DBxtra でJD Edwards のデータを使ってダッシュボードを構築

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Director, Technology Evangelism
DBxtra でJD Edwards のデータを基にしたダイナミックなダッシュボードの作成やデータ分析を行う方法を解説します。



CData のJD Edwards 用 ODBC ドライバーは、ODBC 標準経由でJD Edwards のリアルタイムデータにアクセスし、使い慣れた SQL クエリで各種 BI、レポート、ETL ツールからJD Edwards のデータを利用可能にします。この記事では、汎用 ODBC データプロバイダーとしてJD Edwards に接続し、DBxtra でJD Edwards のデータを基にしたチャート、レポート、ダッシュボードを作成する方法を解説します。

JD Edwards のデータへの接続設定

  1. まだ設定していない場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティを指定します。DSN の設定は組み込みの Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して行えます。これはドライバーインストールの最終ステップでもあります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して DSN を作成・設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章をご参照ください。

    ドライバーは Application Interface Services(AIS)Server を経由して JD Edwards に接続します。以下の接続プロパティを設定します。

    • URL:AIS Server のベース HTTPS URL(例:https://jde-ais.example.com:8300)。
    • User:JD Edwards のユーザー名。
    • Password:JD Edwards のパスワード。
    • Environment(オプション):使用する JD Edwards の環境(例:本番環境なら PD920、開発環境なら DV920)。指定しない場合は、AIS Server のデフォルト環境が使用されます。
    • Role(オプション):セッションで使用する JD Edwards のロール。指定しない場合は、AIS Server のデフォルトロールが使用されます。
    • DeviceName(オプション):接続元のデバイスまたはアプリケーションの識別子。AIS Server での監査やログ記録に使用されます。
    • Jasserver(オプション):リクエストのルーティング先となる Java Application Server(JAS)インスタンス。クラスタ環境で便利です。

    公開するデータの選択

    JD Edwards ではテーブルとビジネスビューが System Code ごとに整理されており、ドライバーは各 System Code をそれぞれ個別のスキーマとして公開します。利用できるスキーマは、以下のプロパティで制御できます。

    • DataModel:System Code をスキーマとして公開する ERP モジュール(カンマ区切りで複数指定可)。接続先インスタンスのすべての System Code を公開する場合は All を指定します。デフォルトは FinancialManagement です。
    • SystemCodes:DataModel の System Code に加えて公開したい System Code のカンマ区切りリスト(例:42,43)。

    接続時、ドライバーは認証情報を AIS Server に送信してセッショントークンを取得し、キャッシュします。セッションの有効期限が切れる前に、新しいトークンが自動でリクエストされます。

    DSN を設定する際には、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時にパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

  2. DBxtra アプリケーションを開き、New メニューから Project をクリックしてプロジェクト名を入力します。 新しいプロジェクトの作成
  3. Data Connection Type として ODBC Connection を選択します。 ODBC 接続の作成
  4. Data Source の参照オプション()をクリックします。
  5. Data Link Properties ウィンドウの Provider タブで、Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers を選択します。 プロバイダーの選択
  6. Connection タブで、Data Source Name と使用する初期カタログ(CData)を選択します。 プロバイダーの選択
  7. 接続名を入力し、適切なユーザーグループを選択します。 接続名とユーザーグループ
  8. プロジェクト内で接続をダブルクリックしてデータに接続します。 データへの接続

JD Edwards のデータでダッシュボードを作成

これでJD Edwards のデータを使ってダッシュボードを作成する準備が整いました。

  1. プロジェクト内の Report Objects を右クリックし、New Report Object を選択します。 プロジェクトのレポートオブジェクト作成
  2. 新しい Report Object で、リンクをクリックしてクエリを作成します。
  3. Select Data Connection ウィンドウで、先ほど作成したデータ接続を選択します。 データ接続の選択
  4. Query タブで、接続オブジェクトを展開し、ダッシュボードに含めたいテーブル、ビュー、特定のカラムを選択します。検索条件を指定したり、JOIN や集計を含む複雑なクエリを作成することもできます。 データの選択とクエリの構築
  5. Dashboard タブで、ダッシュボードのビジュアライゼーションと機能を選択します。クエリからのデータ値をダッシュボード項目の適切なフィールド(Values、Series など)に割り当てます。 ダッシュボードの構築

新しいダッシュボードが作成されたら、JD Edwards のデータ分析を開始できます。JD Edwards 用 ODBC ドライバーのおかげで、ダッシュボードを更新すればソースで行われた変更を即座に確認できます。同様に、常に最新のJD Edwards データを反映したレポートを作成・表示できます。

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JD Edwards ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからJD Edwards のリアルタイムデータ連携を実現するパワフルなツールです。

データベースにアクセスするときと同感覚でJD Edwards データにアクセスし、標準ODBC Driver インターフェースを通じてJD Edwards データを読み出せます。