CData ドライバー&コネクタ 2026.0 メジャーリリースでは、数百ものデータソースを AI エージェントのワークフローに直接組み込めるコマンドラインインターフェース「CData CLI」が登場します。加えて本リリースでは、3 つのエンタープライズドライバーを投入し、50 以上の新しい API プロファイルで連携範囲を拡大しました。さらに Sage Intacct と Odoo では、最新 API への対応も加わりました。
CData CLI:AI コーディングアシスタントに本物のエンタープライズスキーマを
CData CLI (cdatacli) は、Cursor、Claude Code、GitHub Copilot といった AI コーディングアシスタントに対し、実在のエンタープライズスキーマとリアルタイムメタデータへのアクセスを提供する単一のコマンドです。これにより、生成されるコードは、データモデルの「ありそうな近似値」ではなく、実際のデータモデルに対して確実に機能します。
対応するデータソースをエージェントに指定し、目標を設定します。エージェントはスキーマを検出し、SQL を記述し、リアルタイムメタデータに対して検証を行い、スタンドアロンアプリケーションを生成することもできます。これらすべてを、ターミナルから、実際に運用で使用するのと同じ CData JDBC ドライバーを使用して実行できます。数百のデータソースにまたがる単一の SQL 方言。カスタム API の配線も、手動でのスキーママッピングも、実行パス上の LLM も不要です。
同じセットアップで、Salesforce、ServiceNow、Workday を横断するマルチエージェント自動化や、Claude Code のようなツールがリアルタイムデータを取得してプレイブックに従うビジネスプロセスワークフローに対応します。すべてがローカルで実行されるため、クラウドへの依存も、呼び出しごとの API コストも発生しません。
関連記事:CData CLI とは?
新しいエンタープライズドライバー:Anaplan、SAP Business Warehouse、Suadeo
Anaplan
Anaplan は、組織が企業全体でデータ、人材、計画を連携させることを支援する、クラウドベースの事業計画・業績管理プラットフォームです。CData Drivers for Anaplan は、Anaplan のデータをリレーショナルデータベースとして表現し、標準的な SQL でクエリを実行できるようにします。このドライバーは、Anaplan の概念を馴染みのあるデータベース階層にマッピングします。具体的には、ワークスペースをカタログ、モデルをスキーマ、エクスポートアクションをテーブルとして扱います。情報スキーマには管理およびメタデータエンティティが含まれ、各モデルにはそのモデル内で利用できるデータが含まれます。
SAP Business Warehouse (SAP BW)
SAP Business Warehouse(SAP BW)は、SAP が提供するデータウェアハウスおよび BI のソリューションで、組織がさまざまなソースシステムから大量のデータを収集、保存、分析できるようにします。SAP BW には、データをキューブとして公開し、多次元式(MDX)でクエリを実行できる OLAP データベース(InfoCube)が含まれています。CData ドライバーは、これらのキューブをリレーショナルビューとしてモデル化し、SQL-92 または MDX でクエリを実行できるようにします。接続すると、ドライバーは SAP BW からメタデータを取得し、利用可能なディメンションとメジャーをビューのカラムとして表示します。以降の接続時には、スキーマを動的に更新します。Microsoft Power BI や Tableau などのツールから SAP BW のデータにアクセスできます。
Suadeo
Suadeo は、組織におけるデータの一元化、ガバナンス、分析を支援する、統合データ・AI プラットフォームです。CData Drivers for Suadeo を使用すると、クライアントアプリケーションは Suadeo を従来のデータベースとして利用し、集計や JOIN をサポートした SQL SELECT クエリを実行できます。このドライバーは、Suadeo の動的データモデルおよび環境内で定義されたカスタムビューをサポートしています。ストアドプロシージャを使用することで、スキーマ定義の作成や OAuth 認証の管理などの操作を実行できます。
Sage Intacct REST スキーマのサポート:最新の API、動的スキーマ
CData は、Sage Intacct REST API を新たにサポートします。これは、Sage が Intacct 向けに推奨する最新のインターフェースで、今後リリースされるすべての新しいオブジェクトや機能は REST を通じてのみ提供されます。このドライバーは、組織内で定義されたカスタムオブジェクトやカスタムフィールドを含め、Intacct 環境を自動的に反映する動的スキーマを備えています。レコードには、システムによって確実に割り当てられた主キーが含まれており、よりクリーンなクエリと信頼性の高いデータパイプラインを実現します。また、REST API では、プロジェクトリソースへの書き込みサポートなど、従来の XML API にはなかった機能も追加されています。
Odoo External JSON-2 API のサポート:Odoo 接続の将来性を確保
CData は、Odoo 19.0 で導入された Odoo の External JSON-2 API に対応しました。Odoo は従来の XML-RPC および JSON-RPC エンドポイントを非推奨としており、Odoo 20(2026 年秋を予定)での廃止が予定されています。External JSON-2 API へ移行することで、プラットフォームの進化に合わせて Odoo 接続のサポートを維持できます。
API プロファイルの対応範囲の拡大:50 以上の新規連携
今回のリリースでは、AI、コラボレーション、インフラストラクチャ、事業運営といった分野の新興プラットフォームに対応する、50 以上の新しい API プロファイルを追加しました。
AI & 機械学習:Mistral AI、ElevenLabs、Hugging Face、Pinecone、Nuclia
コミュニケーション & コラボレーション:Telegram、Webex、Discourse、Outlook、Miro
開発者ツール:CircleCI、Vercel、RabbitMQ、Browserless
マーケティング & グロース:Instantly、ZeroBounce、Reply.io、MailerSend、Postmark
データ & Web サービス:Bright Data、Scrapfly、ScrapingBee、PhantomBuster
プロジェクト管理:Templated、Productboard、JobNimbus
コンテンツ & メディア:Spotify、Vimeo、Webflow、Placid、PDFMonkey
インフラ & モニタリング:Sentry、Rootly、OpenWeatherMap、NASA
事業運営:Workable、Deel、Paddle、Parallel、Onfleet
その他のプラットフォーム:Hacker News、Pushbullet、Short.io、Gong、Simplesat、Strava、Foursquare、Google Translate、Perigon、Qualaroo、Mocean、CloudConvert、ConvertAPI、ServiceDesk Plus、Landbot、Superchat、Zoho Recruit
製品の名称変更と非推奨化
ブランド名変更
各ベンダーでのブランド変更に合わせて、以下の製品の名称を変更しました。
非推奨
ベンダーによる API の提供終了に伴い、以下のドライバーは非推奨となります。
Sage 50 UK Drivers:SData (Sage Data) は 2025 年 9 月 30 日に非推奨となりました。
Google Data Catalog Drivers:2026 年 6 月 1 日に非推奨となりました。
Microsoft Project Drivers:2026 年 9 月 30 日に非推奨化・提供終了となる予定です(代替:CData Driver for MS Planner、Dynamics 365)。
Python 版はバージョン非依存に
Python コネクタがバージョン非依存になりました。これまでのように Python のエディションごとにダウンロードする必要がなくなり、さまざまな Python 環境での導入と保守が簡素化されます。
エディションの更新:Entity Framework Core 10 および Visual Studio 2026
ADO.NET プロバイダーは Entity Framework Core 10 に対応し、Microsoft の最新 ORM リリースとの互換性を確保しました。また、すべての CData 開発ツールは Visual Studio 2026 に対して初日から互換性を備えています。
Salesforce 認証の更新
Salesforce は、API バージョン v65 で基本認証を非推奨とします。すべての CData Salesforce Drivers は最新の OAuth 認証方式をサポートしているため、この非推奨化の実施後も接続を維持できます。
2026.0 リリースの利用開始
上記のデータソースやテクノロジーをご利用のお客様は、最新リリースをダウンロードして新しい機能や改善をご活用ください。変更点の詳細は、変更履歴の全文でご確認いただけます。
AI コーディングアシスタントを活用して開発していますか?CData CLI が Windows、macOS、Linux 向けに利用可能になりました。最初から正しく構築しましょう。
※本記事は CData US ブログ Explore the 2026.0 Major Release for CData Drivers and Connectors の翻訳です。
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