポートデザイナーで Sage X3 Cloud のデータ をテーブルとして表示する方法を説明します。
Sage X3 Cloud のデータ のJDBC データソースをセットアップする
以下の手順に従って、FineReport のデータベース接続として Sage X3 Cloud のデータ を設定します。
- CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud のインストールディレクトリにあるlib フォルダから、cdata.jdbc.sagex3cloud.jar ファイルをFineReport のインストールディレクトリにあるlib フォルダにコピーします。cdata.jdbc.sagex3cloud.lic ファイルも同様にコピーしてください。
- ServerタブからDefine Data Connectionを選択し、クリックして新しい接続を追加してJDBCをクリックします。
続いて、ウィンドウでデータ接続の定義を設定します。
- Database: Others
- JDBC Driver: cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver
-
URL: セミコロン区切りの接続プロパティを使用した標準のJDBC 接続文字列を入力します。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、Sage X3 Cloud JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を設定する際に、Max Rows 接続プロパティも設定しておくことをお勧めします。これにより、返される行数が制限されるため、レポートやビジュアライゼーションを設計する際のパフォーマンス向上に役立ちます。
JDBC URL の例を以下に示します。
jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED; - Connection pool attributesをクリックし、Test before getting connectionsをNoに設定します。
Test connectionをクリックして、接続が正しく設定されていることを確認します。これで、Sage X3 Cloud への接続を設定し、FineReport のデータソースとして使用できるようになります。
レポートデザイナーで Sage X3 Cloud のデータ を選択する
- クリックして新しいテンプレートデータセットを追加し、DB queryを選択してデータベースクエリウィンドウを開きます。
- ドロップダウンリストから、作成したJDBC 接続を選択します。
- 左ペインにSage X3 Cloud のエンティティがテーブルとして表示されます。
- ロードするSage X3 Cloud のデータ のテーブルとカラムに対してSELECT 文を記述します。
- プレビューをクリックすると、データがテーブルとして表示されます。
このように簡単な手順で、FineReport で Sage X3 Cloud をJDBC データソースとして利用できるようになります。