n8nからTalkdeskのデータに接続する方法|MCP接続3ステップ

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
n8nからTalkdeskのデータにMCP接続する方法を3ステップで解説。ワークフロー自動化でデータの読み取りとアクション実行が可能になります。

n8n は、さまざまなアプリケーションやサービスを接続してタスクやプロセスを自動化できる、オープンソースのワークフロー自動化ツールです。CData Connect AI のリモートMCP と組み合わせることで、n8n を活用して Talkdesk とリアルタイムでやり取りできます。この記事では、Connect AI Remote MCP を使用して Talkdesk に接続し、n8n で Talkdesk とやり取りする基本的なワークフローを作成する方法をご紹介します。

CData Connect AI は、Talkdeskを含む数百のデータソースをMCP経由でAIツールにつなげるクラウドサービスです。接続情報はConnect AI側で一元管理されるため、n8nにTalkdeskの認証情報を直接渡すことなくセキュアに連携できます。

この記事では、n8n でシンプルなチャットエージェントを構築して、データを会話形式で探索(Vibe Query)する方法をご紹介します。ここで紹介する接続の原則は、あらゆる n8n ワークフローに適用できます。Connect AI を使用すれば、Talkdesk に加えて、数百の他のデータソースにもアクセスできるワークフローやエージェントを構築できます。

ステップ 1:n8n 用の Talkdesk 接続を設定する

n8n から Talkdesk への接続は、CData Connect AI のリモートMCP を通じて実現されます。n8n から Talkdesk とやり取りするために、まず CData Connect AI で Talkdesk 接続を作成・設定していきましょう。

  1. Connect AI にログインし、「Sources」をクリックして、「Add Connection」をクリックします
  2. 接続の追加
  3. 「Add Connection」パネルから「Talkdesk」を選択します
  4. データソースの選択
  5. Talkdesk に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    Talkdesk では OAuth 2.0 の Client Credentials グラントを使用します。ブラウザでの認可ステップやコールバック URL は必要ありません。

    以下の接続プロパティを設定します。

    • AccountName:Talkdesk アカウントの名前。
    • Region:Talkdesk インスタンスがデプロイされているリージョン。指定できる値は US(デフォルト)、EU、CA、AU、UK、FedRamp です。
    • OAuthClientId:カスタム OAuth アプリケーションの登録時に割り当てられた Client Id。
    • OAuthClientSecret:カスタム OAuth アプリケーションに割り当てられた Client Secret。

    カスタム OAuth アプリケーションの作成

    1. Talkdesk アカウントにログインし、ナビゲーションメニューから OAuth Clients を選択します。
    2. Create OAuth Client をクリックし、クライアントにわかりやすい名前を付けます。
    3. Grant Type を Client Credentials に設定します。
    4. Add scopes をクリックし、アクセスしたいデータに応じたスコープを選択します。
    5. Create をクリックし、Client Id と Client Secret をコピーします。

    接続時、ドライバーは Talkdesk にアクセストークンを自動でリクエストしてキャッシュし、有効期限が切れると更新します。アプリケーションで選択したスコープが、クエリ予定のビューに対応していることを確認してください。対応していない場合、トークンのリクエストが失敗することがあります。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. 「Create & Test」をクリックします
  7. 「Add Talkdesk Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。 権限の更新

パーソナルアクセストークンの追加

パーソナルアクセストークン(PAT)は、n8n から Connect AI への接続を認証するために使用されます。アクセス制御の粒度を維持するために、サービスごとに個別の PAT を作成することをおすすめします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして、設定ページを開きます。
  2. 設定ページの「Access Tokens」セクションに移動し、「Create PAT」をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。 新しい PAT の作成
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にのみ表示されますので、必ずコピーして安全な場所に保管してください。

これで接続の設定と PAT の生成が完了しました。n8n から Talkdesk に接続する準備が整いました。

ステップ 2:n8n を CData Connect AI に接続する

以下の手順に従って、n8n で CData Connect AI に接続していきましょう:

  1. n8n.io にサインインするか、新しいアカウントを作成します。
  2. MCP Client ツールを使用するワークフローをn8n で作成します。以下の例では、チャットボットとして機能するワークフローを作成しています。チャットモデルには OpenAI を使用し、Memory には Simple Memory を使用しました。 MCP Client を使用した n8nワークフローの例
  3. ワークフロー内の MCP Client ノードを設定します:
    • Endpoint をhttps://mcp.cloud.cdata.com/mcp に設定します(Connect AI の「Connect Data to AI」リボンに記載されています)。
    • Server Transport を HTTP Streamable に設定します。
    • Authentication を Header Auth に設定し、以下のプロパティを設定して Basic 認証を使用します。
      • Name を Authorization に設定します。
      • Value を Basic EMAIL:PAT に設定し、EMAIL と PAT をConnect AI のメールアドレスと先ほど作成した PAT に置き換えます。例:Basic [email protected]:Uu90pt5vEO...
      Header Auth の設定
    MCP Client ノードの設定

オプション:AI エージェントにコンテキストを提供する

このステップでは、AI Agent ノードの System Message パラメータを通じて、AI エージェントの役割を確立し、会話のコンテキストを提供します。エージェントに MCP Server エキスパートとしての役割と利用可能なツールのリストを明示的に伝えるシステムメッセージを提供することで、エージェントの理解と応答の精度を高めることができます。例えば、System Message を以下のように設定できます。

あなたは、CData Connect AI MCP Server に接続された MCP Client ツールの使用エキスパートです。常に徹底的に検索し、各クエリに最も関連性の高い MCP Client ツールを使用してください。以下は、利用可能なツールとそれぞれの説明です:
queryData: 接続されたデータソースに対して SQL クエリを実行し、結果を取得します。queryData ツールを使用する場合は、テーブル名に次の形式を使用してください:catalog.schema.tableName
execData: 接続されたデータソースに対してストアドプロシージャを実行します
getCatalogs: CData Connect AI から利用可能な接続のリストを取得します。接続名は、他のツールや CData Connect AI へのクエリでカタログ名として使用する必要があります。特定のカタログで利用可能なスキーマのリストを取得するには、`getSchemas` ツールを使用してください。
getColumns: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI から利用可能なデータベース列のリストを取得します。
getExportedKeys: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI から外部キー関係のリストを取得します。
getImportedKeys: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI から外部キー関係のリストを取得します。
getIndexes: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI からインデックスのリストを取得します。
getPrimaryKeys: 特定のカタログ、スキーマ、テーブルの CData Connect AI からプライマリキーのリストを取得します。
getProcedures: 特定のカタログとスキーマの CData Connect AI からストアドプロシージャのリストを取得します
getProcedureParameters: 特定のカタログ、スキーマ、プロシージャの CData Connect AI からストアドプロシージャパラメータのリストを取得します。
getSchemas: 特定のカタログの CData Connect AI から利用可能なデータベーススキーマのリストを取得します。特定のカタログとスキーマで利用可能なテーブルのリストを取得するには、`getTables` ツールを使用してください。
getTables: 特定のカタログとスキーマの CData Connect AI から利用可能なデータベーステーブルのリストを取得します。特定のテーブルで利用可能な列のリストを取得するには、`getColumns` ツールを使用してください。
  

ステップ 3:n8n でTalkdesk のデータをリアルタイムで探索

n8n でワークフローを作成してMCP Client を接続できたので、n8n を使用して Talkdesk と連携できるようになりました。MCP Client ノードを使用すると、Talkdesk データソースにクエリを送信し、リアルタイムでレスポンスを受信できます。

n8n でワークフローを開いて実行し、Talkdesk とのやり取りを開始してください。MCP Client ノードを使用して、Talkdesk に質問したり、データを取得したり、アクションを実行したりできます。 n8nワークフローの実行例

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