エンタープライズサーチのNeuron にJD Edwards のデータを取り込んで検索利用
ブレインズテクノロジー社のNeuron は、先端OSS 技術(Apache Solr)を活用したエンタープライズサーチ(企業内検索エンジン)サービスです。Apache Solr は、エンタープライズサーチ機能をAPI として提供してくれますが、Neuron はApache Solr に企業ユーザーがデータを探索するためのシンプルかつ使いやすいユーザーインターフェースと管理画面・運用機能を提供してくれます。これによりエンドユーザーが簡単にエンタープライズサーチを利用することができます。管理画面では、ファイルやデータのクローリング設定がUI で行えるようになっています。この記事では、Neuron に備わっているJDBC インターフェース経由で、CData JDBC Driver for JDEdwards を利用することでNeuron にJD Edwards のデータを取り込んで検索で利用できるようにします。
Neuron にCData JDBC Driver for JDEdwards データをロード
CData JDBC Driver for JDEdwards のインストールと.jar ファイルの配置
- CData JDBC Driver for JDEdwards をNeuron と同じマシンにインストールします。
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以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。
C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JDEdwards 20xxJ\lib\cdata.jdbc.jdedwards.jar
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このcdata.jdbc.jdedwards.jar とcdata.jdbc.jdedwards.lic ファイルをコピーして、Neuron のC:\APP
cf\lib フォルダに配置します。
Neuron CF でのJD Edwards のデータを扱うリポジトリの作成
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Neuron CF でクローラーの設定をGUI で行います。JDBC を読み取るためのリポジトリを作成します。Neuron の管理画面にログインし、[リポジトリ]→[リポジトリコレクション一覧]→[新規]をクリックします。
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任意のリポジトリ名を入力します。タイプは[JDBC]を選択します。
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次に、ドライバーのクラス名とJDBC 接続文字列でJD Edwards への接続を行います。
ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。
- URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
- User:JD Edwards のユーザー名。
- Password:JD Edwards のパスワード。
- Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
- Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
- DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
- Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。
公開するデータの選択
JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。
- DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
- SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。
接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。
ドライバクラス名:cdata.jdbc.jdedwards.JDEdwardsDriver
接続文字列:jdbc:jdedwards:URL=https://your-jde-environment-app.example.com;User=admin;Password=myPassword;
- [更新]をクリックして、JD Edwards に接続するリポジトリコレクションができました。
Neuron でJD Edwards のデータをクローリングするジョブを作成
続いて、JD Edwards のどのデータをどのようにクローリングするのかをジョブで定義していきます。
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管理画面で[ジョブ]→[ジョブ一覧]→[新規]とクリックします。
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任意のジョブ名を入力します。出力先にはSolr を選択します。リポジトリは先ほど作成したJD Edwards に接続するリポジトリコレクションを選びます。
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次に基本タブからジョブ実行を手動にするか、定期実行するかを自由に設定します。
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SQL タブでは、どんなデータを取得するのか、テーブル名やカラム、フィルタリング条件などを設定できます。CData JDBC ドライバがJD Edwards のデータをテーブルにモデル化しているので、標準SQL でJD Edwards をクエリすることができます。
- SQL文:SELECT DocumentNumber, Amount FROM AccountsPayable.AccountLedger
- キーカラム:Id など取得テーブルのキーとなるカラム
- 検索対象カラム:検索の対象とするカラム
- タイトルカラム:検索結果のタイトルとするカラム
- タイムスタンプカラム:タイムスタンプとなるカラムがあれば、ここで指定します
- リクエストパラメータでは、検索結果レコードのURL (があれば)を設定することもできます。URL を表示できると表示された検索結果からレコードに簡単に移動できます。
- 取得元では、ラベルを設定しておきます。[更新]をクリックして、クローラージョブの設定を完了します。
Neuron でJD Edwards のデータをクロールするジョブを実行
実際にNeuron で作成したジョブを実行します。[ジョブ]→[状態とジョブ管理]をクリックし、作成したジョブの[Start]をクリックします。
ジョブが正常完了すると、[Done]がステータスとして表示されます。
Neuron 上でのJD Edwards のデータの検索の実施
実際にNeuron 上で検索ができるか確認してみます。取得元を絞り込むこと、内容やファイル名での検索、ファイルサイズやファイル更新日の絞り込み、部分一致や全部一致で検索が可能です。 検索をかけてみると、以下のようにデータを取得できました。
CData JDBC Driver for JDEdwards をNeuron で使うことで、JD Edwards コネクタとして機能し、簡単にデータを取得して同期することができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。