Linear にデータ連携するダッシュボードをTableau Server にパブリッシュする方法

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Tableau Connector をTableau Server から使用してLinear のデータをノーコードでビジュアライズで使う方法。



Tableau といえば、直感的に使えるUI と高度なデータ分析・ダッシュボード構築機能を備えた人気のBI ツールですね。Tableau Server を利用することで、Tableau Desktop で作成したダッシュボードを社内で広く共有できます。そしてTableau にCData Tableau Connector for Linear を組み合わせて使えば、Tableau Server からシームレスにLinear のデータを連携利用することができるようになります。この記事では、Tableau Server でLinear のデータに接続してシンプルなチャートを作る方法と、Tableau Desktop でLinear のデータソースをパブリッシュする方法の二つを説明します。

CData Tableau Connectors とは?

CData Tableau Connectors は、以下のような特徴を持った製品です。

  1. Linear をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. Tableau でリアルタイムLinear のデータへのハイスピードなデータアクセス
  3. ノーコードでの手軽な接続設定

CData Tableau Connectors では、1.データソースとしてLinear の接続を設定、2.Tableau 側でコネクタとの接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData Tableau Connectors の日本語版は、Tableau 2020.4 以降のバージョンで使用可能です。それより前のTableau バージョンではCData ODBC Driver for Linear もしくは、CData JDBC Driver for Linear を使ってLinear に接続することができます。2020.4 より前のTableau Cloud からLinear に接続するには、CData Connect を使って連携できます。

Tableau Server にLinear Connector をインストール

まずは、Tableau Server をホストしているマシンにCData Tableau Connector をインストールします。本記事右側のサイドバーからLinear Tableau Connectors の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

  1. Tableau Desktop がインストールされていない環境の場合、インストール中に「This setup could not copy important connector files to ...」というダイアログが表示されます。サーバーマシン上で、cdata.linear.taco と cdata.tableau.linear.lic ファイルを、インストールディレクトリ(C:\Program Files\CData\CData Tableau Connector for Linear\lib\)からコピーします。
  2. コピーしたファイルをTableau Server Connectors のフォルダに貼り付けて「サインイン」をクリックして接続します。
    C:\ProgramData\Tableau\Tableau Server\data\tabsvc\vizqlserver\Connectors
  3. ファイルをコピーしたら、後のダイアログはOK ボタンをクリックしてインストールを完了します。
  4. Tableau Server を再起動します。

Tableau Server にブラウザからLinear のデータをビジュアライズ

Tableau Server にブラウザからアクセスして、ブラウザからLinear のデータに連携する設定を行い、Linear のダッシュボードを作成することができます。

Tableau Server でのLinear のデータへの接続

  1. Tableau Server サイトにブラウザでアクセスします。
  2. 「Create」 -> 「Workbook」でワークブックを作成します。「Connect to Data」ダイアログでConnectors タブを開きます。コネクタ一覧内の「Linear by CData」を選択します。
  3. 接続プロパティを設定して「SignIn」をクリックして接続を確立します。

Linear への認証には、個人用 API キーまたは OAuth 2.0 を使用できます。ご自身の Linear アカウントで接続する場合は、API キーを使うのが最も手軽です。

API キーによる認証

以下の接続プロパティを設定します。

  • AuthScheme:APIKey に設定します。
  • APIKey:Linear の個人用 API キー。

個人用 API キーを作成するには、Linear にログインして Settings > Security & access > Personal API keys を開き、New API key を選択して作成します。キーは一度しか表示されないため、すぐにコピーしておきましょう。

OAuth による認証

OAuth を使用するには、Linear にカスタム OAuth アプリケーションを登録する必要があります(Settings > API > OAuth applications)。登録すると OAuthClientId と OAuthClientSecret が発行されます。対応しているフローは以下の 2 つです。

  • Authorization code:AuthScheme を OAuth、InitiateOAuth を GETANDREFRESH に設定し、OAuthClientId、OAuthClientSecret、およびアプリケーションで定義した CallbackURL(例:http://localhost:33333)を指定します。ドライバーがブラウザで Linear を開くので、アクセスを許可してください。
  • Client credentials:AuthScheme を OAuthClient に設定し、OAuthClientId と OAuthClientSecret を指定します。アプリケーション自体を認証するためブラウザ操作は不要で、マシン間(M2M)連携に適しています。

デフォルトでは、ドライバーは read,write スコープをリクエストします。アクセストークンは有効期限が切れると自動で更新されます。

Connection String での設定の場合には、スタートメニューのConnection Builder をクリック、もしくはインストールディレクトリのlib フォルダの.jar ファイルをダブルクリックしてConnection Builder を開き、プロパティを設定をすることでConnection String を取得することができます。「接続テスト」をクリックして、接続を確認します。Builder の「接続文字列」に表示された文字列をコピーしてTableau の接続画面のConnection String に貼り付けて「SignIN」をクリックして接続します。

コネクタの接続を設定

接続したLinear のデータのビジュアライズをブラウザから作成

  1. 「Database」のプルダウンメニューが表示された場合にはCData もしくは表示されたデータベース名で使用するものを選択します。
  2. 「Schema」のプルダウンメニューが表示された場合にはLinear もしくは表示されたスキーマ名を選択します。
  3. 左ペインの「Table」にLinear で使用可能なテーブルが表示されます。ビジュアライズで使うテーブルをデータセット作成エリアにドラッグ&ドロップします。複数のテーブルを選択してドロップすることが可能です。複数のテーブルを選択して、リレーションを設定することが可能です。
  4. 右上の接続モード選択で、「ライブ」もしくは「抽出」を選択します。
  5. 「今すぐ更新」もしくは「自動更新」 をクリックします。「今すぐ更新」では、はじめの10,000行を取得します。取得する行数は個別に行ボックスで設定可能です。「自動更新」ではプレビューエリアのデータが自動的に更新されます。
  6. 「ワークシート」タブをクリックします。選択したデータのカラムがデータ型によりディメンションかメジャーとしてリスト表示されています。CData Tableau Connector は、自動的にデータ型を検出してくれるので、このようにすぐにデータをビジュアライズで使うことができます。
  7. 「ディメンション」 もしくは 「メジャー」 を「列」 もしくは 「行」 にドラッグ&ドロップします。
  8. 「表示形式」 タブから、お好みのグラフタイプを選択します。Tableau がデータを選択したグラフタイプで表示します。

Tableau Desktop からLinear のデータソースをTableau Server にパブリッシュ

Tableau Desktop 側にも同じCData Tableau Connectors 製品をインストール済の場合は、Tableau Desktop で作成したデータソースをTableau Server にパブリッシュして利用することが可能です。Tableau Desktop への CData Tableau Connectors製品のインストール手順はこちら を参照してください。

まずは、Tableau Desktop でLinear Connector でLinear のデータをデータソースとして設定します。

  1. 「接続」ペインから「Tableau Server」をクリックします。
  2. Tableau Server のURL をセットして、接続ボタンをクリックするとサインインダイアログが表示されるのでTableau Server にサインインします。
  3. Tableau Desktop のメニューで「サーバー」->「データソースのパブリッシュ」-> からパブリッシュするデータソース名をクリックします。
  4. Tableau Server にデータソースをパブリッシュするダイアログが表示されます。プロジェクトを選択して「パブリッシュ」をクリックします。
  5. Publish the Data Source to Tableau Server
  6. ブラウザが起動してTableau Server のパブリッシュしたデータソースが表示されます。Connections タブ内のDataSource 右下の「...」をクリックして「Edit Connection...」を開きます。
  7. パスワードをコネクションに埋め込むために、Password を「Embedded password in conneciton」に変更してパスワードをセット、Test Connection で接続を確認してSave します。
  8. これで、New > Workbook using this datasource から本データソースを利用したワークブックが作成できるようになります。
  9. 可視化を作成します。
Visualizing liveLinear のデータin Tableau Server

Linear からTableau Server へのデータ連携には、ぜひCData Tableau Connectors をご利用ください

このようにCData Tableau Connectors と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをTableau Server からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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