クラウドRPA Coopel でClaude Compliance のデータを利用したシナリオを作成

杉本和也
杉本和也
リードエンジニア
CData Connect AI を使ってCoopel でClaude Compliance のデータを使ったシナリオを作成します。

Coopel は DeNA 社が提供するクラウドベースのRPA サービスです。WebブラウザやExcel、SaaS などのクラウドサービスの操作の自動化が実現できます。この記事では、CData Connect AI を経由して Coopel からClaude Compliance のデータを取得し活用する方法を説明します。

CData Connect AI はClaude Compliance のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、Coopel からClaude Compliance のデータへのリアルタイム連携を実現します。

Connect AI を構成

Coopel でClaude Compliance のデータを操作するには、Connect AI からClaude Compliance に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してClaude Compliance のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。

Claude Compliance に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

パーソナルアクセストークン(PAT)の追加

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
  2. 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 Creating a new PAT
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

Connect AI からClaude Compliance に接続

CData Connect AI では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。

  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「Claude Compliance」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Claude Compliance に接続します。

    ドライバーは Compliance Access Key を使用して Claude Compliance に接続します(サポートされている認証方式はこれのみです)。以下の接続プロパティを設定します。

    • APIKey:作成した Compliance Access Key。

    Compliance Access Key の作成

    1. 組織で Compliance API を有効にします。
    2. Primary Owner または Organization Owner として claude.ai にサインインし、Organization settings > API > Keys を開きます。
    3. Create Key を選択し、連携に必要なスコープのみを割り当てます。
      • read:compliance_activities:Activities および各種アクティビティビュー用。
      • read:compliance_org_data:組織、ロール、グループ、設定用。
      • read:compliance_user_data:ユーザー、チャット、ファイル、プロジェクト、ダウンロード用。
      • delete:compliance_user_data:明示的な Delete ストアドプロシージャ用。
    4. キーを作成し、表示されたらすぐにコピーします。キーは sk-ant-api01- で始まり、一度しか表示されません。

    必要に応じて OrganizationUUID を設定すると、組織スコープのビュー(OrganizationUsers や ComplianceRoles など)を、リンクされた特定の 1 組織に限定できます。空欄の場合、これらのビューはデフォルトで最初に利用可能な組織を対象とし、リンクされたすべての組織のデータは含まれません。

    接続の設定(Salesforce の表示)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. 「Add Claude Compliance Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

Connect AI にClaude Compliance OData エンドポイントを追加する

Claude Compliance に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

  1. OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
  2. Claude Compliance 接続(例:ClaudeCompliance1)を選択し、Next をクリックします。
  3. 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。 テーブルを選択(Salesforce の例)

コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Coopel からClaude Compliance のデータに接続できます。

Coopel でシナリオを作成する

CData Connect cloud 側の準備が完了したら、早速Coopel 側でシナリオの作成を開始します。

  1. まず、Coopel にログインし、必要に応じて新しいワークスペースを作成します。
  2. ワークスペースを作成後、CData Connect AI にアクセスするための認証情報をCoopel 上に保存しましょう。「シナリオアカウント設定」→「新規追加」→「その他のサービス」を選択します。
  3. ここで、CData Connect AI にアクセスするためのUserID とPassword を入力し、保存じます。Web サービス名には任意の名称を入力してください。
  4. 次にメインとなるシナリオを作成します。「シナリオ作成」をクリックし
  5. 任意の名称を入力します。

Claude Compliance のデータを取得する処理を作成

シナリオを作成したらClaude Compliance のデータを取得する処理の作成を進めましょう。

  1. Coopel からClaude Compliance のデータを取得するためには、CData Connect AI を経由します。Coopel では、ブラウザアクセスと同じような方法でCData Connect AI にアクセスするので、「URLにアクセス」のアクションを使って、データ取得を行います。Coopelのアクション一覧から「URLにアクセス」を配置し、先程検証した以下の「URL」および、「Basic認証アカウント」に指定します。
  2. 続いて、表示されたデータをCoopel 上で扱いやすい形にするためにテーブルデータとして取得を行います。Coopel アクションの一覧から「テーブルデータを取得」を配置し、先程作成した「URL にアクセス」をブラウザへ指定。テーブルの要素として「table」を指定します。
  3. これで、Coopel上でCData Connect AI 経由で取得したデータを操作する準備が整いました。あとはCoopel のさまざまなアクションを駆使して、フローを作成していきます。

ファイル出力処理を作成

データを取得する処理が作成できたら、そのデータをExcel ファイルに出力してみましょう。

  1. 最初に「ファイルの新規作成」アクションを使って、Excel ファイルを作成します。任意の名称でファイル名とシート名を指定してください。
  2. 次に「シートをシート名で指定」のアクションを配置して、先程作成したExcel ファイルのシートを参照します。
  3. シートを開いたら、取得したデータを「セルにペースト」アクションで貼り付けます。事前に作成した「対象シート」と、CData Connect AI から取得した「テーブルデータ」を指定します。書き込み対象セルは一番左上のセルから入力するので「A1」を指定しました。
  4. 最後に作成したExcel ファイルを「ファイルを保存する」アクションで保存します。以上ですべてのシナリオが完成しました。

実行

それでは完成したシナリオを実行してみましょう。

  1. Coopelでは画面右上の「実行」ボタンでシナリオを試すことができます。正常に実行されると、以下のように「ファイルを保存する」アクションのダイアログに生成されたExcel ファイルが表示されます。
  2. これをダウンロードして、Excelで開いてみると、以下のようにCData Connect AI 経由で取得したデータが入力されていることが確認できます。

クラウドRPA からClaude Compliance のデータへのライブ接続

Coopel からClaude Compliance のリアルタイムデータに直接接続できるようになりました。これで、Claude Compliance のデータを複製せずにより多くの接続とシナリオを作成できます。

クラウドRPA から直接350を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムデータアクセスを取得するには、CData Connect AI を参照してください。

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