CData Sync V26.2 UI Updates:リブランディング・ナビゲーションメニューの拡充・CDC エンジン設定の独立化・スナップショット設定への刷新

by 宇佐美格 | May 27, 2026

カバー画像

CData Sync V26.2 では、データ連携の動作仕様だけでなく、管理画面の UI にも大きなアップデートが入りました。リブランディングによる新しい見た目への刷新に加えて、ナビゲーションメニューの拡充、CDC エンジン設定などのジョブ設定画面が整理され、これまでよりわかりやすく使いやすくなっています。本記事では V26.2 で押さえておきたい 4 つの UI 変更点を紹介します。本記事では CData Sync 26.2.9629.0 を使用しています。

V26.2 の UI 変更点(全体像)

V26.2 で行われた UI アップデートは、大きく以下の 4 点です。

  • リブランディングによる画面全体の見た目の刷新

  • ナビゲーションメニューの拡充(設定・アクティビティの追加とハンバーガーアイコンによる開閉)

  • CDC エンジン設定の独立化による設定の見通し向上

  • 差分レプリケーション設定カテゴリをスナップショット設定として再構成

それぞれのポイントを順番に見ていきましょう。

変更点 1 — リブランディングによる UI 刷新

V26.2 にアップグレードして管理画面にログインすると、まず目を引くのが画面全体の新しい見た目です。V26.2 の管理画面は、CData 全体のリブランディングに合わせてロゴ・配色・タイポグラフィが刷新されています。今回のリブランドは、AI 時代におけるデータ活用の重要性が一段と高まる中で、CData の製品・ブランド全体を次の時代に合った姿へ進化させることを目的としたものです。詳細な背景については、公式ブログ記事「AI時代に向けた CData の進化」を是非ご覧ください。

管理画面上では、新しいブランドアイデンティティに沿ったロゴ・配色・タイポグラフィが適用され、よりモダンで洗練された印象に生まれ変わりました。ナビゲーション構造や設定項目の位置は基本的に V26.1 と同じため、これまでの操作感はそのままに、新しい見た目で CData Sync をご利用いただけます。

新ダッシュボード画面

変更点 2 — ナビゲーションメニューの拡充

V26.2 では左側のナビゲーションメニューにもアップデートが入りました。新しく「設定」(ナビゲーションを展開すると「ワークスペース設定」と表示されます)と「アクティビティ」の項目が追加され、ワークスペース単位での構成管理や運用がよりしやすくなりました。

「ワークスペース設定」では、新たに追加された Git による構成管理の設定が行えます。Git 機能の詳細については、CData Sync ヘルプドキュメント — ワークスペースの Git バージョン管理設定を参照してください。

「アクティビティ」では、ワークスペース内のアプリケーションログ、操作履歴を追跡するための監査ログ、Git のコミット履歴をまとめて確認できます。コミット履歴からは過去の構成へのリストアなども行えます。これらをワークスペース単位で確認することができます。

加えて、ナビゲーションメニュー上部にはハンバーガーアイコンが追加されました。アイコンをクリックするとナビゲーションを展開・折りたたみでき、画面の作業領域を広く使いたい場面ではコンパクト表示に、項目ラベルをしっかり確認したい場面では展開表示にと、用途に合わせて切り替えできます。

ナビゲーションメニュー

変更点 3 — CDC エンジン設定の独立化

V26.1 以前では、CDC(変更データキャプチャ)を利用する際のエンジン設定は、ジョブの追加オプション内に含まれており、CDC エンジンに関する設定とジョブ自体の設定が同じ画面に混在していました。V26.2 では CDC エンジンの設定がジョブの追加オプションから切り出され、独立した設定画面として管理できるようになりました。

特に CDC エンジンの設定項目を多く調整しているヘビーユーザーの環境では、これまではジョブの追加オプション内に CDC エンジン設定とジョブ(レプリケーション)設定が混在し、どこで何を設定しているのかが見えにくくなりがちでした。V26.2 では CDC エンジン専用の管理画面に集約されたことで、CDC エンジンの構成を一覧的に把握・管理できるようになり、わかりやすくなりました。

CDC エンジンの設定画面は、管理画面の左メニューから「CDC エンジン」を選択してアクセスできます。V26.1 以前でジョブの追加オプション内の CDC 関連設定を調整していた方は、V26.2 ではこの独立画面で一覧的に設定を確認・変更できる点をぜひ体感してみてください。

CDC エンジン独立設定画面

変更点 4 — 差分レプリケーション設定カテゴリを スナップショット設定として再構成

V26.1 以前のジョブ・タスク設定画面には「差分レプリケーション」設定カテゴリがあり、初回連携時や全件連携時の挙動を制御するための設定が並んでいました。

ただし、この「差分レプリケーション」という名称から「差分連携を行うためにはこの設定カテゴリでの設定が必須なのでは?」というお問い合わせを実は多くいただいていました。本来この設定カテゴリは差分連携を有効にするための設定ではなく、初回連携時や全件連携時のスナップショット(フルロード)の挙動を決めるための設定です。

V26.2 ではこの設定カテゴリが「スナップショット設定」として再構成され、初回連携時や全件連携時のスナップショットに関する設定であることが名称からも一目で分かるようになりました。設定項目の意味や差分連携の動作自体はこれまでと同じため、旧設定カテゴリで設定されていた方もそのままご利用いただけます。

スナップショット設定画面

その他のワークフロー改善ポイント

今回は UI まわりの 4 点を紹介しましたが、V26.2 では運用ワークフローを底上げする改善も多数入っています。本記事では詳細には立ち入りませんが、代表的なものをいくつかピックアップしておきます。

  • タスクの再同期 — ジョブ設定を変更することなく、ジョブビューから直接 1 つ以上のタスクを再同期できるようになりました。開始位置(先頭から/特定の日付または値から/現在から)を選び、既存の同期先データに対して「MERGE」「TRUNCATE」「DROP」のいずれを行うかを指定できます。詳細は CData Sync V26.2 新機能:タスクの再同期でジョブを止めずに特定テーブルだけ柔軟にリカバリする を参照してください。

  • よりスマートなテーブル検索 — 「タスクの追加」モーダルでテーブルをフィルタリングする際、一致する結果が含まれないスキーマが自動的に非表示になりました。エンタープライズ向けの Oracle や SQL Server 環境のように、数十〜数百のスキーマを持つソースでも目的のテーブルにすばやく辿り着けます。

  • プロキシ設定の簡素化 — 接続はデフォルトで Sync 全体のグローバルプロキシ設定を継承するようになりました。必要に応じて各接続のトグルでオーバーライドできますが、ほとんどの環境では一度のグローバル設定で済み、接続ごとの繰り返し設定が不要になります。

まとめ

CData Sync V26.2 では、リブランディングによる画面刷新、ナビゲーションメニューの拡充、CDC エンジン設定の独立化、スナップショット設定への再構成という 4 つの UI アップデートにより、これまで以上に直感的で扱いやすい管理画面に進化しました。既存ジョブの実行挙動やデータ連携の仕様自体は引き続き互換性が維持されているため、アップグレード後もこれまでのジョブはそのまま動作します。新しくなった画面で、ぜひ V26.2 をお試しいただき、より効率的なデータ連携基盤の構築にお役立てください。CData Sync の 30 日間無償トライアルはこちらからダウンロードいただけます。

また、使っていて気になった点やご不明な点があれば、お気軽にテクニカルサポートまでお問い合わせください。