Dify と Zuora のリアルタイムデータを MCP で連携(CData Connect AI 経由)
Dify は、実運用レベルのエージェント型ワークフローやチャットボット、その他の LLM アプリケーションを構築できるオープンソースプラットフォームです。双方向のModel Context Protocol(MCP)サポートを標準搭載しており、リモート MCP Server をプラットフォーム上のツールとして登録するだけで外部データソースを追加でき、エージェントがリアルタイムデータにアクセスできるようになります。
Dify を組み込みの MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、ガバナンスの効いたリアルタイムのZuora のデータへアクセスできるようになります。自然言語のプロンプトだけでZuora のデータのカタログ一覧表示やスキーマ探索、レコードのクエリを実行でき、データアクセスはすべて認可済みのデータソースに対して安全に行われます。
この記事では、Connect AI で Zuora への接続を設定し、必要な Personal Access Token を生成する方法を解説します。さらに、Connect AI MCP Server を Dify にツールとして登録してエージェントアプリケーションに追加し、Dify からリアルタイムのZuora のデータをクエリして連携を確認する方法もご紹介します。
ステップ 1:Dify 用に Zuora への接続を設定
Dify から Zuora への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Dify からZuora のデータを操作するために、まず Connect AI で Zuora のコネクションを作成・設定していきましょう。
- Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
- Add Connection パネルから Zuora を選択
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Zuora に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
Zuora はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。OAuth 認証ついて詳しくは、オンラインヘルプドキュメントを参照してください。
Tenant プロパティの設定
Zuora へ正しく接続するには、アカウントの設定と合致するテナント値を1つ選択する必要があります。以下は、利用可能なオプションのリストです。- USProduction:リクエストはhttps://rest.zuora.com に送信されます。
- USAPISandbox:リクエストはhttps://rest.apisandbox.zuora.com に送信されます。
- USPerformanceTest:リクエストはhttps://rest.pt1.zuora.com に送信されます。
- EUProduction:リクエストはhttps://rest.eu.zuora.com に送信されます。
- EUSandbox:リクエストはhttps://rest.sandbox.eu.zuora.com に送信されます。
デフォルトではUSProduction テナントを使用します。
Zuora サービスの選択
データクエリとAQuA API の2つのZuora サービスを使用します。デフォルトでは、ZuoraService はAQuADataExport に設定されています。DataQuery
データクエリ機能は、非同期の読み取り専用SQL クエリを実行することで、Zuora テナントからのデータのエクスポートを実現します。 このサービスは、迅速かつ軽量なSQL クエリでの利用に適しています。制限
- フィルタ適用後の、テーブルごとの入力レコードの最大数: 1,000,000
- 出力レコードの最大数: 100,000
- テナントごとの、実行用に送信される同時クエリの最大数: 5
- テナントごとの、同時クエリの制限に達した後に実行用に送信され、キューに追加されるクエリの最大数: 10
- 1時間単位での、各クエリの最大処理時間: 1
- GB 単位での、各クエリに割り当てられるメモリの最大サイズ: 2
- Index Join を使用する際のインデックスの最大値。言い換えれば、Index Join を使用する際にWHERE 句で使われる一意の値に基づいた、左のテーブルから返されるレコードの最大数: 20.000
AQuADataExport
AQuA API のエクスポートは、すべてのオブジェクト(テーブル)のすべてのレコードをエクスポートするように設計されています。AQuA のクエリジョブには以下の制限があります。制限
- AQuA のジョブ内のクエリが8時間以上実行されている場合、ジョブは自動的に停止されます。
- 停止されたAQuA のジョブは3回再試行可能で、その後失敗として返されます。
- 「Save & Test」をクリック
- Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
Personal Access Token の追加
Personal Access Token(PAT)は、Dify から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御の粒度を維持するために、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。
- Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
- Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
- PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
- 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません
Zuora のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Dify は Connect AI 経由でZuora のデータに接続する準備が整いました。
ステップ 2:Dify に Connect AI MCP Server を登録
次に、Connect AI の Remote MCP Server を Dify のツールとして登録し、エージェントやワークフローが Connect AI 経由でリアルタイムデータのツールを検出・呼び出しできるようにします。
- Dify にログインするか、セルフホストの Dify インスタンス(組み込み MCP サポートを含む v1.6.0 以降)を開きます
- Integrations ページに移動し、Tools を選択して MCP タブをクリック
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Add MCP Server (HTTP) をクリックし、以下の詳細を入力します:
- Server URL: https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
- Name Icon: わかりやすい名前を付けます。例:CData Connect AI
- Server Identifier: 一意の識別子を指定します。例:cdata-connect-ai
- Headers: 値を Basic your_base64_encoded_email_PAT とした Authorization ヘッダーを追加します
注意:Dify は Connect AI との通信に Basic 認証を使用します。Connect AI のユーザーメールアドレスと前の手順で作成した PAT を email:PAT の形式で組み合わせ、その文字列を Base64 エンコードして先頭に Basic を付けてください。
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Add & Authorize をクリックすると、Dify が Connect AI MCP Server に接続し、利用可能なツールが一覧表示されます
MCP サーバーの登録が完了すると、Dify ワークスペース内のすべてのエージェントアプリケーションやワークフローで Connect AI のツールを利用できるようになります。
ステップ 3:Dify からリアルタイム Zuora のデータ をクエリ
連携設定が完了したら、Dify でエージェントアプリケーションを構築し、自然言語のプロンプトでリアルタイムのZuora のデータを操作してみましょう。
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Dify の Studio ページから Create from Blank をクリックし、アプリケーションタイプとして Agent を選択
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エージェントの設定画面で、Tools セクションの Add をクリックし、ステップ 2 で登録した Connect AI MCP ツールを選択
- プロンプトを解釈し MCP ツールを呼び出せるように、エージェント用の LLM プロバイダーとモデルを選択
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プレビューパネルのチャット入力欄にプロンプトを入力します。例:
- cdata-connect-ai のツールを使って利用可能なカタログをすべて一覧表示して
- Zuora で利用可能なスキーマとテーブルを表示して
- Zuora のテーブルから上位 5 件のレコードをクエリして
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Dify エージェントが Connect AI MCP Server を呼び出し、Zuora のデータのリアルタイム結果を返します
これで Dify エージェントが Connect AI MCP Server と通信し、エージェント型ワークフローから直接 Remote MCP ツールを通じてリアルタイムのZuora のデータを取得できるようになりました。
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