【ノーコード】AdaloでSage X3 Cloud と連携したアプリを作成
Adalo は ノーコードでスマホやWebベースのアプリを構築できるクラウドサービスです。さらにCData Connect AI と連携することで、ノーコードアプリ開発用のSage X3 Cloud のデータへのクラウドベースのアクセスをノーコードで追加できます。本記事では、CData Connect AI 経由でAdalo からSage X3 Cloud 連携を実現する方法を紹介します。
CData Connect AI はSage X3 Cloud のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、Adalo からSage X3 Cloud のデータへのリアルタイム連携を実現します。
Connect AI を構成
Adalo でSage X3 Cloud のデータを操作するには、Connect AI からSage X3 Cloud に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してSage X3 Cloud のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Sage X3 Cloud に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
パーソナルアクセストークン(PAT)の追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
- 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークン(PAT)は作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect AI からSage X3 Cloud に接続
CData Connect AI では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Sage X3 Cloud」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Sage X3 Cloud に接続します。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Sage X3 Cloud Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect AI にSage X3 Cloud OData エンドポイントを追加する
Sage X3 Cloud に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
- Sage X3 Cloud 接続(例:SageX3Cloud1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Adalo からSage X3 Cloud のデータに接続できます。
Adalo でアプリを作成する
Connect AI 側の準備が完了したら、早速Adalo 側でアプリ開発を開始します。
- 「CREATE NEW APP」をクリックし
- 今回は「Desktop Web App」を作成します。
- template を最初に選ぶことができますが、今回は検証用なので何も無い「Blank」で作成しました。
- 最後にアプリ名とカラーリング設定を選んで、アプリの準備は完了です。
External Collections の登録
続いてConnect AI への接続をAdalo に追加します。Adalo では「Collection」という形でデータ構造を持ち、アプリのデータを管理することができるのですが、この「Collection」を外部のAPI とシームレスに連携した形で利用することができる「External Collections with APIs」という機能があります。この機能を用いてConnect AI に接続します。
- アプリを作成したら、まず Adalo アプリ内でデータを扱うための定義である「Collection」を登録します。Collection は Adalo 内部の独自DBのような「Database Collections」と、外部のAPI に対してシームレスにアクセスすることが可能な「External Collections」があります。今回は外部のAPIに対してアクセスを行うので「External Collections」で登録します。
- External Collections の登録画面では最初にコレクション名とAPI のベースとなるURLエンドポイントを指定します。任意のCollection 名とAPI Base URLに先程CData API Server で登録したSage X3 Cloud の対象リソースに接続できるOData のエンドポイントを指定します。併せて認証情報として Header に「x-cdata-authtoken」の名前でConnect AI ユーザー登録時に生成されているToken を指定します。
- 続いてAdalo から実行されるそれぞれのリクエストの関連付けを行います。通常のAPIであれば様々なチューニングが必要となる箇所ですが、Sage X3 Cloud ではほぼデフォルトの設定のままで進められます。一点だけ設定が必要な箇所として、Sage X3 Cloud からのレスポンスをレコード単位で識別するために「Get All」の設定にある「Results Key」に「value」を登録しておくことが挙げられます。これを設定したら「Next」をクリックしましょう。
- 最後にAPI の「RUN TEST」を行います。
- 「RUN TEST」をクリック後、最終的に以下のようにメッセージとレスポンスが表示されれば、External Collections の作成は完了です。
一覧画面の作成
それでは作成した External Collections を使ってアプリを作っていきましょう。
- まず一覧画面を表示するためにAdalo の画面右上の「+」ボタンをクリックして、「Simple List」をドラッグアンドドロップで画面に配置します。
- 以下のように配置できたら「What is this a list of?」で先程作成したExternal Collections の定義を紐付けます。
- 併せて「Title」と「Subtile」を取得するデータ項目に紐付けましょう。
- プレビューを実行し一覧画面に移動してみると、以下のようにSage X3 Cloud のデータを取得できていました。
クラウドアプリケーションからSage X3 Cloud のデータへのライブ接続
Adalo からSage X3 Cloud のリアルタイムデータに直接接続できるようになりました。これで、Sage X3 Cloud のデータを複製せずにより多くの接続とアプリを作成できます。
クラウドアプリケーションから直接350を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムデータアクセスを取得するには、CData Connect AI を参照してください。