Sage X3 Cloud のデータをApache Kafka トピックにストリーミング

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData JDBC Driver とKafka Connect JDBC コネクタを使用して、Apache Kafka でSage X3 Cloud のデータにアクセスし、ストリーミングできます。

Apache Kafka は、主にリアルタイムデータパイプラインやイベント駆動型アプリケーションの構築に使用されるオープンソースのストリーム処理プラットフォームです。CData JDBC Driver for Sage X3 Cloudと組み合わせることで、Kafka はライブのSage X3 Cloud のデータを扱うことができます。この記事では、Sage X3 Cloud データをApache Kafka トピックに接続、アクセス、ストリーミングする方法と、Confluent Control Center を起動してConfluent プラットフォームのKafka インフラストラクチャを使用して受信したSage X3 Cloud のデータをユーザーが安全に管理および監視できるようにする方法について説明します。

CData JDBC Driver は最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、ライブのSage X3 Cloud のデータとのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを提供します。Sage X3 Cloud に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Sage X3 Cloud にプッシュし、サポートされていない操作(多くの場合SQL 関数やJOIN 操作)については組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリにより、ネイティブのデータ型を使用してSage X3 Cloud のデータを操作および分析できます。

前提条件

Apache Kafka トピックでSage X3 Cloud のデータをストリーミングするためにCData JDBC Driver を接続する前に、クライアントのLinux ベースのシステムに以下をインストールおよび設定してください。

  1. Confluent Platform for Apache Kafka
  2. Confluent Hub CLI のインストール
  3. Confluent Platform 用のSelf-Managed Kafka JDBC Source Connector

Sage X3 Cloud のデータへの新しいJDBC 接続を定義

  1. Linux ベースのシステムにCData JDBC Driver for Sage X3 Cloudをダウンロードします。
  2. 以下の手順に従って新しいディレクトリを作成し、すべてのドライバーの内容を展開します:
    1. Sage X3 Cloud という名前の新しいディレクトリを作成します。
      
      		mkdir SageX3Cloud
      		
    2. ダウンロードしたドライバーファイル(.zip)をこの新しいディレクトリに移動します。
      
      		mv SageX3CloudJDBCDriver.zip SageX3Cloud/
      		
    3. CData SageX3CloudJDBCDriver の内容をこの新しいディレクトリに解凍します。
      
      		unzip SageX3CloudJDBCDriver.zip
      		
  3. Sage X3 Cloud ディレクトリを開き、lib フォルダに移動します。
    
    ls
    cd lib/
    
  4. CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud のlib フォルダの内容をKafka Connect JDBC のlib フォルダにコピーします。Kafka Connect JDBC フォルダの内容を確認し、cdata.jdbc.sagex3cloud.jar ファイルがlib フォルダに正常にコピーされたことを確認します。
    
    cp -r /path/to/CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud/lib/* /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/
    cd /usr/share/confluent-hub-components/confluentinc-kafka-connect-jdbc/lib/
    
  5. 以下のコマンドを使用して、CData Sage X3 Cloud JDBC ドライバーのライセンスをインストールします。名前とメールアドレスを入力してください。
    
    	java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar -l
    	
  6. プロダクトキーまたは"TRIAL" を入力します(ライセンスの有効期限が切れた場合は、CData サポートチームまでお問い合わせください)。
  7. 以下のコマンドを使用してConfluent ローカルサービスを起動します:
    
    	confluent local services start
    	

    これにより、Zookeeper、Kafka、Schema Registry、Kafka REST、Kafka CONNECT、ksqlDB、Control Center などのすべてのConfluent サービスが起動します。これで、CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud を使用してKafka Connect Driver 経由でksqlDB のKafka トピックにメッセージをストリーミングする準備が整いました。

    Confluent ローカルサービスを起動
  8. POST HTTP API リクエストを使用してKafka トピックを手動で作成します:
    
     curl --location 'server_address:8083/connectors'
    	--header 'Content-Type: application/json'
    	--data '{ 
    		"name": "jdbc_source_cdata_sagex3cloud_01", 
    		"config": { 
    			"connector.class": "io.confluent.connect.jdbc.JdbcSourceConnector", 
    			"connection.url": "jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;",
    		"topic.prefix": "sagex3cloud-01-", 
    		"mode": "bulk" 
    		} 
    	}'
    

    HTTP POST 本文(上記)で使用されるフィールドについて説明します:

    • connector.class: 使用するKafka Connect コネクタのJava クラスを指定します。
    • connection.url: Sage X3 Cloud データに接続するためのJDBC 接続URL です。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成については、CData JDBC Driver for Sage X3 Cloudに組み込まれた接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

      
      		java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar
      		

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

      • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
      • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
      • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
      • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
      • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
      • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
      • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
      • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

      ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

      組み込みの接続文字列デザイナーを使用してJDBC URL を生成(Salesforce の例)
    • topic.prefix: コネクタによって作成されるKafka トピックに追加されるプレフィックスです。「sagex3cloud-01-」に設定されています。
    • mode: コネクタの動作モードを指定します。ここでは「bulk」に設定されており、コネクタがバルクデータ転送を実行するように設定されていることを示しています。

    このリクエストにより、Sage X3 Cloud のすべてのテーブル/コンテンツがKafka トピックとして追加されます。

    注意: リクエストをPOST するIP アドレス(サーバー)は、Linux ネットワークのIP アドレスです。

  9. ksqlDB を実行し、トピックを一覧表示します。以下のコマンドを使用します:
    
    ksql
    list topics;
    
    Kafka トピックを一覧表示(BigCommerce の例)
  10. トピック内のデータを表示するには、以下のSQL ステートメントを入力します:
    
    PRINT topic FROM BEGINNING;
    

Confluent Control Center への接続

Confluent Control Center のユーザーインターフェースにアクセスするには、上記のセクションで説明した"confluent local services" を実行し、ローカルブラウザでhttp://<server address>:9021/clusters/ と入力してください。

Confluent Control Center に接続

おわりに

CData JDBC Driver for Sage X3 Cloudの30日間無償トライアルをダウンロードして、Sage X3 Cloud データをApache Kafka にストリーミングしましょう。ご不明な点があれば、サポートチームまでお問い合わせください。

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