Sage X3 Cloud にデータ連携するダッシュボードをTableau Server にパブリッシュする方法

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Tableau Connector をTableau Server から使用してSage X3 Cloud のデータをノーコードでビジュアライズで使う方法。



Tableau といえば、直感的に使えるUI と高度なデータ分析・ダッシュボード構築機能を備えた人気のBI ツールですね。Tableau Server を利用することで、Tableau Desktop で作成したダッシュボードを社内で広く共有できます。そしてTableau にCData Tableau Connector for SageX3Cloud を組み合わせて使えば、Tableau Server からシームレスにSage X3 Cloud のデータを連携利用することができるようになります。この記事では、Tableau Server でSage X3 Cloud のデータに接続してシンプルなチャートを作る方法と、Tableau Desktop でSage X3 Cloud のデータソースをパブリッシュする方法の二つを説明します。

CData Tableau Connectors とは?

CData Tableau Connectors は、以下のような特徴を持った製品です。

  1. Sage X3 Cloud をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. Tableau でリアルタイムSage X3 Cloud のデータへのハイスピードなデータアクセス
  3. ノーコードでの手軽な接続設定

CData Tableau Connectors では、1.データソースとしてSage X3 Cloud の接続を設定、2.Tableau 側でコネクタとの接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData Tableau Connectors の日本語版は、Tableau 2020.4 以降のバージョンで使用可能です。それより前のTableau バージョンではCData ODBC Driver for SageX3Cloud もしくは、CData JDBC Driver for SageX3Cloud を使ってSage X3 Cloud に接続することができます。2020.4 より前のTableau Cloud からSage X3 Cloud に接続するには、CData Connect を使って連携できます。

Tableau Server にSage X3 Cloud Connector をインストール

まずは、Tableau Server をホストしているマシンにCData Tableau Connector をインストールします。本記事右側のサイドバーからSageX3Cloud Tableau Connectors の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

  1. Tableau Desktop がインストールされていない環境の場合、インストール中に「This setup could not copy important connector files to ...」というダイアログが表示されます。サーバーマシン上で、cdata.sagex3cloud.taco と cdata.tableau.sagex3cloud.lic ファイルを、インストールディレクトリ(C:\Program Files\CData\CData Tableau Connector for SageX3Cloud\lib\)からコピーします。
  2. コピーしたファイルをTableau Server Connectors のフォルダに貼り付けて「サインイン」をクリックして接続します。
    C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server\data\tabsvc\vizqlserver\Connectors
  3. ファイルをコピーしたら、後のダイアログはOK ボタンをクリックしてインストールを完了します。
  4. Tableau Server を再起動します。

Tableau Server にブラウザからSage X3 Cloud のデータをビジュアライズ

Tableau Server にブラウザからアクセスして、ブラウザからSage X3 Cloud のデータに連携する設定を行い、Sage X3 Cloud のダッシュボードを作成することができます。

Tableau Server でのSage X3 Cloud のデータへの接続

  1. Tableau Server サイトにブラウザでアクセスします。
  2. 「Create」 -> 「Workbook」でワークブックを作成します。「Connect to Data」ダイアログでConnectors タブを開きます。コネクタ一覧内の「Sage X3 Cloud by CData」を選択します。
  3. 接続プロパティを設定して「SignIn」をクリックして接続を確立します。

Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

  • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
  • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
  • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
  • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
  • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
  • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
  • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
  • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

Connection String での設定の場合には、スタートメニューのConnection Builder をクリック、もしくはインストールディレクトリのlib フォルダの.jar ファイルをダブルクリックしてConnection Builder を開き、プロパティを設定をすることでConnection String を取得することができます。「接続テスト」をクリックして、接続を確認します。Builder の「接続文字列」に表示された文字列をコピーしてTableau の接続画面のConnection String に貼り付けて「SignIN」をクリックして接続します。

コネクタの接続を設定

接続したSage X3 Cloud のデータのビジュアライズをブラウザから作成

  1. 「Database」のプルダウンメニューが表示された場合にはCData もしくは表示されたデータベース名で使用するものを選択します。
  2. 「Schema」のプルダウンメニューが表示された場合にはSageX3Cloud もしくは表示されたスキーマ名を選択します。
  3. 左ペインの「Table」にSage X3 Cloud で使用可能なテーブルが表示されます。ビジュアライズで使うテーブルをデータセット作成エリアにドラッグ&ドロップします。複数のテーブルを選択してドロップすることが可能です。複数のテーブルを選択して、リレーションを設定することが可能です。
  4. 右上の接続モード選択で、「ライブ」もしくは「抽出」を選択します。
  5. 「今すぐ更新」もしくは「自動更新」 をクリックします。「今すぐ更新」では、はじめの10,000行を取得します。取得する行数は個別に行ボックスで設定可能です。「自動更新」ではプレビューエリアのデータが自動的に更新されます。
  6. 「ワークシート」タブをクリックします。選択したデータのカラムがデータ型によりディメンションかメジャーとしてリスト表示されています。CData Tableau Connector は、自動的にデータ型を検出してくれるので、このようにすぐにデータをビジュアライズで使うことができます。
  7. 「ディメンション」 もしくは 「メジャー」 を「列」 もしくは 「行」 にドラッグ&ドロップします。
  8. 「表示形式」 タブから、お好みのグラフタイプを選択します。Tableau がデータを選択したグラフタイプで表示します。

Tableau Desktop からSage X3 Cloud のデータソースをTableau Server にパブリッシュ

Tableau Desktop 側にも同じCData Tableau Connectors 製品をインストール済の場合は、Tableau Desktop で作成したデータソースをTableau Server にパブリッシュして利用することが可能です。Tableau Desktop への CData Tableau Connectors製品のインストール手順はこちら を参照してください。

まずは、Tableau Desktop でSage X3 Cloud Connector でSage X3 Cloud のデータをデータソースとして設定します。

  1. 「接続」ペインから「Tableau Server」をクリックします。
  2. Tableau Server のURL をセットして、接続ボタンをクリックするとサインインダイアログが表示されるのでTableau Server にサインインします。
  3. Tableau Desktop のメニューで「サーバー」->「データソースのパブリッシュ」-> からパブリッシュするデータソース名をクリックします。
  4. Tableau Server にデータソースをパブリッシュするダイアログが表示されます。プロジェクトを選択して「パブリッシュ」をクリックします。
  5. Publish the Data Source to Tableau Server
  6. ブラウザが起動してTableau Server のパブリッシュしたデータソースが表示されます。Connections タブ内のDataSource 右下の「...」をクリックして「Edit Connection...」を開きます。
  7. パスワードをコネクションに埋め込むために、Password を「Embedded password in conneciton」に変更してパスワードをセット、Test Connection で接続を確認してSave します。
  8. これで、New > Workbook using this datasource から本データソースを利用したワークブックが作成できるようになります。
  9. 可視化を作成します。
Visualizing liveSage X3 Cloud のデータin Tableau Server

Sage X3 Cloud からTableau Server へのデータ連携には、ぜひCData Tableau Connectors をご利用ください

このようにCData Tableau Connectors と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをTableau Server からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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