Sage X3 Cloud のデータ のPostgreSQL インターフェースを作成
PostgreSQL には多くの対応クライアントがあります。標準のドライバーからBI、アナリティクスツールまで、PostgreSQL はデータ接続の人気のインターフェースです。JDBC ドライバーを使用することで、簡単に任意の標準クライアントから接続できるPostgreSQL エントリポイントを作成できます。
Sage X3 Cloud にPostgreSQL データベースとしてアクセスするには、CData JDBC Driver for SageX3Cloud とJDBC foreign data wrapper (FDW) を使用します。この記事ではFDW をコンパイルしてインストールし、PostgreSQL サーバーからSage X3 Cloud にクエリを実行します。
JDBC データソースとしてSage X3 Cloud のデータに接続する
JDBC データソースとしてSage X3 Cloud に接続するには、以下が必要です。
- Driver のJAR パス:JAR ファイルは、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあります。
Driver クラス
cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver- JDBC URL:
URL は、"jdbc:sagex3cloud:" で始まり、セミコロンで区切られた名前と値の組み合わせで任意の接続プロパティを含めることができます。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
ビルトイン接続文字列デザイナ
JDBC URL の構成については、Sage X3 Cloud JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sagex3cloud.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;
JDBC FDW を構築する
FDW は、PostgreSQL を再コンパイルせずに、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例としてjdbc2_fdw 拡張子を使用します。
- ご使用のバージョンのJRE 共有オブジェクトから、/usr/lib/libjvm.so にシンボリックリンクを追加します。コマンド例:
ln -s /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/lib/amd64/server/libjvm.so /usr/lib/libjvm.so - ビルドするには、以下のコマンドを実行してください。
make install USE_PGXS=1
Sage X3 Cloud のデータをPostgreSQL データベースとしてクエリする
拡張機能をインストールした後、以下のステップに従ってSage X3 Cloud へのクエリの実行を開始します。
- データベースにログイン
-
データベースの拡張機能をロード
CREATE EXTENSION jdbc2_fdw; -
Sage X3 Cloud のオブジェクトを作成
CREATE SERVER SageX3Cloud FOREIGN DATA WRAPPER jdbc2_fdw OPTIONS ( drivername 'cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver', url 'jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;', querytimeout '15', jarfile '/home/MyUser/CData/CData\ JDBC\ Driver\ for\ Salesforce MyDriverEdition/lib/cdata.jdbc.sagex3cloud.jar'); -
PostgreSQL デーモンに認識されているユーザーのユーザー名とパスワードのユーザーマッピングを作成
CREATE USER MAPPING for postgres SERVER SageX3Cloud OPTIONS ( username 'admin', password 'test'); -
ローカルデータベースに外部テーブルを作成
postgres=# CREATE FOREIGN TABLE bpcustomer ( bpcustomer_id text, bpcustomer_BPCNUM text, bpcustomer_BPCNAM numeric) SERVER SageX3Cloud OPTIONS ( table_name 'bpcustomer');
postgres=# SELECT * FROM bpcustomer;
おわりに
このようにCData JDBC Driver for SageX3Cloud を使って簡単にSage X3 Cloud のデータを取得して検索対象にすることができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。