PowerBuilder で Sage X3 Cloud OData フィードを利用
CData API Server は、PowerBuilder DataWindow で利用できるセキュアなSage X3 Cloud のデータフィードを生成します。API Server は、OData、Atom、JSON、HTML、CSV、TSV、RSS などの主要な Web サービスをサポートしています。また、主要な認証スキームと SSL もサポートしています。
この記事では、CData API Server を使用してデータを取得する DataWindow を作成する方法を説明します。
API Server のセットアップ
以下の手順に従って、セキュアな Sage X3 Cloud OData サービスの作成を開始します。
デプロイ
API Server は独自のサーバー上で実行されます。Windows では、スタンドアロンサーバーまたは IIS を使用してデプロイできます。Java サーブレットコンテナでは、API Server WAR ファイルをドロップします。詳細と手順については、ヘルプドキュメントを参照してください。
API Server は、Microsoft Azure、Amazon EC2、Heroku へのデプロイも簡単です。
Sage X3 Cloud への接続
API Server をデプロイしたら、API Server 管理コンソールで Settings -> Connections をクリックして新しい接続を追加し、Sage X3 Cloud に接続するために必要な認証値やその他の接続プロパティを指定します。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
次に、Settings -> Resources をクリックして、API Server からアクセスを許可する Sage X3 Cloud エンティティを選択できます。
また、Settings -> Server をクリックし、PowerBuilder との互換性のために以下の設定を変更します:
- Default Format:メニューから XML (Atom) を選択。
- Default Version:メニューから 2.0 を選択。
API Server ユーザーの認可
生成する OData サービスを決定したら、Settings -> Users をクリックしてユーザーを認可します。API Server は Authtoken ベースの認証を使用し、主要な認証スキームをサポートしています。アクセスは IP アドレスに基づいて制限することもできます。デフォルトでは、ローカルマシンへの接続のみが許可されています。SSL で認証と接続の暗号化も可能です。
Sage X3 Cloud 用のプロファイルを作成
以下の手順に従って、Database Painter ツールを使用して API Server の OData API 用のデータベースプロファイルを作成します。Database Painter では、データをグラフィカルに操作したり、SQL クエリを実行したりできます。
- Tools -> Database Painter をクリックします。
- OData ノードを右クリックし、New Profile をクリックします。
- Database Profile Setup ダイアログで、以下を入力します:
- Profile Name:プロファイルのわかりやすい名前を入力します。
- URI:API Server の OData エンドポイントへの URL を入力します。この URL は以下のような形式になります:
http://MyServer:8080/api.rsc - Supply User Id and Password:HTTP Basic 認証を使用する場合は、このオプションをクリックします。なお、API Server は Windows 認証もサポートしています。
- User Id:API Server のユーザー名を入力します。
- Password:API Server のユーザーの Authtoken を入力します。
- テーブルを表示・変更するには、テーブルを右クリックして Edit Data -> Grid をクリックします。
PowerBuilder コントロールで Sage X3 Cloud のデータ を使用
標準的な PowerBuilder オブジェクトを使用して OData フィードに接続し、クエリを実行できます。以下の例は、Sage X3 Cloud のデータ を DataWindow に取得する方法を示しています。
open メソッドに以下のコードを追加できます:
SQLCA.DBMS = "ODT"
SQLCA.DBParm = "ConnectString='URI=http://MyServer:8080/api.rsc;UID=MyAPIUser;PWD=MyAuthtoken'";
CONNECT USING SQLCA;
dw_bpcustomer.SetTransObject(SQLCA);
dw_bpcustomer.Retrieve();