国産BI ツールのActionista! からSage X3 Cloud に直接連携してビジュアライズ

桑島義行
桑島義行
テクニカルディレクター
Actionista! からリアルタイムSage X3 Cloud のデータに直接連携して分析を実施。



CData Driver for SageX3Cloud を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSage X3 Cloud のデータをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for SageX3Cloud をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSage X3 Cloud のデータへの連携を設定

CData JDBC Driver for SageX3Cloud をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for SageX3Cloud をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SageX3Cloud 2019J\lib\cdata.jdbc.sagex3cloud.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSage X3 Cloud のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • 
    # SageX3Cloud
    loader.jdbc.displayName.SageX3Cloud = SageX3Cloud
    loader.jdbc.initJdbcUrl.SageX3Cloud = jdbc:sagex3cloud:
    loader.jdbc.url.SageX3Cloud = jdbc:sagex3cloud:
    loader.jdbc.driver.SageX3Cloud = cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver
    loader.jdbc.dbmsInfo.SageX3Cloud = cdata.jdbc.sagex3cloud.SageX3CloudDriver
                
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Sage X3 Cloud のデータをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Sage X3 Cloud のデータをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSage X3 Cloud への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:Sage X3 Cloud に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      Sage X3 Cloud では OAuth 2.0 の Client Credentials フローを使用し、API へのアクセスには X-API-Key も必要です。AuthScheme を OAuth に設定し、以下の接続プロパティを指定します。

      • URL:Sage X3 Cloud インスタンスのベース URL。
      • OAuthAccessTokenUrl:OAuth トークンエンドポイント(例:https://your-auth-domain/oauth/token)。
      • OAuthClientId:OAuth アプリケーションのクライアント ID。
      • OAuthClientSecret:OAuth アプリケーションのクライアントシークレット。
      • Audience:トークンリクエストで使用する API の Audience 値。
      • XAPIKey:Sage X3 Cloud の管理者から提供された X-API-Key。
      • Folder:Sage X3 のフォルダ名(例:SEED)。このフォルダがデフォルトのスキーマとして使用されます。
      • Folders(オプション):Sage X3 フォルダのカンマ区切りリスト(例:SEED,PERF)。各フォルダが個別のスキーマとして公開されるため、Schema.Table 構文でフォルダをまたいだクエリを実行できます。

      ドライバーは Client Credentials フローでアクセストークンを取得し、すべての API リクエストで X-API-Key とあわせて送信します。InitiateOAuth を GETANDREFRESH(デフォルト)に設定しておけば、トークンの取得と更新は自動で行われます。

      
                          jdbc:sagex3cloud:AuthScheme=OAuth;URL=https://x3server/;OAuthAccessTokenUrl=https://auth-domain/oauth/token;OAuthClientId=your_client_id;OAuthClientSecret=your_client_secret;Audience=https://api-audience;XAPIKey=your_api_key;Folder=SEED;InitiateOAuth=REFRESH
                      
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSage X3 Cloud を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSage X3 Cloud に接続します。
  • Sage X3 Cloud への接続が完了すると、JDBC Driver がSage X3 Cloud のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • Sage X3 Cloud のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Sage X3 Cloud のデータのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • Sage X3 Cloud オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSage X3 Cloud のデータを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSage X3 Cloud のデータのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • Sage X3 Cloud キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSage X3 Cloud のデータのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Sage X3 Cloud キューブから表示させる項目を選択します。
  • Sage X3 Cloud キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • Sage X3 Cloud のデータをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for SageX3Cloud をActionista! で使うことで、ノーコードでSage X3 Cloud のデータをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

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