MuleSoft でリアルタイムの JD Edwards のデータを連携(CData Connect AI 経由)

Dibyendu Datta
Dibyendu Datta
Lead Technology Evangelist
CData Connect AI を使用して MuleSoft Anypoint Platform から JD Edwards に接続し、JD Edwardsのリアルタイムデータをカスタムレポートやダッシュボードに統合できます。

MuleSoft Anypoint Platform は、API と統合の構築、デプロイ、管理を可能にし、アプリケーションとシステム間のシームレスな接続を実現します。CData Connect AI と組み合わせることで、JD Edwards のデータ にアクセスしてビジュアライゼーション、ダッシュボードなどに活用できます。この記事では、CData Connect AI を使用して JD Edwards へのリアルタイム接続を作成し、MuleSoft Anypoint Platform からリアルタイムのJD Edwards のデータに接続してアクセスする方法を説明します。

前提条件

MuleSoft をCData Connect AI と一緒に設定して使用する前に、まずCData Connect AI アカウントにデータソースを接続する必要があります。詳細については、Connections セクションを参照してください。

また、Settings ページでPersonal Access Token(PAT)を生成する必要があります。認証時にパスワードとして使用するため、必ずコピーして保存してください。

MuleSoft 用に JD Edwards への接続を設定

MuleSoft から JD Edwards への接続は、CData Connect AI によって実現されます。MuleSoft からJD Edwards のデータを操作するには、まず JD Edwards 接続を作成し設定します。

  1. Connect AI にログインして「Sources」をクリックし、 Add Connection をクリックします
  2. 接続の追加
  3. Add Connection パネルから「JD Edwards」を選択します
  4. データソースの選択
  5. JD Edwards への接続に必要な認証プロパティを入力します。

    ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。

    • URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
    • User:JD Edwards のユーザー名。
    • Password:JD Edwards のパスワード。
    • Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
    • Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
    • DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
    • Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。

    公開するデータの選択

    JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。

    • DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
    • SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。

    接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。

    接続の設定(Salesforce の例)
  6. Save & Test をクリックします
  7. Add JD Edwards Connection ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースの権限を更新します。 権限の更新

Personal Access Token の追加

REST API、OData API、またはVirtual SQL Server 経由でConnect AI に接続する場合、Personal Access Token(PAT)を使用してConnect AI への接続を認証します。アクセス管理の粒度を維持するために、サービスごとに個別のPAT を作成することをお勧めします。

  1. Connect AI アプリの右上にある歯車アイコン()をクリックして設定ページを開きます。
  2. Settings ページで「Access Tokens」セクションに移動し、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT に名前を付けて「Create」をクリックします。 新しいPAT の作成
  4. Personal Access Token は作成時にのみ表示されるため、必ずコピーして安全な場所に保存してください。

接続の設定とPAT の生成が完了したら、Mulesoft からJD Edwards のデータに接続する準備が整いました。

CData Connect AI への接続

JDBC ドライバーを使用してMulesoft からCData Connect AI への接続を確立するには、以下の手順に従います:

  1. CData Connect AI JDBC ドライバーをダウンロードしてインストールします。
    • CData Connect AI のIntegrations ページを開きます。
    • JDBC を検索して選択します。
    • セットアップファイルをダウンロードして実行します。
    • インストールが完了すると、JAR ファイルはインストールディレクトリ(lib フォルダ内)にあります。
  2. Mulesoft Anypoint Studio にログインするか、デスクトップアプリケーションを起動します。
  3. 新しいMulesoft プロジェクトを作成します。 新しいMuleSoft プロジェクトの作成 プロジェクト名の追加 新しいプロジェクトがプロジェクトフォルダに表示されます。 新しいプロジェクトが作成されました
  4. 右側のMule Palette で、HTTP Listener をMessage Flow エリアにドラッグします。 HTTP Listener をMessage Flow エリアにドラッグ
  5. HTTP Listener をクリックして設定します。 HTTP Listener をクリックして設定
  6. Connector configuration の右側にある+ 記号をクリックします。HTTP Listener 設定ダイアログが表示されます。
  7. HTTP Listener を設定し、データをクエリするためのPort を指定してOK をクリックします。 HTTP Listener を設定するためのポート番号を追加
  8. アクションを実行するためのpath を指定します。HTTP Listener の設定が完了しました。 アクションを実行するためのパスを指定
  9. 右側のMule Palette で、検索バーにdatabase と入力します。 Mule Palette の検索バーでdatabase を検索
  10. 実行したいデータベース操作をMessage Flow エリアにドラッグします。この例ではSelect を選択します。 データベース操作をMessage Flow エリアにドラッグ
  11. Database Config ダイアログのConnection ドロップダウンからGeneric Connection を選択します。 Connection ドロップダウンからGeneric Connection を選択
  12. Configure ボタンをクリックしてJDBC ドライバーを設定します。ドロップダウンリストからUse local file を選択します。 ドロップダウンからUse local file を選択
  13. JDBC ドライバーのインストールからCData Connect AI JAR ファイルを探し、OK をクリックします。 CData Connect AI JAR ファイルのパスを追加
  14. 以下の情報を入力します:
    • URL: 接続用のURL。例:
       jdbc:connect:Authscheme=Basic;user=username;password=PAT
      注意:password には前提条件セクションで作成したPAT を指定します。
    • Driver class name: ドライバークラス名として次を入力します:
       cdata.jdbc.connect.ConnectDriver
      URL とDriver class name を追加
  15. Test Connection をクリックします。 Test Connection をクリック
  16. 接続が成功したら、エディターにSQL Query Text を入力します。右側のOutput タブでテーブルメタデータを確認できます。 SQL クエリを記述
  17. Mule Palette で、Transform Message をMessage Flow エリアにドラッグします。 Transform Message をMessage Flow エリアにドラッグ
  18. Transform Message をクリックして設定します。Output を次のように変更します: Transform Message の設定
  19. プロジェクトを保存して実行します。コンソールでMulesoft が依存関係の初期化を開始します。 プロジェクトを保存して実行
  20. "Message source 'listener' on flow your_project_name successfully started" というメッセージが表示されたら、指定したエンドポイントでデータのクエリを開始できます。
  21. Postman アプリケーションを使用してクエリを実行し、データを確認します(以下に示すとおり)。 Postman からAPI リクエストを送信して JD Edwards データを確認

クラウドアプリケーションからの JD Edwards のデータへのSQL アクセス

これで、MuleSoft Anypoint Platform からリアルタイムのJD Edwards のデータへの直接接続が確立されました。JD Edwards のデータ をレプリケートすることなく、シームレスなデータフロー、ビジネスプロセスの自動化、API の管理を実現するために、さらに多くの接続を作成できます。

クラウドアプリケーションから JD Edwards(およびその他数百種類のSaaS、Big Data、NoSQL ソース)へのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect AI をご覧ください。

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