Dify と QuickBooks Online のリアルタイムデータを MCP で連携(CData Connect AI 経由)
Dify は、実運用レベルのエージェント型ワークフローやチャットボット、その他の LLM アプリケーションを構築できるオープンソースプラットフォームです。双方向のModel Context Protocol(MCP)サポートを標準搭載しており、リモート MCP Server をプラットフォーム上のツールとして登録するだけで外部データソースを追加でき、エージェントがリアルタイムデータにアクセスできるようになります。
Dify を組み込みの MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、ガバナンスの効いたリアルタイムのQuickBooks Online のデータへアクセスできるようになります。自然言語のプロンプトだけでQuickBooks Online のデータのカタログ一覧表示やスキーマ探索、レコードのクエリを実行でき、データアクセスはすべて認可済みのデータソースに対して安全に行われます。
この記事では、Connect AI で QuickBooks Online への接続を設定し、必要な Personal Access Token を生成する方法を解説します。さらに、Connect AI MCP Server を Dify にツールとして登録してエージェントアプリケーションに追加し、Dify からリアルタイムのQuickBooks Online のデータをクエリして連携を確認する方法もご紹介します。
QuickBooks Online とのデータ連携について
CData は、QuickBooks Online のライブデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:
- フィルターや集計などの複雑な操作に対するプッシュダウンクエリ最適化により、高性能なデータ読み取りを実現します。
- QuickBooks Online データの読み取り、書き込み、更新、削除ができます。
- SQL ストアドプロシージャを使用して、レポートの実行、添付ファイルのダウンロード、請求書の送信や無効化をコードから直接実行できます。
- OAuth と TLS 1.2、SHA-256、ECC などの最新の暗号化を使用して安全に接続できます。
多くのユーザーは、Power BI や Excel などのお気に入りの分析ツールからライブ QuickBooks Online データにアクセスしたり、フェデレートアクセスでデータベースから直接アクセスしたり、CData ソリューションを使用して QuickBooks Online データを B2B コミュニケーション用の自動化ワークフローに簡単に統合したりしています。
お客様が CData の QuickBooks Online ソリューションで問題を解決している方法については、ブログをご覧ください:https://jp.cdata.com/blog/360-view-of-your-customers
ステップ 1:Dify 用に QuickBooks Online への接続を設定
Dify から QuickBooks Online への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。Dify からQuickBooks Online のデータを操作するために、まず Connect AI で QuickBooks Online のコネクションを作成・設定していきましょう。
- Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
- Add Connection パネルから QuickBooks Online を選択
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QuickBooks Online に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
QuickBooks Online への接続にはOAuth 認証標準を使います。Embedded Credentials を使用すると、接続プロパティを設定せずに接続できます。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えるだけです。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
詳細はヘルプドキュメントを参照してください。
- 「Save & Test」をクリック
- Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
Personal Access Token の追加
Personal Access Token(PAT)は、Dify から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御の粒度を維持するために、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。
- Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
- Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
- PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
- 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません
QuickBooks Online のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで Dify は Connect AI 経由でQuickBooks Online のデータに接続する準備が整いました。
ステップ 2:Dify に Connect AI MCP Server を登録
次に、Connect AI の Remote MCP Server を Dify のツールとして登録し、エージェントやワークフローが Connect AI 経由でリアルタイムデータのツールを検出・呼び出しできるようにします。
- Dify にログインするか、セルフホストの Dify インスタンス(組み込み MCP サポートを含む v1.6.0 以降)を開きます
- Integrations ページに移動し、Tools を選択して MCP タブをクリック
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Add MCP Server (HTTP) をクリックし、以下の詳細を入力します:
- Server URL: https://mcp.cloud.cdata.com/mcp
- Name Icon: わかりやすい名前を付けます。例:CData Connect AI
- Server Identifier: 一意の識別子を指定します。例:cdata-connect-ai
- Headers: 値を Basic your_base64_encoded_email_PAT とした Authorization ヘッダーを追加します
注意:Dify は Connect AI との通信に Basic 認証を使用します。Connect AI のユーザーメールアドレスと前の手順で作成した PAT を email:PAT の形式で組み合わせ、その文字列を Base64 エンコードして先頭に Basic を付けてください。
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Add & Authorize をクリックすると、Dify が Connect AI MCP Server に接続し、利用可能なツールが一覧表示されます
MCP サーバーの登録が完了すると、Dify ワークスペース内のすべてのエージェントアプリケーションやワークフローで Connect AI のツールを利用できるようになります。
ステップ 3:Dify からリアルタイム QuickBooks Online のデータ をクエリ
連携設定が完了したら、Dify でエージェントアプリケーションを構築し、自然言語のプロンプトでリアルタイムのQuickBooks Online のデータを操作してみましょう。
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Dify の Studio ページから Create from Blank をクリックし、アプリケーションタイプとして Agent を選択
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エージェントの設定画面で、Tools セクションの Add をクリックし、ステップ 2 で登録した Connect AI MCP ツールを選択
- プロンプトを解釈し MCP ツールを呼び出せるように、エージェント用の LLM プロバイダーとモデルを選択
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プレビューパネルのチャット入力欄にプロンプトを入力します。例:
- cdata-connect-ai のツールを使って利用可能なカタログをすべて一覧表示して
- QuickBooks Online で利用可能なスキーマとテーブルを表示して
- QuickBooks Online のテーブルから上位 5 件のレコードをクエリして
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Dify エージェントが Connect AI MCP Server を呼び出し、QuickBooks Online のデータのリアルタイム結果を返します
これで Dify エージェントが Connect AI MCP Server と通信し、エージェント型ワークフローから直接 Remote MCP ツールを通じてリアルタイムのQuickBooks Online のデータを取得できるようになりました。
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