Embulk を使用して JD Edwards のデータをデータベースにロードする方法

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Director, Technology Evangelism
CData JDBC Driver とオープンソースのETL/ELT ツールであるEmbulk を使ってJD Edwards のデータをデータベースにロードする方法を解説します。



Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for JD Edwards と組み合わせることで、JD Edwards から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for JD Edwards をEmbulk で使用してJD Edwards のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのJD Edwards のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。JD Edwards に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接JD Edwards にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。

JD Edwards への JDBC 接続を設定

Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JD Edwards\lib)を確認しておきます。

Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、JD Edwards に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、JD Edwards への認証用のJDBC URL を作成します。

ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。

  • URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
  • User:JD Edwards のユーザー名。
  • Password:JD Edwards のパスワード。
  • Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
  • Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
  • DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
  • Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。

公開するデータの選択

JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。

  • DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
  • SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。

接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。

組み込みの接続文字列デザイナー

JDBC URL の作成には、JD Edwards JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。


java -jar cdata.jdbc.jdedwards.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

組み込みの接続文字列デザイナーを使用してJDBC URL を生成(Salesforce の例)

以下は、JD Edwards への一般的なJDBC 接続文字列です。


jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;

Embulk で JD Edwards ののデータをロード

CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。

Embulk の入力・出力プラグインをインストール

  1. Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc
  2. 
    embulk gem install embulk-input-jdbc
    
  3. この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql
    
    embulk gem install embulk-output-mysql
    

入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してJD Edwards のデータをMySQL にロードする準備が整いました。

JD Edwards ののデータをロードするジョブを作成

まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はjdedwards-mysql.yml のようにします。

  1. 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for JD Edwards、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
  2. 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。

設定ファイルのサンプル(jdedwards-mysql.yml)


in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JD Edwards 20xx\lib\cdata.jdbc.jdedwards.jar
	driver_class: cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver
	url: jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;
	table: "AccountsPayable.AccountLedger"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "AccountsPayable.AccountLedger"
	mode: insert

ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。


embulk run jdedwards-mysql.yml

Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにJD Edwards のデータが格納されます。

フィルタリングした JD Edwards ののデータをロード

テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。


in:
	type: jdbc
	driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JD Edwards 20xx\lib\cdata.jdbc.jdedwards.jar
	driver_class: cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver
	url: jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;
	query: "SELECT DocumentNumber, Amount FROM AccountsPayable.AccountLedger WHERE [RecordId] = 1"
out:
	type: mysql
	host: localhost
	database: DatabaseName
	user: UserId
	password: UserPassword
	table: "AccountsPayable.AccountLedger"
	mode: insert

詳細情報と無料トライアル

CData JDBC Driver for JD Edwards をコネクタとして使用することで、Embulk のデータロードジョブにJD Edwards のデータを統合できます。また、200 を超えるエンタープライズデータソース向けドライバーにより、あらゆるエンタープライズSaaS、ビッグデータ、NoSQL ソースも統合できます。30日間の無料トライアルをダウンロードして、今すぐお試しください。

はじめる準備はできましたか?

JD Edwards Driver の無料トライアルをダウンロードしてお試しください:

 ダウンロード

詳細:

JD Edwards Icon JD Edwards JDBC Driver

JD Edwards 連携のパワフルなJava/J2EE アプリケーションを素早く作成して配布。