OpenCode から MCP 経由で Sage X3 Cloud のデータをクエリする方法(CData Connect AI)
OpenCode は、幅広い LLM プロバイダーに対応するオープンソースの AI コーディングエージェントです。Model Context Protocol(MCP)をサポートしており、設定ファイルでローカルまたはリモートの MCP サーバーを構成できます。これにより外部ツールやデータソースを追加し、エージェントがリアルタイムデータにアクセスできるようになります。
OpenCode を組み込みの MCP Server 経由で CData Connect AI と連携すると、OpenCode はガバナンスの効いたリアルタイムのSage X3 Cloud のデータへのアクセスが可能になります。自然言語のプロンプトでSage X3 Cloud のデータのカタログ一覧表示、スキーマ探索、レコードのクエリが行え、すべてのデータアクセスは認可されたソースに対してセキュアに実行されます。
この記事では、Connect AI での Sage X3 Cloud 接続設定、必要な Personal Access Token の生成、OpenCode のインストール、プロジェクト設定ファイルへの Connect AI MCP Server の追加、LLM プロバイダーの設定、そして OpenCode からリアルタイムSage X3 Cloud のデータをクエリして連携を確認する方法をご紹介します。
ステップ 1:OpenCode 用に Sage X3 Cloud への接続を設定
OpenCode から Sage X3 Cloud への接続は、Connect AI の Remote MCP Server を通じて実現されます。OpenCode からSage X3 Cloud のデータを操作するために、まず Connect AI で Sage X3 Cloud のコネクションを作成・設定していきましょう。
- Connect AI にログインし、Sources をクリック、次に Add Connection をクリック
- Add Connection パネルから Sage X3 Cloud を選択
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Sage X3 Cloud に接続するために必要な認証プロパティを入力します。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
- 「Save & Test」をクリック
- Permissions タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新
Personal Access Token の追加
Personal Access Token(PAT)は、OpenCode から Connect AI への接続を認証するために使用します。アクセス制御の粒度を維持するために、連携ごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。
- Connect AI アプリ右上の歯車アイコン()をクリックして Settings を開く
- Settings ページで Access Tokens セクションに移動し、 Create PAT をクリック
- PAT にわかりやすい名前を付けて Create をクリック
- 表示されたトークンをコピーして安全に保管してください。一度しか表示されません
Sage X3 Cloud のコネクションと PAT の設定が完了しました。これで OpenCode は Connect AI 経由でSage X3 Cloud のデータに接続する準備が整いました。
ステップ 2:OpenCode のインストールと Connect AI MCP Server の設定
次に OpenCode をインストールし、プロジェクト設定ファイルに Connect AI Remote MCP Server を追加して、LLM プロバイダーを設定します。これにより、エージェントが Connect AI 経由でリアルタイムデータのツールを検出・呼び出せるようになります。
- 公式のインストールガイドに従って OpenCode をダウンロード・インストールします
- プロジェクト用の新しいフォルダを作成するか、既存のプロジェクトディレクトリを開きます
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そのディレクトリのルートに opencode.json という名前のファイルを作成し、以下の設定を貼り付けます:
{ "$schema": "https://opencode.ai/config.json", "mcp": { "cdata-connect-ai": { "type": "remote", "url": "https://mcp.cloud.cdata.com/mcp", "enabled": true, "oauth": false, "headers": { "Authorization": "Basic your_base64_encoded_email_PAT" }, "timeout": 30000 } } }注意:OpenCode は Connect AI との通信に Basic 認証を使用します。Connect AI のユーザーメールアドレスと先ほど作成した PAT を email:PAT の形式で組み合わせ、その文字列を Base64 エンコードして先頭に Basic を付けてください。例えば [email protected]:ABC123...XYZ789 の場合、Authorization ヘッダーの値は Basic dXNlckBkb21haW4uY29tOkFCQzEyMy4uLlhZWjc4OQ== のような値になります
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OpenCode でプロジェクトディレクトリを開きます。プロジェクトドロップダウンから選択するか、Add project をクリックして opencode.json を含むフォルダを指定します
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エージェントがプロンプトを解釈し MCP ツールを呼び出せるように、LLM プロバイダーを設定します。モデルセレクター(Ctrl + ')を開き、OpenAI、Anthropic、Google などのプロバイダーを選択して API キーを入力します
opencode.json への MCP サーバーの追加と LLM プロバイダーの設定が完了したので、OpenCode は Connect AI 経由でリアルタイムSage X3 Cloud のデータをクエリできる状態になりました。
ステップ 3:OpenCode からリアルタイム Sage X3 Cloud のデータ をクエリ
連携設定が完了したら、OpenCode から、設定した LLM が処理する自然言語プロンプトでリアルタイムSage X3 Cloud のデータを操作してみましょう。
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新しいセッションで、チャット入力欄にプロンプトを入力します。例:
- cdata-connect-ai のツールを使ってすべてのカタログを一覧表示して
- Sage X3 Cloud で利用可能なスキーマとテーブルを表示して
- Sage X3 Cloud のテーブルから上位 5 件のレコードをクエリして
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OpenCode が Connect AI MCP Server を呼び出し、Sage X3 Cloud のデータのリアルタイム結果を返します
これで OpenCode が Connect AI MCP Server と通信し、AI コーディングエージェントから直接 Remote MCP ツールを通じてリアルタイムSage X3 Cloud のデータを取得できるようになりました。
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いかがでしたか?OpenCode から Sage X3 Cloud へのデータ連携が思ったより手軽にできたのではないでしょうか。業務に使えそう、と感じてくださった方は、CData Connect AI をぜひお試しください。 14 日間の無償トライアルで、クラウドアプリケーションから数百種類の SaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムアクセスを体験いただけます。ご不明点がございましたら、サポートチームまでお気軽にお問い合わせください。