Active Query Builder を使用してSage X3 Cloud 駆動型アプリを素早く開発
SQL インターフェースを介してSage X3 Cloud を公開する標準.NET を記述します。Active Query Builder は、開発者がSQL インターフェースを作成するのに役立ちます。CData ODBC Driver for SageX3Cloud は、Sage X3 Cloud への標準ベースのアクセスを可能にします。この統合では、ODBC ドライバーとActive Query Builder オブジェクト間のブリッジとして、Microsoft ADO.NET Provider for ODBC を使用してビジュアルSQL コンポーザーを構築します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。
- Sage X3 Cloud をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにSage X3 Cloud のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSage X3 Cloud の接続を設定、2.Active Query Builder 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとSage X3 Cloud への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからSageX3Cloud ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
未指定の場合は、初めに ODBC DSN(データソース名)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して、ODBC DSN を作成および設定できます。
Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。
- URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
- OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
- OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
- OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
- Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
- XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
- Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
- Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。
ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。
SQL を使用してSage X3 Cloud と対話
以下のステップに従ってWinForms ビジュアルクエリビルダーを作成します。
- 新しいWindows Forms プロジェクトで、QueryBuilder を[Toolbox]からフォームにドラッグします。
- ActiveQueryBuilder.ODBCMetadataProvider への参照を追加します。
- OdbcConnection を追加し、最初のセクションで作成したDSN に接続文字列を設定します。
OdbcConnection connection = new OdbcConnection(); connection.ConnectionString = "DSN=SageX3Cloud" - ODBCMetadataProvider インスタンスとGeneralSyntaxProvider インスタンスを初期化し、ODBCMetadataProvider オブジェクトのConnection プロパティをOdbcConnection に設定します。
GenericSyntaxProvider syntaxProvider = new GenericSyntaxProvider(); ODBCMetadataProvider metadataProvider = new ODBCMetadataProvider(); metadataProvider.Connection = connection; - QueryBuilder オブジェクトの、対応するMetadataProvider プロパティとSyntaxProvider プロパティを設定します。
queryBuilder1.MetadataProvider = metadataProvider; queryBuilder1.SyntaxProvider = syntaxProvider; - QueryBuilder クラスのInitiatelizeDatabaseSchemaTree メソッドを呼び出してSage X3 Cloud メタデータを取得し、Sage X3 Cloud テーブルのツリーデビューを生成します。
queryBuilder1.InitializeDatabaseSchemaTree(); QueryBuilder を作成したら、それをTextBox に接続するか、使用する場合は、ActiveQueryBuilder SQLTextEditor に接続しますSQLTextEditor をデザイナにドラッグし、ドロップします。
- 以下のコードをSQLTextEditor のValidating イベントに追加します。
private void sqlTextEditor1_Validating(object sender, CancelEventArgs e) { try { // Update the query builder with manually edited query text: queryBuilder1.SQL = sqlTextEditor1.Text; } catch (SQLParsingException ex) { e.Cancel = true; // Set caret to error position sqlTextEditor1.SelectionStart = ex.ErrorPos.pos; // Report error MessageBox.Show(ex.Message, "Parsing error"); } } - SQLUpdated イベントに以下を追加します。
private void queryBuilder1_SQLUpdated(object sender, EventArgs e) { sqlTextEditor1.Text = queryBuilder1.FormattedSQL; } -
これで、クエリをビジュアルに作成できます。[Columns Pane Area]のテーブルをダブルクリックすると、[entity/relationship]ダイアグラムが[Query Building Area]に表示されます。ダイアグラムで選択したカラムがクエリに追加されます。