Dataiku からリアルタイム Outlook データを使って AI/ML モデルを構築

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData API Driver for JDBC を使って Outlook データを Dataiku に接続。



Dataiku は、データの準備、分析、可視化、AI/ML モデルのデプロイメントに利用されるデータサイエンスおよび機械学習プラットフォームです。チームでの協業と効率的なデータドリブンな意思決定を可能にします。CData API Driver for JDBC と組み合わせることで、Dataiku は Outlook のデータ のデータ連携、データ準備、リアルタイム分析、そして信頼性の高いモデルデプロイメントをさらに強化します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイム Outlook のデータ とのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを発揮します。複雑な SQL クエリを Outlook に発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされている SQL 操作を Outlook に直接プッシュし、サポートされていない操作(多くの場合、SQL 関数や JOIN 操作)は内蔵の SQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。動的メタデータクエリ機能が組み込まれているため、ネイティブのデータ型を使って Outlook のデータ を操作・分析できます。

この記事では、Dataiku DSS(Data Science Studio)プラットフォームで CData API Driver for JDBC を使って Outlook に簡単に連携する方法を紹介します。データの準備やカスタム AI/ML モデルの構築を行いましょう。

Dataiku DSS 環境の準備

このセクションでは、先に紹介した Dataiku を Outlook のデータ 向けにセットアップする方法を説明します。事前に、お使いのオペレーティングシステムに対応した Dataiku DSS(オンプレミス版)をインストールしておいてください。

CData API Driver for JDBC のインストール

まず、Dataiku と同じマシンに CData API Driver for JDBC をインストールします。JDBC Driver は以下のパスにインストールされます:

C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.api.jar

Dataiku DSS での JDBC Driver 接続設定

Dataiku で CData JDBC Driver を使用するには、新しい SQL データベース接続を作成し、DSS の接続設定で JDBC Driver の JAR ファイルを追加する必要があります。

  1. Dataiku DSS プラットフォームにログインします。ブラウザでローカルに開きます(例:localhost:11200)。 Dataiku DSS プラットフォームにログイン。 Dataiku DSS プラットフォームのダッシュボード。
  2. プラットフォームの右上にある Navigate to other sections of Dataiku メニューをクリックし、Administration を選択します。 Administration を選択。
  3. Connections タブを選択します。 Connections を選択。
  4. Connections 画面で New Connections ボタンをクリックします。 New Connections をクリック。
  5. スクロールして Other SQL databases を選択します。 Other SQL databases を選択。
  6. Outlook に接続するための JDBC URL を生成します。jdbc:api: で始まり、その後にセミコロン区切りの接続文字列プロパティを続けます。

    OAuth 認証の設定

    Microsoft Graph API は認証に OAuth 2.0 を使用します。OAuth 認証情報(Client ID と Client Secret)を取得するには、Microsoft Azure Portal でアプリケーションを登録する必要があります。

    OAuth 認証情報の取得

    1. Azure Portal にログインします。
    2. Azure Active Directory > App registrations に移動します。
    3. New registration をクリックして新しいアプリケーションを作成します。
    4. アプリケーション名を入力し、適切なアカウントの種類を選択します。
    5. Redirect URI をアプリケーションのコールバック URL に設定します(デスクトップアプリの場合は http://localhost:33333 など)。
    6. Register をクリックしてアプリケーションを作成します。
    7. アプリケーションの概要ページで Application (client) ID をコピーします。これが OAuthClientId になります。
    8. Certificates & secrets に移動して、新しいクライアントシークレットを作成します。
    9. クライアントシークレットの値をコピーします。これが OAuthClientSecret になります。
    10. API permissions に移動して、必要な Microsoft Graph API の権限を追加します:
      • Mail.Read - メールメッセージへのアクセス用
      • Contacts.Read - 連絡先へのアクセス用
      • Calendars.Read - カレンダーイベントへのアクセス用
      • Tasks.Read - To Do タスクへのアクセス用
      • offline_access - リフレッシュトークンの取得用
    11. Grant admin consent をクリックして、これらの権限を付与します。

    OAuth での接続

    以下の接続プロパティを設定して接続を確立してください:

    • AuthScheme:OAuth に設定します。
    • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定します。CData API Profile for Outlook が OAuth プロセスを自動的に進め、アクセストークンを取得します。
    • OAuthClientId:Azure Portal の Application (client) ID に設定します。
    • OAuthClientSecret:Azure Portal のクライアントシークレットの値に設定します。
    • TenantId:Azure AD のテナント識別子(GUID または 'contoso.onmicrosoft.com' のようなドメイン名)に設定します。
    • CallbackURL:アプリ登録で指定したリダイレクト URI に設定します(デスクトップアプリの場合は http://localhost:33333 など)。

    接続文字列の例

    Profile=C:\profiles\Outlook.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;TenantId=your_tenant_id;CallbackUrl=http://localhost:33333;
    

    組み込みの接続文字列デザイナー

    JDBC URL の作成には、Outlook JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから実行してください。

    java -jar cdata.jdbc.api.jar
    

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    組み込みの接続文字列デザイナーを使用して JDBC URL を生成(Salesforce の例)。

    一般的な JDBC URL は次のようになります:

    jdbc:api:Profile=C:\profiles\Outlook.apip;AuthScheme=OAuth;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;TenantId=your_tenant_id;CallbackUrl=http://localhost:33333;
    
  7. New SQL database (JDBC) connection 画面で、New connection name フィールドに名前を入力し、基本パラメータを指定します:
    • JDBC Driver Class:cdata.jdbc.api.APIDriver
    • JDBC URL:前のステップで取得した JDBC 接続 URL
    • Driver jars directory:システム上で JAR ファイルがインストールされているフォルダパス
    接続名を入力し、基本的な接続パラメータを指定。

    次に、SQL dialect を選択します。ここでは「SQL Server」を選択しています。Create をクリックします。接続が成功すると、「Connection OK」というメッセージが表示されます。

  8. Data Catalog ウィンドウが表示されます。Connection to browseRestrict to catalogRestrict to schema ドロップダウンから目的の接続、カタログ、スキーマを選択し、List Tables をクリックします。Dataiku プラットフォームに必要なテーブルがすべて一覧表示されます。 接続、カタログ、スキーマを選択してテーブル一覧をフィルタ。 Data Catalog にデータソースで利用可能なすべてのテーブルが一覧表示。
  9. 一覧からテーブルを選択し、Preview をクリックしてテーブルデータを表示します。Close をクリックしてウィンドウを閉じます。 特定のテーブルデータをプレビュー。

新しいプロジェクトの作成

Dataiku DSS プラットフォームでデータフローの準備、ダッシュボードの作成、Outlook のデータ の分析、AI/ML モデルの構築を行うには、まず新しいプロジェクトを作成する必要があります。

  1. Navigate to other sections of Dataiku メニューから Projects を選択します。 Projects を選択。
  2. Projects 画面で New Project をクリックし、+ Blank Project を選択します。 Blank Project を選択。
  3. New Project ウィンドウで、NameProject Key を入力します。Create をクリックすると、新しいプロジェクトのダッシュボードが開きます。 Name と Project Key を入力。 プロジェクトダッシュボードが表示。
  4. プロジェクト画面上部のメニューから Notebooks を選択します。 Notebooks を選択。
  5. + Create Your First Notebook ドロップダウンメニューをクリックし、Write your own オプションを選択します。 ノートブックを作成。
  6. New Notebook ウィンドウで SQL を選択します。 SQL を選択。
  7. Connection ドロップダウンから必要な接続を選択し、Notebook Name フィールドに名前を入力します。 接続を選択してノートブック名を入力。

接続のテスト

Outlook 接続をテストして Outlook のデータ を分析するには、クエリコンパイラでクエリを記述し、Run をクリックします。クエリ結果やフィルタリングされた Outlook のデータ の結果が画面に表示されます。

データソースにクエリを実行して接続をテスト。

おわりに

CData API Driver for JDBC の 30日間無償トライアル をダウンロードして、Dataiku と連携し、Outlook のデータ からカスタム AI/ML モデルを簡単に構築しましょう。

ご質問があれば、お気軽に サポートチーム までお問い合わせください。

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