Sage X3 CloudのデータをA5:SQL Mk-2で操作する方法|ODBC接続3ステップ

兵藤朋代
兵藤朋代
コンテンツスペシャリスト
A5:SQL Mk-2からSage X3 CloudのデータをODBC接続で操作する方法を3ステップで解説。SQLエディタからAPIコーディングなしでCRUDクエリを実行できます。



SQL 開発ツールといえば「A5:SQL Mk-2」が有名です。Windows ODBC に強い!というイメージです。多くのエンジニアやIT 担当者に利用されています。 本記事では、Sage X3 Cloud のデータをCData ODBC ドライバを使って、A5:SQL MK-2 からクエリする方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

300種類以上の業務システムやDB をお好みのツールとノーコード連携

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持つデータ連携ツールです。

Sage X3 Cloud をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの300種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
A5:SQL Mk-2 をはじめとする多様な帳票・BI ツールにSage X3 Cloud のデータを連携
ノーコードでの手軽な接続設定
標準SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
ベーシック認証 / OAuth 2.0 / SAML など多様な認証方式に対応
このチュートリアルではCData ODBC Drivers を使用してkintone とのデータ連携をノーコードで設定します

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSage X3 Cloud の接続を設定、2.A5:SQL Mk-2 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとSage X3 Cloud への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからSageX3Cloud ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。または、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定できます。

Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

  • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
  • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
  • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
  • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
  • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
  • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
  • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
  • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

A5:SQL Mk-2 からのSage X3 Cloud ODBC データソースのクエリ利用方法

ODBC DSN の利用方法

「データベース」→「データベースの追加と削除」を開きます。

「64bit ODBCシステムデータソースを列挙する」にチェックを入れます。システムデータソースを利用するか、ユーザーデータソースを利用するかはどちらでもかまいません。

データベースとして、設定しているODBC DSN がツリービューで表示されます。CData ODBC ドライバで設定されたDSN もここに表示されます。

「CData Sage X3 Cloud Sys」をダブルクリップします。データベースログイン画面が開くので、ODBC DSN 設定時に使ったSage X3 Cloud のユーザーとパスワードでログインします。

Sage X3 Cloud のオブジェクトがテーブル・ビュー・ストアドプロシージャにモデル化されて表示されます。

テーブルを開いてみます。オブジェクトで利用できるデータがカラムとしてモデル化されています。それぞれのカラムにはデータ型の情報も付いています。

これでA5:SQL Mk2 でSage X3 Cloud のデータがクエリできます。

Sage X3 Cloud のデータをSELECT する

対象のテーブル・ビューを右クリックして「SQL の作成」をクリックしてクエリ作成画面を開きます。

SELECT にチェックを入れます。とりあえず全カラムを指定して条件なしでクエリしてみます。

SQL クエリがA5M2 から生成されます。実行ボタンで実行するとSage X3 Cloud の選択したオブジェクトがクエリされ、データがテーブルとして返されます。

次にフィルタリング条件を付けてみます。SQL の作成画面で「絞り込み条件に利用するカラム」をドロップダウンから選択します。以下の絞り込み条件付きのSQL 文がA5M2から生成されるので、WHERE 句に条件を書いて実行します。


    --*DataTitle "Sage X3 Cloud"."(テーブル名)"
--*CaptionFromComment
SELECT
  "Id"                                            -- Id
  , "LastName"                                    -- LastName
  , "FirstName"                                   -- FirstName
  , "Name"                                        -- Name
  , "Title"                                       -- Title
  , "Company"                                     -- Company
  , "Status"                                      -- Status
  , "Industry"                                    -- Industry
FROM
  "SageX3Cloud"."Lead"
WHERE
  "Company" = '(フィルタリング条件を入力)'

同じ要領でSQL 作成UI から、SELECT だけでなく、INSERT、UPDATE、DELETE のクエリが作成できます。JOIN や集計クエリもANSI-92 のSQL で作れます。

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをA5:SQL Mk-2 からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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Sage X3 Cloud Icon Sage X3 Cloud ODBC Driver

Sage X3 Cloud ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからSage X3 Cloud のリアルタイムデータ連携を実現するパワフルなツールです。

データベースにアクセスするときと同感覚でSage X3 Cloud データにアクセスし、標準ODBC Driver インターフェースを通じてSage X3 Cloud に読み出し、書き込み、更新が可能に。