Denodo Platform で Sage X3 Cloud のデータ に接続
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを統合的に扱うことができるデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud と組み合わせることで、Denodo ユーザーは他のエンタープライズデータソースと並んでライブ Sage X3 Cloud のデータ を扱うことができます。本記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator で Sage X3 Cloud 用の仮想データソースを作成する方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、ライブ Sage X3 Cloud のデータ とのやり取りにおいて比類のないパフォーマンスを提供します。Sage X3 Cloud に対して複雑な SQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルターや集計などのサポートされている SQL 操作を直接 Sage X3 Cloud にプッシュし、内蔵の SQL エンジンを使用してサポートされていない操作(主に SQL 関数や JOIN 操作)をクライアントサイドで処理します。また、動的メタデータクエリ機能を内蔵しているため、ネイティブデータ型を使用して Sage X3 Cloud のデータ を操作・分析できます。
Sage X3 Cloud 仮想ポートの作成
Denodo からライブ Sage X3 Cloud のデータ に接続するには、JDBC Driver の JAR ファイルを Denodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administrator ツールで新しい JDBC データソースを作成します。
- CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud インストーラーをダウンロードし、パッケージを解凍して JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
- インストール先(通常は C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Sage X3 Cloud\lib\)から JAR ファイル(およびライセンスファイルが存在する場合はそれも)を Denodo 外部ライブラリディレクトリ(C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-sagex3cloud-19)にコピーします。
- Denodo Virtual DataPort Administrator ツールを開き、Server Explorer タブに移動します。
- "admin" を右クリックし、New -> Data source -> JDBC を選択します。
- JDBC 接続を設定します:
- Name: 任意の名前(例: sagex3cloud)
- Database adapter: Generic
- Driver class path: C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-sagex3cloud-19
- Driver class: cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver
Database URI: 必要な接続プロパティを使用して JDBC URL を設定します。例:
jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;
Database URI の作成方法は以下のとおりです:
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構築には、Sage X3 Cloud JDBC Driver に組み込まれた接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行してください。
java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
- "Test connection" ボタンをクリックして設定を確認し、Save をクリックします。
VirtualPort Administrator ツールで Sage X3 Cloud のデータ を表示
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用する Sage X3 Cloud のデータ のベースビューを作成できます。
- 新しく作成した VirtualPort (admin.SageX3Cloud) で "Create base view" ボタンをクリックします。
- オブジェクトツリーを展開し、インポートするオブジェクト(テーブル)を選択します。
- "Create selected" ボタンをクリックして、Sage X3 Cloud のデータ のビューを作成します。
オプション: "Create associations from foreign keys" をクリックして、オブジェクト間のリレーションシップを定義できます。 - ビューが作成されたら、Server Explorer で対象テーブル(cdata_sagex3cloud_bpcustomer)に移動し、選択したテーブルをダブルクリックします。
- 新しいタブで "Execution panel" をクリックしてクエリパネルを開きます。
- "Execute" タブでクエリをカスタマイズするか、デフォルトのクエリを使用します:
SELECT * FROM cdata_sagex3cloud_bpcustomer CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
- Execute をクリックしてデータを表示します。
ベースビューの作成後は、Denodo Platform の他のデータソースと同様にライブ Sage X3 Cloud のデータ を扱うことができます。たとえば、Denodo Data Catalog で Sage X3 Cloud をクエリできます。
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