リアルタイムSage X3 Cloud のデータをビルトインPower Apps のカスタムビジネスアプリに統合

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData Connect AI を使用してSage X3 Cloud のデータに接続し、リアルタイムでデータをMicrosoft Power Apps で構築されたアプリに統合します。

Power Apps は、ソフトウェア開発の時間を短縮しつつ、データに接続してWeb とモバイル両方で機能するカスタムビジネスアプリを構築および使用するためのサービスです。CData Connect AI と組み合わせると、Power Apps を使用して構築したアプリからSage X3 Cloud のデータにクラウドベースでアクセスできます。この記事では、Power Apps からConnect AI に接続し、リアルタイムSage X3 Cloud のデータを使用してアプリを構築する方法を説明します。

Connect AI からSage X3 Cloud に接続する

CData Connect AI では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
  1. Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。 Adding a Connection
  2. Add Connection パネルから「Sage X3 Cloud」を選択します。 Selecting a data source
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Sage X3 Cloud に接続します。

    Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

    • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
    • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
    • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
    • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
    • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
    • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
    • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
    • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

    ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

    Configuring a connection (Salesforce is shown)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Edit Sage X3 Cloud Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

パーソナルアクセストークンの追加

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect AI アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 Creating a new PAT
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

コネクションが構成されたら、Power Apps からSage X3 Cloud に接続できるようになります。

CData Connect AI に接続する

Connect AI を使用してSage X3 Cloud のデータをPower Apps に統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。

  1. Power Apps にログインします。
  2. Dataverse -> Connections -> New connection とクリックします。
  3. SQL Server を選択します。 Creating a new SQL Server Connection
  4. 接続ウィザードにて:

    • 「直接接続」を選択します。
    • SQL server name をtds.cdata.com,14333 に設定します。
    • SQL database name をSage X3 Cloud 接続の名前(SageX3Cloud1 など)に設定します。
    • Username をConnect AI のユーザーに設定します。([email protected])
    • Password を上記のユーザーのPAT に設定します。
    • 作成をクリックします。 Connecting to Connect AI

Sage X3 Cloud のデータを活用するアプリを構築する

Connect AI への接続が構成されたら、リアルタイムでSage X3 Cloud のデータをPower Apps で構築したアプリに統合することができます。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Create」をクリックし、「SQL」を選択します。 Creating a new app from data
  3. 作成したSQL Server 接続を選択します。
  4. 使用するテーブルを検索または選択します。
  5. Connect をクリックします。 Connecting to Sage X3 Cloud のデータ
  6. 新しく作成したアプリのレイアウトや、BrowseScreen、DetailScreen、EditScreen で表示されるフィールドの設定などを、ほかのアプリと同じようにカスタマイズします。 Customizing theSage X3 Cloud のデータapp

これで、組織内で使用するために保存・公開することができる、リアルタイムSage X3 Cloud のデータへの読み取りアクセス権を持つアプリを作成できました。

クラウドアプリケーションからSage X3 Cloud のデータへのSQL アクセス

Microsoft Power Apps からSage X3 Cloud のデータにリアルタイムで直接接続できるようになりました。これで、Sage X3 Cloud のデータを複製せずにより多くの接続とアプリを作成してビジネスを推進できます。

クラウドアプリケーションから直接数百種類のSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムデータアクセスを取得するには、CData Connect AI をお試しください。

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