【ノーコード】Sage X3 Cloud のデータを複数のデータベースにレプリケーション。

宮本航太
宮本航太
プロダクトスペシャリスト
Sage X3 Cloudの複数DB同期の複雑さをCData Syncでノーコード解決。Oracle、PostgreSQL、SQL Serverへのレプリケーションを自動実行、データ統合基盤を構築する手順を詳解。



常時起動のアプリケーションは、自動フェイルオーバー機能およびリアルタイムなデータアクセスを必要とします。CData Sync は、リアルタイムSage X3 Cloud のデータをミラーリングデータベース、上記稼働のクラウドデータベース、レポーティングサーバーなどのほかのデータベースに連携し、Windows からリモートSage X3 Cloud に接続し、自動的に同期を取ります。

レプリケーションの同期先の設定

CData Sync を使って、Sage X3 Cloud をクラウド・オンプレにかかわらず複数のデータベースレプリケーションします。レプリケーションの同期先を追加するには、[接続]タブを開きます。

それぞれのデータベース向けに以下を行います:

  1. [同期先]タブをクリックします。
  2. 同期先を選択します。この記事では、SQLite を使います。 同期先の接続設定。
  3. 必要な接続プロパティを入力します。SQLite データベースにSage X3 Cloud をレプリケートするためにDataSource ボックスにファイルパスを入力します。
  4. [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
  5. 同期先の接続設定 (SQLite is shown)。
  6. [変更を保存]をクリックします。

Sage X3 Cloud 接続の設定

データソース側にSage X3 Cloud を設定します。[接続]タブをクリックします。

  1. [同期先]タブをクリックします。
  2. Sage X3 Cloud アイコンをデータソースとして選択します。プリインストールされたソースにSage X3 Cloud がない場合には、追加データソースとしてダウンロードします。
  3. 接続プロパティに入力をします。

    Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

    • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
    • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
    • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
    • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
    • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
    • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
    • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
    • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

    ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

    データソースの接続設定(Salesforce is shown)。
  4. [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
  5. [変更を保存]をクリックします。

レプリケーションを実行するクエリの設定

CData Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。 次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。

レプリケーションジョブのデータソースと同期先を選択。

テーブル全体をレプリケーションする

テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。

同期するテーブルを選択 (Salesforce is shown)。

テーブルをカスタマイズしてレプリケーションする

SQL クエリを使って、レプリケーションをカスタマイズすることができます。REPLICATE ステートメントは、データベースにテーブルをキャッシュして、保持するハイレベルなコマンドです。Sage X3 Cloud API でサポートされているSELECT クエリを使うことができます。レプリケーションのカスタマイズには、[カスタムクエリを追加]をクリックして、カスタムクエリステートメントを定義します。 カスタムレプリケーション用のクエリを定義。

次のステートメントは、Sage X3 Cloud のテーブルのアップデートを差分更新でキャッシュします:


REPLICATE BPCUSTOMER;

特定のデータベースを更新するために、レプリケーションクエリを含むファイルを指定することもできます。レプリケーションクエリをセミコロンで区切ります。複数のSage X3 Cloud アカウントを同じデータベースに同期しようとする際には、以下のオプションが便利です:

  • REPLICATE SELECT ステートメントで別のprefix を使う:

    
    REPLICATE PROD_BPCUSTOMER SELECT * FROM BPCUSTOMER;
    
  • 別の方法では、別のスキーマを使う:

    
    REPLICATE PROD.BPCUSTOMER SELECT * FROM BPCUSTOMER;
    

レプリケーションのスケジュール起動設定

[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。

ジョブのスケジュール起動設定。

レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]ボタンを押して保存します。Sage X3 Cloud のオンプレミス、クラウドなどのデータベースへのレプリケーションジョブは一つではなく複数を作成することが可能です。

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