【MCP Server】Mistral AI からPingOne のデータに連携しよう!
Mistral AI は、エンタープライズグレードのオープンソースおよび商用大規模言語モデル(LLM)を構築するフロンティアAI 企業です。Mistral を使えば、オンプレミス、クラウド、エッジなど、あらゆる場所でエージェントのトレーニング、ファインチューニング、デプロイが可能で、データの完全なコントロールを維持できます。エージェント対応プラットフォームは、多言語・マルチモーダル AI を実現し、メモリや拡張コンテキスト処理をサポートしながら、安全に検索、作成、コーディング、自動化、コラボレーションができます。
CData Connect AI は、PingOneを含む数百のデータソースをMCP経由でAIツールにつなげるクラウドサービスです。接続情報はConnect AI側で一元管理されるため、Mistral AIにPingOneの認証情報を直接渡すことなくセキュアに連携できます。
この記事では、Mistral AI の Le Chat(Mistral のカスタマイズ可能な会話型チャットボット)と CData Connect AI を使用して、PingOne に接続していきます。Mistral AI のワークフロー内でライブの PingOne と直接やり取りでき、クエリの実行やタスクの自動化を安全に行えるようになります。
セットアップはわずか数分で完了し、接続が完了すればPingOne のリアルタイムデータとインテリジェントに会話できる独自のチャットボットエージェントが完成します。
それでは、早速始めていきましょう。
前提条件
- Mistral AI アカウント(サインアップまたはログインはこちら)
- CData Connect AI アカウント(サインアップまたはログインはこちら)
- 有効な認証情報を持つアクティブな PingOne アカウント
概要
実施する手順の概要を確認しておきましょう。
- 接続:CData Connect AI で認証情報を使用してPingOne への接続を追加します。
- 設定:Mistral AI のLe Chat でカスタム MCP 接続を作成し、CData Connect AI の PingOne 接続を指定します。
- クエリ:Mistral AI ワークフロー内でライブの PingOne データとやり取りし、自然言語を使用してクエリを実行したりアクションを実行したりします。
ステップ1:Mistral 用の PingOne 接続を設定する
Mistral AI から PingOne への接続は、CData Connect AI のリモートMCP で実現します。Mistral から PingOne とやり取りするために、まず CData Connect AI で PingOne 接続を作成・設定していきましょう。
- Connect AI にログインし、Sources をクリックして、「Add Connection」をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「PingOne」を選択します。
-
PingOne に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
PingOne に接続するには以下のプロパティを設定します。
- Region:自身のPingOne 組織のデータがホスティングされている地域。
- AuthScheme:PingOne に接続する際に使用する認証の種類。
- WorkerAppEnvironmentId (デフォルトのPingOne ドメインを使用する場合に必要)、またはAuthorizationServerURL のいずれかで、下で説明するように設定します。
WorkerAppEnvironmentId の設定
WorkerAppEnvironmentId は、Worker アプリケーションが存在するPingOne 環境のID です。 このパラメータは、環境がデフォルトのPingOne ドメイン(auth.pingone)を利用している場合のみ使用されます。 これは、ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、PingOne への認証に使用するカスタムOAuth アプリケーションを作成した後に設定します。
はじめに、このプロパティの値を見つけます。
- 自身のPingOne 組織のホームページからナビゲーションサイドバーに移動し、Environments をクリックします。
- OAuth / Worker のカスタムアプリケーションを作成した環境(通常はAdministrators)を見つけ、Manage Environment をクリックします。 環境のホームページが表示されます。
- 環境のホームページのナビゲーションサイドバーで、Applications をクリックします。
- リストから、OAuth またはWorker アプリケーションの詳細を見つけます。
-
Environment ID フィールドの値をコピーします。
以下の例に似たものになるはずです:
WorkerAppEnvironmentId='11e96fc7-aa4d-4a60-8196-9acf91424eca'
次に、WorkerAppEnvironmentId をEnvironment ID フィールドの値に設定します。
AuthorizationServerURL の設定
AuthorizationServerURL は、お使いのアプリケーションが配置されている環境のPingOne 認可サーバーのベースURL です。 このプロパティは、PingOne プラットフォームAPI ドキュメントで説明されているように、環境にカスタムドメインを設定した場合にのみ使用されます。 Custom Domains を参照してください。
OAuth でのPingOne への認証
PingOne はOAuth とOAuthClient 認証の両方をサポートしています。 上述の設定手順に加え、OAuth またはOAuthCliet 認証をサポートするために、さらに2つの手順を完了する必要があります。
- ヘルプドキュメントのカスタムOAuth アプリケーションの作成で説明するように、カスタムOAuth アプリケーションを作成して設定します。
- ドライバーがデータモデル内のエンティティにアクセスできるようにするには、ヘルプドキュメントのAdministrator Roles での説明のとおり、使用するアドミンユーザー / ワーカーアプリケーションに対して正しいロールを設定していることを確認してください。
- 以下のサブセクションで説明されているように、選択した認証スキームと認証フローに適切なプロパティを設定します。
OAuth(認可コードグラント)
AuthScheme をOAuth に設定します。
デスクトップアプリケーション
OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
以下を設定して、接続してください。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH。繰り返しOAuth の交換を行ったり、手動でOAuthAccessToken を設定する必要をなくすには、InitiateOAuth を使用します。
- OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient ID。
- OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションを作成した際に取得したClient Secret。
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義したリダイレクトURI。例:https://localhost:3333
接続すると、CData 製品 はデフォルトブラウザでPingOne のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 ドライバーはこれでOAuth プロセスを完了します。
- ドライバーはPingOne からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で永続化されるようにします。
ドライバーはアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。
Web アプリケーションやヘッドレスマシン、クライアントクレデンシャルグラントを含むその他のOAuth メソッドについては、ヘルプドキュメントを参照してください。
- 「Create & Test」をクリックします。
-
「Add PingOne Connection」ページの Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。
パーソナルアクセストークンの追加
パーソナルアクセストークン(PAT)は、Mistral AI から Connect AI への接続を認証するために使用されます。アクセス制御の粒度を維持するために、サービスごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。
- Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして、Settings ページを開きます。
- Settings ページの Access Tokens セクションに移動し、「Create PAT」をクリックします。
-
PAT にわかりやすい名前を付けて、Create をクリックします。
- ※PAT は作成時にのみ表示されますので、必ずコピーして安全な場所に保管してください。
これで接続の設定と PAT の生成が完了しました。Mistral AI ワークフローから PingOne に接続する準備が整いました。
ステップ 2:Mistral Le Chat でMCP コネクタを設定する
CData Connect AI で PingOne 接続とPAT を作成できたので、次は Mistral Le Chat 内でカスタム MCP コネクタを設定していきましょう。
-
Le Chat にログインします。
-
左側のメニューからIntelligence をクリックし、Connectors を選択します。Add Connector をクリックします。
-
ダイアログでCustom MCP Connector を選択し、以下の詳細を入力します。
- Connector Name:例:CData_Remote_MCP
- Connector Server:https://mcp.cloud.cdata.com/mcp(Connect AI の「Connect Data to AI」リボンに記載されています)
- Authentication Method:API Token Authentication
- Header Name:Authorization
- Header Type:Basic
- Header Value:[email protected]:YourPAT(「[email protected]」を CData Connect AI のメールアドレスに、「YourPAT」を先ほど作成した PAT に置き換えてください。上記の形式で指定します)
- Connect をクリックして接続を確立します。
-
Connections セクションの下部までスクロールして、MCP 接続が正常に確立されたことを確認します。
これで、Mistral Le Chat がCData Remote MCP Server を通じてPingOne にリアルタイムでクエリをセキュアに連携できるようになりました。
ステップ 3:Mistral AI からPingOne データをリアルタイムでクエリする
Le Chat でMCP コネクタの設定が完了したので、会話の中でPingOne のデータを直接クエリできるようになりました。
- Le Chat で、左側のメニューの Chats をクリックして新しいチャットを開始します。
-
Enable Tools ボタンをクリックして MCP コネクタを有効化します。
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Get Catalogs や Get Tables などのディスカバリークエリを実行して、CData Connect AI を通じて接続されている利用可能なデータソースとスキーマを確認してみましょう。
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簡単なクエリを実行して接続をテストしてみてください。例えば:
「業種別の商談成約率を比較して」
これで完了です!Mistral Le Chat 内でPingOne と会話形式でやり取りできるようになりました。
CData Connect AI で複雑な AI エージェントを構築する
統合が完了したら、シンプルなクエリを超えて、複数ステップの AI エージェントを構築できます。これらのエージェントは、Mistral AI の推論機能と CData Connect AI を通じたエンタープライズデータへの安全なリアルタイムアクセスを組み合わせることで、売上予測、サポートトリアージ、顧客トレンド分析など、さまざまなワークフローを実現できます。
CData Connect AI でビジネスシステムのデータ活用を今すぐスタート
いかがでしたか?Mistral AI から PingOne へのデータ接続が簡単に完了したのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、14 日間の無償トライアルで AI ツールからビジネスシステムへのリアルタイムデータ接続をぜひお試しください。