UKG Pro HCMのデータをPower Automateで自動化する方法|SQL接続を3ステップで解説

杉本和也
杉本和也
リードエンジニア
CData Connect AI を使用してUKG Pro HCM のデータに接続し、UKG Pro HCM のデータをリアルタイムでPower Automate タスクに統合します。

CData Connect AIを使えば、Power AutomateからUKG Pro HCMのデータにSQL接続でリアルタイムアクセスでき、ノーコードのまま数分でフローに組み込めます。

Microsoft Power Automate は、一般的なアプリとサービスでイベント(ワークフロー)を自動化するオンラインサービスです。CData Connect AI と組み合わせると、ビジュアライゼーションやダッシュボード用にUKG Pro HCM のデータにクラウドベースでアクセスできます。この記事では、Power Automate からConnect AI に接続し、リアルタイムUKG Pro HCM のデータをワークフローとタスクに統合する方法を説明します。

Power Automate × UKG Pro HCM 連携でできること

フローによるレコードの自動更新・通知

UKG Pro HCMのレコードが新規作成・更新されるたびに、Power AutomateのトリガーとConnect AI接続を組み合わせてTeamsやメールへ自動通知できます。画面を開いて手動で確認する手間がなくなり、対応のリードタイムを短縮できます。

他システムとのデータ同期フロー

Power AutomateのSQL Serverアクションを使えば、UKG Pro HCMのデータを他のクラウドサービスやデータベースへ定期的に同期するフローをノーコードで構築できます。データ連携のためだけに個別のスクリプトを書く必要はありません。

定期集計・レポートの自動生成

UKG Pro HCMのデータを期間別に集計し、Excelやメールでレポートとして自動配信するフローを組めます。定期的な集計作業にかかっていた工数を削減できます。

はじめに

※本記事ではConnect AI をSQL Serverインターフェースとして使い、Power Automate(オンライン版)とUKG Pro HCM を連携する方法をご紹介します。ODBC経由でPower Automate Desktop(RPA)に連携する場合はこちらの記事をご確認ください。

比較項目標準 UKG Pro HCMコネクタCData Connect AI(本記事の方法)
接続方式UKG Pro HCM専用のトリガー・アクション汎用SQL Serverコネクタ(Get rows等)
カスタムオブジェクトへのアクセス対応アクションの範囲に限定SQLでカスタムエンティティ・フィールドにもアクセス
複雑な条件・集計フロー内で個別に組み立てが必要SQLプッシュダウンで複雑なクエリを直接実行
他データソースとの統合UKG Pro HCM単体同じSQL Server接続方式で他の300以上のデータソースにも対応

Connect AI からUKG Pro HCM に接続する

CData Connect AI は直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続します。
  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。 Adding a Connection
  2. Add Connection パネルから「UKG Pro HCM」を選択します。 データソースを選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、UKG Pro HCM に接続します。

    まず、Profile 接続プロパティをディスク上の UKGProHCM プロファイルの場所に設定します(例:C:\profiles\UKGProHCM.apip)。次に、ProfileSettings 接続プロパティを UKGProHCM の接続文字列に設定します(以下を参照)。

    UKGProHCM API プロファイル設定

    UKG Pro HCM では、Basic 認証とカスタマー API キーを組み合わせて API へのアクセスを認可します。接続には、UKG Pro HCM の認証情報と、UKG が発行したカスタマー API キーが必要です。

    認証するには、以下の接続プロパティを設定します。

    • AuthScheme:Basic に設定します。
    • User:UKG Pro HCM のユーザー名に設定します。
    • Password:UKG Pro HCM のパスワードに設定します。
    • ProfileSettings:以下の項目をセミコロン区切りで指定します。
      • Host:UKG Pro HCM テナントのホスト名(例:yourcompany.ultipro.com)。
      • CustomerAPIKey:UKG のカスタマー API キー。各 API 呼び出しで US-CUSTOMER-API-KEY リクエストヘッダーとして渡されます。

    カスタマー API キーの入手方法については、UKG Pro HCM の管理者にお問い合わせいただくか、UKG Developer Portal(https://developer.ukg.com)をご参照ください。

    接続の設定(Salesforce の表示)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Edit UKG Pro HCM Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

パーソナルアクセストークンの追加

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 Creating a new PAT
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

コネクションが構成されたら、Power Automate からUKG Pro HCM に接続できるようになります。

Power Automate をCData Connect AI に接続する

Connect AI を使用してUKG Pro HCM のデータをPower Automate タスクに統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。

  1. Power Automate にログインします。
  2. Data -> Connections -> New connection とクリックします。
  3. SQL Server を選択します。 Creating a new SQL Server Connection
  4. 接続ウィザードにて:

    • 直接接続するように選択します。
    • SQL server name をtds.cdata.com,14333 に設定します。
    • SQL database name をUKG Pro HCM コネクションの名前(API1 など)に設定します。
    • Username をConnect AI のユーザーに設定します。([email protected])
    • Password を上記のユーザーのPAT に設定します。
    • Create をクリックします。 Connecting to Connect AI

UKG Pro HCM のデータをPower Automate タスクに統合する

Connect AI への接続が構成されたら、リアルタイムUKG Pro HCM のデータをPower Automate タスクに統合することができるようになります。

  1. Power Automate にログインします。
  2. My flows -> New flow とクリックし、空白またはテンプレートからフローを作成することを選択します。
  3. SQL Server アクション(Get rows など)を追加または構成し、Connect AI コネクションに接続するようにアクションを構成します。
  4. 使用するテーブルをドロップダウンメニューから選択し、詳細オプション(フィルタ、オーダーなど)を構成します。 Getting UKG Pro HCM "Rows"
  5. その後のアクションを構成してテストし、フローを保存します。

まとめ:Power Automate からのUKG Pro HCM データ活用

Power Automate タスクからUKG Pro HCM のデータへリアルタイムに直接接続できるようになりました。これで、UKG Pro HCM のデータを複製せずにより多くの接続とワークフローを作成してビジネスを推進できます。標準のUKG Pro HCMコネクタでは対応しきれない複雑な条件やカスタムエンティティを扱いたい場合は、本記事のSQL Server接続方式が特に有効です。(本手順は2026年8月時点のPower Automate およびConnect AI のUI で検証しています。)

クラウドアプリケーションから直接数百種類のSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect AI を参照してください。

UKG Pro HCM × Power Automate 連携のよくある質問
Power AutomateとUKG Pro HCMを接続するのに追加のミドルウェアは必要ですか?
不要です。CData Connect AIがUKG Pro HCMとPower Automateの間でSQL Server互換のインターフェースを提供するため、標準のSQL Serverコネクタだけで接続できます。
Power AutomateからUKG Pro HCMのカスタムオブジェクトにもアクセスできますか?
はい。Connect AI経由であれば、標準オブジェクトだけでなくカスタムエンティティやカスタムフィールドを含め、UKG Pro HCMのデータ全体にSQLでアクセスできます。
認証方式は他にも選べますか?
選べます。標準的なユーザー名・パスワードによる認証に加え、OAuth認証やパーソナルアクセストークン(PAT)を使った認証にも対応しています。詳細はUKG Pro HCM 接続プロパティの設定手順をご確認ください。
Power Automateの標準UKG Pro HCMコネクタとの違いは何ですか?
標準コネクタは主要オブジェクトの操作が中心ですが、CData Connect AIはSQLプッシュダウンによる複雑なクエリの実行やカスタムエンティティへのSQLアクセスまでカバーします。

UKG Pro HCM のデータをAIエージェントから直接扱いたい場合は、Dify から接続する方法はこちら、Goose CLI エージェントからの接続はこちら、OpenCode からの接続はこちら、Claude からの接続はこちらで解説しています。そのほかのUKG Pro HCM 連携記事はUKG Pro HCM 連携記事一覧からまとめてご覧いただけます。

いかがでしたか?Power Automate から UKG Pro HCM へのデータ接続が 10 分もかからずに完了したのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、14 日間の無償トライアルで ノーコードツールからビジネスシステムへのリアルタイムデータ接続をぜひお試しください。

はじめる準備はできましたか?

CData Connect AI の詳細、または無料トライアルにお申し込みください:

無料トライアル